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23年度「心理学(3)」の投稿ページです。

satsugakushinri
作成: 2023/08/27 (日) 23:34:15
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1771
G22050 2024/01/31 (水) 03:57:15 11b2a@38357

最終レポート
[課題3への回答]
「宣言的記憶」(6章)と「ステレオタイプ」(9章)
 ステレオタイプとは特定の社会的集団に関する知識、信念、期待によって構成され知識構造のことです。例えば「偏差値の低い学校にはヤンキーしかいない」や「男の人には不器用な人が多い」などがあります。これらのステレオタイプは宣言的記憶の中のエピソード記憶(特定の日常で起こった出来事の記憶)が関係してると考えました。偏差値の低い学校周辺でヤンキーを見たというエピソードを持った人がそれを他の人に話してそれがどんどん広がることにより「偏差値の低い学校にはヤンキーしかいない」というステレオタイプが生まれ、家庭科の授業でクラスの男の人のミシンの使い方がとても下手くそだったのを見たというエピソードを他の人に話してどんど広がることにより「男の人には不器用な人が多い」というステレオタイプが生まれます。こう言ったいろんな人のエピソードの積み重ねによって様々なステレオタイプが生まれていったと考えたので「宣言的記憶」と「ステレオタイプ」は関連性があると考えました。
[出典]金沢 創、市川寛子、作田 由衣子「ゼロからはじめる心理学・入門」p105,p141

1911
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:19:40 >> 1771

15点差し上げます。

1772
G22078 2024/01/31 (水) 04:27:09 98718@3cb47

問題1
・手続的記憶について説明します。
手続的記憶とは同じことを何度も繰り返し行う事で無意識に出来るようになるというものです。例えば自転車を漕ぐとき、どのようにして倒れないようにバランスを保って前に進むのかを言葉で表すことは難しいですが難なく乗りこなすことが出来ます。実例として私が2年ほど自転車に乗る機会がなく、昨年の夏に久しぶりに自転車に乗った際に、何の不自由もなく自転車に乗る事が出来たという実体験があげられます。
この様に言語化せずとも体が反射的に行える事を手続的記憶と言います。
・学習障害について説明します。
学習障害とは知能に遅れは無いが聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する等の基礎能力が劣っている事を言います。
例としては小学校低学年くらいまでは周りと大差ない学習能力だったが成長するにつれて周りの学習能力が上がっても、簡単な計算問題が解けなかったり文章を読解する力が身につかない等が挙げられます。
(出典https://wellness.shionogi.co.jp/psychosis-neurosis/developmental-disability/property/ld.html)

1855
satsugakushinri 2024/02/09 (金) 18:45:11 >> 1772

12点差し上げます。

1773
G22151 2024/01/31 (水) 04:47:23 a4161@1341b

問題1への回答

1つ目は、質問紙法について説明する。
質問紙法の例を挙げると、リッカート法というものがある。これは、まったく当てはまらないからよく当てはまるというように段階的に選択肢を用意し、選んでもらうというものだ。このように、質問紙法は、あらかじめ決められた方法があり、だれがやっても同じ結果が出やすいというメリットがある。しかし、質問に本当は当てはまるのに当てはまらないを選ぶということもできて、意識的に自分の回答を調整できるため、本当の自分を隠してしまう
というデメリットもある。
なぜ、この例を選んだかというと、質問に答えるというやり方を例にすることにより、誰が調査しても同じ答えになるというメリットをわかりやすく説明できるかつ、質問の回答は自分の意志で変えることができるというデメリットの二つの特徴をわかりやすく説明できる例だと考えたからだ。
参照 https://psycho-psycho.com/questionnaire-method/

2つ目は、葛藤について説明する。
葛藤の例をあげると、接近―接近葛藤というものがある。例えば、好きなアイドルがいるとしよう。その人が好きで、ライブとかイベントに行きたいとする。でも、もう一人好きなアイドルの人がいて、その人のライブにも行きたいとなっている。しかし、お金がなくてどちらか一人に専念しないといけないため選ばなければいけない。というように、あっちもこっちもいいいう状態が接近―接近葛藤だ。葛藤とは、好ましい状態やそれに近づきたいという接近欲求と好ましくない状態から逃れたいという回避欲求というものがあり、これらの欲求が複数生じて、さらにその両方がみたされないと分かった時とき、欲求を達成するための行動がとれなくなる状態をいう。この例でいうと、どちらか、好きなアイドルを応援する方を選ばなければならないという、両方満たせない状態になっているため、葛藤の状態になっている。
なぜ、この例を選んだかというと、アイドルとかファンの目線の例をかくと身近なものに感じて、理解がしやすいと考えたからだ。

1856
satsugakushinri 2024/02/09 (金) 18:46:13 >> 1773

11点差し上げます。

1774
Q22168 2024/01/31 (水) 05:37:17 1f49b@ce68e

期末レポート
問題1
「手続的記憶」(6章)
 記憶研究の分野では、記憶はまず長期的記憶と短期的記憶に分類され、手続的記憶は長期的記憶に属しています。手続き記憶は、自転車に乗れるようになるとか、うまく楽器の演奏ができるようになるというような記憶で、同じような経験の繰り返しにより獲得されます。
 私は水泳の経験で手続的記憶説明をします。最初は手の入れ方、腕の振り方、呼吸のタイミングなど反復的な訓練が必要です。その練習を重ねることで、手と足の動かし方を考えずも水中を動かせるようになります。
 自身は水泳の動作の手続きを覚えて、繰り返すから泳ぐことを習得しました。水中で体を動くことは主に無意識的であります。手続的記憶はこのような主に経験に基づいて、意識的な制御から解放され、無意識的な記憶です。
Structure and function of declarative and nondeclarative memory systems. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America Squire, L.R. & Zola, S.M. (1996).
 「記憶の神経心理学」(2002)山鳥重 医学書院

「質問紙法」(12章)
 質問紙法は、情報を収集し、意見や態度を評価するために使用される一般的な調査手法の一つです。この手法は主に標本集団の大規模なデータを収集する際に利用され、統計的な分析に基づいて傾向やパターンを把握でき、信頼性と妥当性が高い調査法です。
 心理学研究で、質問紙法の特徴は主観的な要素の収集、パーソナリティや感情の評価、臨床心理学での利用、自己認識の促進、標準化と信頼性、比較的簡便で低コスト、被験者の匿名性などの特徴があります。
 私は高校の心理調査アンケートを例として説明します。
 まずは、通常の質問紙法と同じように、「標準化と信頼性」「比較的簡便で低コスト」「被験者の匿名性」「大規模な標本集団」などの特徴があり、学生全体のデータを収集し、一般的な傾向を把握できます。
 心理に関する質問紙は学生の個々の主観的な経験や感情を収集するために使用され、学生の内面的な状態や心理的なプロセスを理解することができます。また、学生のパーソナリティ特性や感情の状態を評価し、比較可能なデータが得られます。学校はそのデータを基づいて、学生の精神的な症状や障害の評価、治療に役立ちます。
 心理学で質問紙法はさまざまな心理学的な側面や研究領域で広くされ、心理学者や臨床家が個体の心理的な状態やプロセスを評価し理解するための調査法として重要です。

1857
satsugakushinri 2024/02/09 (金) 18:48:01 >> 1774

15点差しあげます。

1775
G21079 2024/01/31 (水) 07:48:36 修正 3b1f9@9f020

最終レポート 問題1
「ステレオタイプ」
ステレオタイプとは、特定の社会集団に関する知識、信念、期待によって構成された知識構造のことを言います。人は、相手の職業や性別、血液型などのカテゴリーでの印象や行動やエピソードからの印象で判断してしまう傾向があるため、そういったことが偏見をもたらす原因となってしまいます。例えば、血液型がA型の人は几帳面でO型の人はおおざっぱと、世間では言われています。私は、物をきれいに整頓してもらうという仕事を割り振る時、丁寧にやってくれそうな人を選びたいため、几帳面なA型の人を選びます。しかし、実際状態を見たら、ばらばらの位置にあったり、雑に置かれていました。逆にO型の人にやらせてみたらきれいに整頓されていました。2004年に、日本と米国において、計1万件のデータで血液型性格の傾向が検討されており、血液型は性格の0.3%未満しか説明できないという結論となり、すなわち血液型と性格診断はできないと考えられています。このように、相手の血液型というカテゴリーで印象で仕事を割り振るひとを判断してしまったことが、ステレオタイプだということになります。
出典:ゼロからはじめる心理学・入門(p141~p142)

リンク
「葛藤」
 葛藤とは、接近欲求と回避欲求が複数生じ、さらにそれが拮抗する時、欲求を達成するための行動が取れなくなってしまうことです。外的には障害が生じていないのに、どうしたいいのかわからなくなり、身動きが取れなくなってしまいます。例えば、私は家にいてテスト勉強をしようとしている時、友達から遊びに誘われたことがあります。私は、誘われたことによって、テスト期間という事もあり、遊びたいという接近欲求が生じました。しかし、一方で、テストのために勉強しないと単位を落としてしまうから、嫌いな勉強でもしなきゃいけないという回避欲求が生じました。その時、迷っている状態が続いていたため、遊びに行く準備をするわけでもなく、勉強を開始するわけでもなく、その場で何もせず動けなくなっていました。この例は、接近欲求と回避欲求が複数生じ、どうしたいいのかわからなくなり、身動きが取れなくなってしまっていたため、葛藤していると言えます。
出典:ゼロからはじめる心理学・入門(p157~p158)

1858
satsugakushinri 2024/02/09 (金) 18:49:09 >> 1775

18点差し上げます。

1776
satsugakushinri 2024/01/31 (水) 09:04:17

[問題1]の投稿は締め切りました。引き続き、[問題2][問題3]に取り組んでください。

1777
G23501 2024/01/31 (水) 10:28:41 e4f78@a0fc8

課題2 取り上げる人物:エリクソン、セリエ

エリクソン
発達を循環的なプロセスとしてとらえるライフサイクル論を提唱し、人生とは課せられたライフタスクを次々とこなしていく過程だとした。エリクソンのライフサイクル論では、乳児期(0-2歳)、幼児期(3-4歳)、遊戯期(5-7歳)、学童期(8-12歳)、青年期(13-22歳)、前成人期(23-34歳)、成人期(35-60歳)、老年期(61歳~)と区別されている。
 フロイトの発達論が思春期までを対象とし、心理-性的、心理-生物学的であったのに対して、エリクソンのライフサイクル論は、個人の発達は社会との相互作用で起こるとする「心理ー社会的側面」を重視して、生涯発達理論として拡張したものである。各段階には人生課題(発達課題)があるとして、対人関係的、社会的基盤となる心理特性の獲得が各発達段階で求められる。また、ピアジェの発達段階論が、年齢が上がるにつれて自己を中心に能力を獲得するという、右肩上がりに発展していく見方だったが、ライフサイクル論では、一定の時間が進んでいく中で、ライフタスクという課題が存在し、その課題を連続してこなしていくという循環的なプロセスという見方をしている。

セリエ
 ストレスにより生体反応を明らかにした人物。ストレス反応は警告期、抵抗期、疲憊期という3つの段階があると仮定した。それぞれで身体に反応があり、特に疲憊期は重度の疾患(高血圧や心臓疾患、胃潰瘍など)にかかるリスクが高まる。警告期では、一時的に体温や血圧、血糖値が下がる等、身体の抵抗力が低下する。その後、抵抗期では、ストレスに抵抗するため、生理的な機能が亢進し、外的な変化に対応できるように体を準備状態に持っていく。このストレスが長期的に持続すると、生理的反応の維持が難しくなり、抵抗力が弱まる。
 ストレス問題の研究を行った生理学者で、生体が外部からの刺激(寒冷などの環境的なものや、怒りや不安といった精神的緊張など)を受けたときに、これらに対応しようとして生体に一定の反応が起こることを発見した。

参考
ウィキペディア:ハンス・セリエ
リンク
心理学用語の学習:ストレス(理論)
リンク
心理学用語の学習:エリクソンのライフサイクル理論
リンク
〈ストレス〉ストレスの仕組み-生物、心理、社会的に見た場合(京都府)
リンク

1881
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:26:09 >> 1777

26点差し上げます。

1778
F23075 2024/01/31 (水) 11:46:20 9a014@556e9

課題2 
ピアジェについて
ピアジェはこどもの認知力の発達の過程を明らかにし、自己中心性の概念を提唱した。また、ピアジェは発達心理学における人間の発達観の代表的「発達段階論」を提唱した。ピアジェは「感覚運動器」、「前操作期」、「具体的操作期」、形式的操作期」などの段階を設定した。人間は徐々に自己を中心とする感覚から離脱し、抽象的で客観的な世界に至ると図式化した。一つ一つの発達段階という階段を登っていくことこそが発達であるとする考え方が発達段階論の特徴である。

エリスについて
エリスは認知行動療法のベースとなった心理療法の、倫理療法を行なった。倫理療法は、人が感じる心理的な問題は「何が起きたか」ではなく「それをどのように解釈したか」によって起こりうるものである、とする考えかである。倫理療法の代表的んが理論として「ABC理論」がある。エリスは「A出来事そのものが」「C心理的な結果に結びつく」という考えを否定して「A出来事が起きて、それをB認知して、結果的にC心理的な結果に結びつく」とした。エリスは、起こってしまった事実は覆すことができないが、誤った受け止め方、歪んだ認知を修正することによって治療することができると考えた。

1882
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:27:37 >> 1778

15点差し上げます。

1779
F23075 2024/01/31 (水) 12:24:46 9a014@556e9

課題3
感情心理学(8章)と社会心理学(9章)の関係
感情心理学で扱われている「表情」と社会心理学で扱われている「ステレオタイプ」はどちらも人を判断する要素になる点で類似していると考える。例えば感情がよく表情に出る人は、物事を頭で考えるよりも感情優先で動く人と判断されることがある。これは実際には、その人が感情的な性格ではないとしてもステレオタイプによって分類されたと言えると考える。逆に感情が表情に出ずらい人はいつも何を思っているカわからない怖い人と判断されることがある。これも人をカテゴリーに分けその人の性格を推測して対応するステレオタイプが働いていると考える。このように表情は人をカテゴリー分けする要素になり、ステレオタイプを働かせる要素になる。このことから「表情」と「ステレオタイプ」は関連があると考えた。

1912
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:20:46 >> 1779

8点差し上げます。

1780
G22068 2024/01/31 (水) 14:38:50 101b7@8c90c

課題3
「操作的定義」(0章)、「コントロール可能性」(10章)について
 操作的定義は、操作することによって心を数値化することである。コントロール可能性とは、出来事を自分で止めることができることということで、個人のストレスによりよい対策、対処をコントロールするということである。これらは、操作的定義・コントロール定義ともに、自分の心を操る、コントロールするという点で類似している。
参照資料
0章 心理学のイメージ
10章 なんだかいやな気持ち -ストレスと心の病気-

1913
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:21:25 >> 1780

2点差し上げます。

1781
F23102 2024/01/31 (水) 15:09:14 修正 b8c6c@0587b

問題2
ピアジェ(7章)
スイスの心理学者である。知能の発達を研究し、自分の子ども3人の観察・実験から、子どもの知能発達が感覚運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期の4つの段階を経ることを主張した。また、知能の発達が、外界の対象を自分のシェマに取り入れる同化と、外界の対象に合わせて自分のシェマを変えていく調節によってもたらされる均衡化を通じて起こると考えた。彼の取り組みは、認識の発達のプロセスを明らかにしようとする発生的認識論として体系化され、心理学や教育学に大きな影響を与えた。
出典 心理学専門校ファイブアカデミー「心理学キーワード&キーパーソン事典」,2020年,ナツメ社
ピアジェは知能発達の研究において自分の子どもを対象に観察や実験をし、知能・認識の発達のプロセスを明らかにするという面で心理学に貢献しました。

エリクソン(7章)
自我心理学派の精神分析家である。デンマーク系の母親の元、ユダヤ系ドイツ人としてフランクフルトに生まれた。母親は彼が幼少のときにドイツ人小児科医と再婚した。彼はその北欧系の容貌からユダヤ人社会で差別を受け、またドイツ人社会からもユダヤ人であるという理由で差別を受け、さらに家庭では養子として家族に所属しきれず、ギムナジウム卒業後は大学には進まず画家を目指して放浪して過ごした。このような体験が、彼の理論形成に大きな影響を及ぼしたとされる。
 のちにFreud,A.(フロイト,A.)の教育分析を受け、児童精神分析家となった。ナチスの迫害のよってアメリカに渡り、Freud,S.(フロイト,S.)の心理=性的発達段階説に社会的視点を取り入れ、人は生涯にわたって発達すると考えるライフサイクル論として、8つの発達段階を提唱した。
出典 心理学専門校ファイブアカデミー「心理学キーワード&キーパーソン事典」,2020年,ナツメ社
エリクソンは人生とは課せられたライフタスクを次々とこなしていく過程であるとしたと教科書で紹介されていますが、その理論には上記のような差別や放浪といった苦難が影響しています。このようにしてエリクソンは生涯発達の理論を唱え、心理学史に貢献しました。

1883
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:29:15 >> 1781

24点差し上げます。

1782
F23077 2024/01/31 (水) 18:13:32 cdd44@9d57a

問題2の解答
カントについて
カントは認識論哲学で有名となり、「自然の形而上学」において心理学にふれ、心理学の対象となる存在が大きさや重さなどがない存在であるがゆえに自然科学の対象にはなりえないと議論を行ったと教科書に記されている。このようにカントは心理学は学問として成り立たないと警告し現在の心理学の成立に貢献した。

バンデューラについて
バンデューラとは観察学習を提唱した人物である。子どもたちに2種類のビデオ(片方は大人が遊んでいる。もう片方は人形に攻撃)を見せる実験を行った。結果人形に攻撃をしている様子を見ていた子どもの方は、人形に対し攻撃的になった。
このように、バンデューラは他人(モデル)の行動を観察・模倣するだけで学習が成立すると主張した。

出典:https://yasabito.com/1451

1884
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:30:38 >> 1782

10点差し上げます。

1783
F23121 2024/01/31 (水) 18:24:00 修正 e8590@1aeca

問題2
「シュプランガー」(5章)
ヴントやエビングハウスの実験的・説明的な行き方に反対し、記述的・了解的な精神科学的心理学の立場をとったディルタイの弟子のシュプランガーは、社会には経済・理論・審美・宗教・社交・政治の6つの文化的価値があり、個人はそのうちの1つだけを目標として生活することはないとしてもそのうちのどれを最重要視しているかによってタイプ分けすることができる、という考えを示した。シュプランガーは、人が追及する価値の違いによって生き方の形式が異なることに着目し、無時間的な理想型というべき次のような性格類型を立てた。
理論的人間:知識体系に価値を見出す
経済的人間:実用価値を重んずる
審美的人間:形式と調和に強い関心を示す
社会的人間:社会福祉増進に興味を抱く
権力的人間:権力による支配に関心をもつ
宗教的人間: 聖なるものの価値を重んずる
「シュロスバーグ」(8章)  
表情ははっきりいくつかの分類にわけられるものではなくてむしろひとつの連続体としても考えた。シュロスバーグは、種々の情緒反応を示した男優の多くの写真を被験者に提示し、6種の情緒の名前がそれぞれ書かれている6個の箱を用意し、各表情写真がどれに属するかを判断して箱に入れさせた。この場合、6種の表情判断の尺度は、愛・楽しみ・幸福、驚き、恐れ・苦しみ、決意・怒り、嫌悪、侮辱である。分類の結果、6つ尺度の関係を調べたところ、6つの尺度は直線的なものではなくて円環的なものであることが明らかにした。たとえば、愛・楽しみ・幸福にもっとも多く分類された写真は、そのつぎには侮辱と驚きに分類されるというように、隣り合った情緒は混同され易いことが分かった。そこでシュロスバーグは、情緒判断尺度を円形の2次元的尺度で示し,さらに各種の表情を快 - 不快(P-U),注 意-拒否(A-R),睡眠- 緊張 (S-T) の3つの軸にとり、色立体にならって P-U は青- 黄、A-R は赤-緑、S-T は明るさの軸にそれぞれ相当するとしている。
表情写真を使ってその背後にある情動を被験者に判断させ的中するかどうかを扱った研究は多くなされたがシュロスバーグは判断の正誤だけでなく、誤りの程度を考慮して研究を進めた。演劇をしている人に頼んでいろいろな情動を表出した顔面表情を写真にとって、大学生に判断させたところ、誤りに一定の規則性があることがわかった。隣接するカテゴリー内でとりちがいがあることは前述した。また同じカテゴリーの区別は偶然的にしかできないことを明らかにした。
出典 金城辰夫・野口薫「心理学概論」1984 有斐閣

1885
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:31:53 >> 1783

25点差し上げます。

1784
Q21036 2024/01/31 (水) 18:30:17 14f45@ddbde

最終レポート
問題2
ニスベット(9章)について
 ニスベットは、アメリカの心理学者であり、文化心理学の分野で知られています。ニスベットは、文化の中で個人主義と集団主義の違いに焦点を当てました。彼の研究は、西洋の文化が一般的に個人主義的であり、東洋の文化が集団主義的であるという一般的な傾向を指摘しています。これらの文化的差異が、個々の価値観や行動傾向に影響を与える可能性があります。
 他にも、異なる文化での思考スタイルや認知プロセスの違いに注目しました。例えば、東アジアの文化では環境全体を綿密に観察する傾向があり、これが場面全体の文脈を理解する能力に影響を与えるとされています。一方で、西洋の文化では特定の対象に焦点を当てることが一般的であり、これがより分析的な思考スタイルにつながるとされています。
 これらの研究から得られた知見は、異なる文化での認識や行動の理解を深め、異文化コミュニケーションや異文化間の対話において有益な洞察を提供しています。

セリグマン(10章)について
 セリグマンは、アメリカの心理学者であり、ポジティブ心理学の創始者として知られています。セリグマンの示す楽観主義には永続性、普遍性、個人度の3つの柱からなっている。
 永続性は、良いまたは悪い出来事が一時的なものなのか、永続的なものなのかについての信念や認識。永続性の認識は感情の安定性や心理的な回復力に影響を与える。楽観主義者は良い出来事を永続的なものとして受け入れ、悪い出来事を一時的なものとして見る傾向があります。
 普遍性は、ある出来事が特定の一部分だけでなく、広範囲にわたるという認識。普遍性の認識は出来事が生活全体にどれだけ影響を与えるかを示し、その影響が一時的なものか永続的なものかを決定するのに寄与します。
 個人度は、ある出来事の原因を他人や状況ではなく、自分の内部に求める傾向。個人度が高い人は、出来事の結果や影響に対して自己責任を感じやすい。これは自己効力感やコントロール感を強化し、主体的な行動を促進することがあります。
 これらの概念は、個々の人が出来事に対する認知や信念にどのように反応するかを理解する上で役立ちます。楽観主義、永続性、普遍性、個人度のバランスが、人々の心理的な健康や対人関係、ストレスへの対処に影響を与える可能性があります。

1886
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:32:43 >> 1784

18点差し上げます。

1785
F23002 2024/01/31 (水) 19:44:14 a76e6@c3136

最終レポート【問題2】

バンデューラ(3章)について
バンデューラは社会的学習理論を提唱したアメリカの心理学者である。
バンデューラは観察学習が生起する過程を注意(attention)、保持(retention), 産出 (production),動機づけ(motivation)という相互関連のある4つの下位過程を設定してきた。この考えは、1969年ごろに提唱された。
注意過程とは、示範された諸行動を採楽したり知覚したりする過程である。バンデューラは、少なくとも、多数のモデルの中から特定のモデルを選択し他を無視すること、全刺激複合の中から適切手がかりに対して弁別的観察をすることが観察者の注意過程に関わるという。
保持過程は、示範された事象を保持する過程である。この過程には、言語とイメージの二つの表系が関わっている。保持を促進する要因として、徴的リハーサルや運動的リハーサルなどの要因が強調されている。
産出過程は、発徴的表を利用してオバートな実行を導く過程である。この過程では、示範行動の系列を個々の構成単位に分析し、それを認知的に体制化していく作用を想定している。
動機づけ過程は、観察を通じて習得した内容を実際に遂行する過程である。この過程では強化の役割が重視されていたが、それは一時期、この過程を、強化と動機づけ過程と称していたことからも分かる。強化の種類としては、外的強化、代理強化、自己強化の三つがあげられ、実証研究が重ねられてきた。
-https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/31/2/31_229/_pdf/-char/jaより

セリエ(10章)について
セリエはストレスとストレッサーを初めて定義し、適応症候群の理論を中心としたストレス学説を提唱した。ストレスの定義については、セリエは最終的には、「ストレスとは何らかの要求に対する生体の非特異的反応である」とした。また彼は、ストレスを誘起的作因に反応する生体内の状態を意味する言葉として使用し、誘起的作因に対してはストレッサーという語を提案した。
セリエはストレスが主要な病因的役割を果たす疾患を適応疾患と名づけ、重要なものとして消化性潰瘍、心血管系疾患(特に高血圧と心筋梗塞),精神障害および若干の免疫疾患をあげている。その後、社会的心理的ストレスの著しく強かった特定の集団についての疫学的検討から,消化性潰瘍,心血管系疾患、精神障害に心理的ストレスに起因するもののあることが確立された。冠性心疾患の発生に心理的ストレスが大きな役割を果たすということは、多くの疾学的研究により支持されているが、さらにその発生に個人差のあることがくわしく研究され、リスクの高い人はタイプAと呼ばれてタイプB(冠性心疾患に対して低リスク)と区別された。タイプAは「極端な競争心、積極性、性急、過剰の警戒心等々の感情」により特徴づけられる行動的症候群または生活のスタイルをもつ人々である。消化性漬瘍、冠性心装患、精神障害については、職業性ストレスとの関連について多くの研究がなされてきた。たとえば、仕事の要求が高く、明瞭性の低い場合、冠性心疾患の発症率が高いという。
-https://www.niph.go.jp/journal/data/42-3/199342030002.pdfより

1887
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:35:33 >> 1785

24点差し上げます。

1786
F23002 2024/01/31 (水) 20:59:33 a76e6@c3136

最終レポート【問題3】

記憶(6章)と表情(8章)について
私たちの人間関係は顔の特徴を記憶することから始まると考えられる。顔の記憶を左右する(覚えやすい、覚えにくい)要因として、目立ちやすさだけではなく、表情の違いなどによって顔の記憶成績は変動する。同じ人でも笑ったり怒ったり驚いたりと様々な表情を浮かべることができるが、どういった表情であったかによって記憶されやすさが異なることが知られている。例えば、初めに見るときの表情が、真顔よりも笑顔の方が記憶されやすいという研究結果も出ている。これは、顔を記憶するときに、顔の形や目の大きさ、口の形などのような形態特性について判断しながら見るよりも、相手がどのような性格の人なのかを考えながら見るほうが記憶成績が良いためである。

参考:吉川左紀子(1995)「表情が顔の再認記憶に及ぼす影響」,追手門学院大学人間学部紀要,創刊号,59-78.

1914
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:22:33 >> 1786

12点差し上げます。

1787
G21119 2024/01/31 (水) 22:15:00 修正 b8ee1@07747

課題3

キーワード1・ストレス反応(10章)
キーワード2・適応(3章)

ストレス反応と適応力は、心理学の異なる側面から取り上げられるテーマですが、これらを関連づけることでストレス管理や個人の成長について理解が深まります。
ストレス反応は、身体や心理的なストレスに対する生理学的・行動的な反応を指します。一方で、適応力は、環境の変化に対応する能力を示します。
これらのキーワードを結びつけるポイントは、適応力がストレス反応にどのように影響を与えるかです。例えば、適応力が高い人は、ストレス状況においても効果的な対処策を見つけ出し、ストレス反応を抑制する可能性が高いです。逆に、適応力が低い場合、同じストレス刺激に対してより強いストレス反応が生じることが考えられます。
また、一度のストレス反応だけでなく、継続的なストレスが個人の適応力に与える影響も重要です。持続的なストレスが高まると、適応力が低下し、身体や心の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
このように、ストレス反応と適応力は相互に影響し合う要素として理解され、ストレス管理や個人の精神的な健康を促進する上での重要な視点となります。

1915
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:23:33 >> 1787

12点差し上げます。

1788
Q21036 2024/01/31 (水) 23:01:38 14f45@ddbde

最終レポート
問題3
「学習」(2章) 「記憶」(6章)
 学習は、経験や情報に基づいて知識やスキルを得るプロセスです。新しい情報を取り入れ、既存の知識と結びつけ、問題を解決するための手段や方法を習得することが含まれます。
 記憶は、過去に経験した情報を保持し、必要なときにそれを取り出す能力です。記憶は情報の取得、保持、回復の3つの段階から成り立っています。
 例えば、新しい言語を学ぶ場合、日常的な単語やフレーズを学ぶことが学習であり、学習者はこれらの単語やフレーズを繰り返し学び、長期記憶に留め、後でその言葉を思い出して使用することが記憶になります。
 学習のプロセスでは、新しい情報が脳に取り込まれ、既存の知識と結びつけられることがあります。この結びつきが記憶を形成します。繰り返し学習することや意味のあるコンテキストで情報を学ぶことが、より強固な記憶の形成につながることが研究で示されています。
 学習した情報は、一時的には短期記憶に留まりますが、その後、繰り返しや深い理解によって長期記憶に転送されます。長期記憶は、時間の経過や情報の重要性に関わらず、比較的恒久的に情報を保存する能力を指します。
 学習によって形成された記憶は、必要なときに喚起されることがあります。再学習や復習は、記憶を強化し、情報の長期的な保持を支援する重要な手段となります。
 このように、学習と記憶は相互に補完しあうプロセスであり、新しい情報を取り込んでそれを記憶として保持することで、個体が適切に行動し、問題を解決するための基盤が築かれます。

1916
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 08:24:20 >> 1788

10点差し上げます。

1789
F22096 2024/01/31 (水) 23:05:40 1245f@c6356

課題2
カーネマン(10章)について、彼は行動経済学者で、1979年にA.トベルスキーと共にプロスペクト理論を提唱した人物だ。
プロスペクト理論とは引用から「『人は合理的に行動する』と仮定されていることに対し、「人は系統的に間違いを行う」ことを指摘するとともに、『損失回避』などの特徴を備える」という理論だ。この理論のため、人間は損失を少なくするように選択を行うという理論を基にして、消費者が損をしないように思わせるマーケティングをする企業が増えた。この理論で、彼は経済学者としてノーベル賞を受賞している。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2018pdf/20180801002.pdf
ウィリアムズ(11章)について、彼女は世界で初めて自閉症患者が自らの精神について記述した著作を出版した人物である。
また、引用から「「理由を言葉で言えないすばやい心の理解」の「直観的心理化」となる...この「生まれつき」というのが,実は多数派が無意識に行っている,後述の「解説可能性としてのストーリー」である」から自閉症患者がなぜ対人関係が苦手と言われるのか、何に困難を感じているのかを理解する手がかりを供与したという点で貢献したといえる。

1888
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:38:56 >> 1789

16点差し上げます。

1790
F22096 2024/01/31 (水) 23:45:21 修正 1245f@c6356

>> 1789
ウィリアムズについての引用文献が抜けていたので添付
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2020/proceedings/pdf/JCSS2020_P-135.pdf

1791
g22052 2024/02/01 (木) 00:09:46 8dc81@047fd

最終レポート
課題2 クレッチマー(5章)、エクマン(8章)
クレッチマー(5章)について説明します。クレッチマーはドイツの精神医学者でその人の体格に応じて人々の気質を3つに分けました。心理学で性格を記述するとき、類型論と特性論という2つの立場があります。類型論とは人間をいくつかに分ける考え方です。その代表的なのはクレッチマーの類型論です。体系と気質を結び付けた3つの類型があるとしました。それは、細長型は分裂気質で、控えめで真面目であり、肥満型は循環気質で、社交的で温厚であり、闘志型は粘着気質で、几帳面で熱中しやすいことがあります。また、躁うつ病は肥満型、統合失調症は細長型が多いことがあります。教科書には書かれていないことを付け足すと、最初は循環性と分裂性の2つであったが、因子論的研究で粘着性因子が不明瞭でありながらも粘着性気質を付け加えたというのがある。因子が不明瞭ではあるが類型概念には入っているので、循環性と分裂性のように同等の重みがあることがいえる。
出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy1926/57/5/57_5_315/_pdf

エクマン(8章)について説明します。エクマンはアメリカの心理学者で基本6感情の概念を確立しました。怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚きです。あらゆる表情を分類するために、FACSを考案しました。FACSとは、アクション・ユニットがあり、1番目は「眉の内側をあげる」といった動きであり、これは悲しみを記述する際に必要となります。
他にもエクマンはポリグラフ検査などの身体反応を利用したうその検出に関しても貢献しました。皮膚の電気活動や心拍数の変化などの指標を利用して、コミュニケーションにおいてうそをついているかどうかを判断する方法を開発しました。これは教科書に書かれている基本6感情に似ていて、エクマンはコミュニケーションにおいて身体反応を見て悲しみや怒りなどが分かって、表情とは違いますが身体反応という部分で関連があると思いました。
出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/48/3/48_384/_pdf/-char/ja

1889
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:41:09 >> 1791

20点差し上げます。

1792
g22151 2024/02/01 (木) 00:33:46 b51ca@1341b

最終レポート
問題2への回答

1人目は、カーネマンについて説明する。
カーネマンは、教科書では、葛藤の接近―接近葛藤のところで、選択肢がふえれば増えるほど最終的に選んだ選択肢の満足度が小さくなるといった人となっている。これに関連することについて説明する。カーネマンは、行動経済学を創設した一人だ。行動経済学は、 経済学と心理学の融合から生まれたものだ。この経済行動学で、人間は必ずしも合理的な決定をせずに感情で動くことがあるとし、限定合理性が人間の思考に存在するということを示したという功績がある。カーネマンは、このように考えていたため、教科書の葛藤の部分で人は、最終的に一番好きだと思った選択肢を選んだつもりだったが、感情で動いてしまうため、他のものよかったのかもしれないという感情などにとらわれ、満足度が小さくなってしまうといったのではないかと考えられる。
 2人目は、カウフマンについて説明する。教科書では、K-ABC心理・教育アセスメントバッテリーという検査を開発したと書かれている。カウフマンは、この知能検査を開発した。この検査は、問題解決に必要な情報処理能力と得された知識・技能を測定するものだ。2歳から16歳までを対象としていて、子どもに使われる検査だ。これは、日本語版が標準化されていて日本でも使われている。このように日本でも使われているような検査方法を開発したのがカーネマンだ。
参照
https://kotobank.jp/word/カーネマン-176448
https://kotobank.jp/word/行動経済学-23090#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29
https://kotobank.jp/word/知能検査-96393

1890
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:42:38 >> 1792

18点差し上げます。

1793
G21032 2024/02/01 (木) 00:39:26 1723c@0797d

最終レポート 問題2
「クレッチマー」(5章)
 クレッチマーは、心理学史上で体型と人格特性の関連性についてで知られています。彼は、体型の特徴が個人の性格や気質に影響を与えるという理論を提唱しました。パラメータの組み合わせで表現する特性論とは異なり、カテゴリーに分類するのが類似論である人々の体型は3つの基本タイプに分類されるとされています。1つ目の肥満型は、気質として躁うつ気質、循環気質と呼ばれ、特徴として社交的であったり、融通が効く性格や人格に分けられます。2つ目は、細長型です。気質として敏感さと鈍感さという相反する感受性の釣合いに問題のある分裂気質で、非社交的や敏感かつ鈍感な性格に分類されます。最後に、闘士型です。粘着性のあるてんかん気質で、几帳面で、融通が効かない性格だと分類されています。これらの体型タイプは、人々の性格や気質に関連しているとされ、クレッチマーの理論は一定の注目を浴びました。しかし、彼の理論には批判もあり、体型と人格特性の関連性は単純化されているという指摘もされています。ただ、人間の体型というのはそれほど重要で、心理的に自分と同じ体型の人の悩みや気持ちが分かるのと同じ状態であることが分かります。
参考文献
ITカウンセリングLabhttps://it-counselor.net › kretschmer...クレッチマーの性格類型論(体格タイプ論)

セリエ(10章)
 セリエは、スイスの心理学者であり、子どもの発達の研究で大きな貢献をしました。彼の研究は、子どもの思考、知識、知覚の発達についての理論的な枠組みとして広く受け入れられています。セリエは、子どもの発達を調査するために、自身の3人の子供や他の子供たちを対象に実験を行いました。彼は、子どもたちが特定の年齢で特定の認識的能力を獲得するパターンがあることを示すことで、知覚や思考の発達を調査しました。彼の研究により、子どもの発達には一連の段階があり、この段階は一定の順序で進んでいくことが明らかになりました。セリエは、子どもの思考は、生理的・社会的要因との相互作用によって発達すると主張しました。彼の理論は構成主義として知られ、子どもの自己主体的な学習の重要性を強調しました。また、セリエは、子どもの認識発達におけるスキーマと呼ばれる概念を導入しました。スキーマは、知識や経験の枠組みであり、新しい情報を受け入れ、それに基づいて行動を調整するための基礎となります。子どもは、新しい経験をこの既存のスキーマに組み込んだり、既存のスキーマを修正したりすることによって学習と成長を達成すると考えられます。セリエの貢献は、心理学だけでなく教育や発達心理学の分野にも大きな影響を与えました。彼の理論は、教育者や保護者が子どもを理解し、適切な教育環境を提供するためのガイドとなっています。また、彼の研究は、子どもの認識や思考の発達に関心を持つ研究者たちによって、さらなる研究の基盤とされています。

参考文献
1993年  坂部弘之
国立保健医療科学院https://www.niph.go.jp › dataPDFストレス小論

1891
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:46:05 >> 1793

6点差し上げます。

1794
g22151 2024/02/01 (木) 00:44:56 b51ca@1341b

最終レポート
問題3への回答

第八章に出てくる顔面表出という言葉と第九章に出てくる特性推論は繋がりがあると考えた。顔面表出というのは、表情の学術用語で、表情というのは顔に現れてその人の感情が外から見て視覚的に理解することができる。特性推論というのは、行動に基づきその人がどのような人なのか推測することだ。なぜこの二つにつながりがあるのかと考えたのかというと、特性推論は行動などの視覚的なものからその人を推測していて、それは、行動だけではなく表情も推測するための材料となることができると考えたからだ。表情も視覚的にとらえることができ、その人がどのような人なのか推測することができる。そのため、この二つの言葉は繋がりがあり関連性があると考えた。

1917
satsugakushinri 2024/02/11 (日) 22:12:53 >> 1794

6点差し上げます。

1795
G22118 2024/02/01 (木) 00:46:41 8bf63@b2e94

問題2
クレッチマーは類型論を提起し、体型と気質に関係があることを発見した。細身の人は分裂気質と呼ばれ神経質、肥満の人は循環気質と呼ばれ社交的、がっしりした人は粘着気質と呼ばれ几帳面であると分類される。この特徴は犯罪との間にもみられ、細身の人は詐欺や窃盗、がっしりした人は暴力犯に多く見られる。クレッチマーの類型論は完全に性格と体型を統一できていないものの、性格に焦点を当てた心理学的研究を活発化させるきっかけとなった。
https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/7/nfm/n_7_2_3_2_2_3.html#H003036H
ラザルスはフォルクマンとともにストレスの認知的評価モデルを提唱した。また、ストレスへの対処であるコーピングを提唱したのも彼である。ストレスを受ける仕組みと向き合い方を言語化し、心理学とストレスを結びつけることに貢献した。
https://www.sankyobo.co.jp/dicraz.html#:~:text=ラザルスは認知的評価,までになっています。

1892
satsugakushinri 2024/02/10 (土) 13:47:19 >> 1795

14点差し上げます。