概要
傭兵組織『赤い鴉』の一員としてナザルス海の奥底に存在する古代遺跡に挑み、希少な魔法の品々を持ち帰ることを目的とした、オリジナルデータのテストプレイを兼ねた高レベル単発卓となります。テストと調整をしてゆくゆくはそのデータを用いたリレーキャンペーンも立てるつもりで、その都合上リレーキャンペーンで使う設定等の先出しをしています。
高レベルかつオリジナルデータを使用する卓という性質上、処理が重いです。募集・参加に制限は設けませんが、いずれにせよ事前に行動を定め、チャットパレットやクリックアクションを用いて補助動作や主動作の宣言を迅速に行えるようにすることを推奨します。
RPの比重は薄いため、それを前提に参加の検討をお願いします。
強くなりたい方、データをガチャガチャしたい方、蛮族や二剣プリを使いたい方等に向いていると思われます。
募集要項
募集人数:3~4人(内定済み1名を除く)
募集期限:9/3(水)まで
使用可能サプリ:公式出版のもの全て(2.5。但し、泡沫世界は使用不可)、一部2.0サプリ(レギュレーション参照)
開始時期:9/7(日)、予備日として9/14(日)
時間:13:00~20:00予定
ツール:ココフォリア(セッション)、ディスコード(連絡)
レギュレーション
Lv14~15スタート(成長回数77回、追加経験点+162000、所持金合計350000G、所持名誉点2800、所持アビスシャード48)/レベルキャップ13、追加資金として+100000G
キャラクター作成は三回振り、ポイントバイも可。人間冒険者は一回
2.0データはイスカイアを除く博物誌と、ラクシアゴッドブックのみ使用可能。この時、流派はBMの記載に従い上位秘伝の設定も可。但し、2.5未実装の技能やカテゴリの流派アイテムはその流派に入門しても使用不可。
後述の設定を踏まえ、冒険者ランク及びバルバロス栄光ランクの取得不可。かつ、名誉点は人族蛮族区別せず、一つの名誉点としてどちらにも用いることができるものとする。
使用可能種族:アルフレイムで使うことのできる2.5収録の人族と蛮族
一般技能:合計レベル20、レベルキャップ10として取得可能
信仰制限:なし
以下のオリジナルデータから、最低でも一つは購入し使用してください。
リレーキャンペーン用にまとめたものを流用しているため、一部それを前提とした記述があります。そちらは無視してください。
1.行為判定
・行為判定は放棄することができ、その場合自動失敗として処理します。経験点は得られません。
・1ゾロによる経験点が得られるのはそのPLが行った判定とします。騎獣やゴーレムの判定で1ゾロを発生させたなら、騎手や使役しているPCが獲得します。
・例えば目標値21に対する平目での先制判定のように、何があっても成功することのできない判定はダイスを振れないものとします。
・特殊神聖魔法【ペネトレイト】のように、先制判定や魔物知識判定に直接修正を加える効果は、他者の判定結果を見てから行えるものとします。但し、練技【スフィンクスノレッジ】など、間接的にボーナス修正を得るような効果は事前の戦闘準備で宣言してください(オンラインセッションの都合上、足並みを完全に揃えるのが難しいためです)。
・何らかの効果によって複数回の主動作を行える場合、補助動作は主動作と主動作の間に行うことができますが、《両手利き》のように一回の主動作で複数回の判定を行う際にはそれらの判定の間に挟むことはできないものとします。
2.効果の対象
・複数部位のキャラクターにおいて、一部の部位のみが何らかの形で移動力を増減させる効果を受けても、移動力は変動しません。全ての部位が対象となって初めて効果を得るものとしてください。
・複数部位のキャラクターにおいて、「対象:術者」の効果は記述がない限り原則全ての部位に表れます。
・複数部位のキャラクターにおいて、《挑発攻撃》によって攻撃された際、その効果を受けるのは攻撃の対象となった部位のみです。
・「対象:1体」「形状:射撃」の効果によってキャラクターのいない任意の地点を目標にすることはできないものとします。
3.魔法
・真語魔法【パーフェクト・キャンセレーション】において、対象となったキャラクターは魔法の記述通りに「抵抗:消滅」として精神抵抗力判定を行い、失敗した場合に魔法行使判定とそれぞれの効果との達成値の比べ合いを行うものとします。
・特殊神聖魔法【リダイレクト・ウーンズ】によってダメージを肩代わりした場合、【リベンジ・フォース】を発動することができます。
・特殊神聖魔法【アイシクル・ピアサー】と【ダンシング・フレイム】において、どちらも武器を使用する魔法攻撃として処理します。よって、賦術【クリティカルレイ】は効果を適用できませんが、戦闘特技《武器習熟A/》《武器習熟S/》によるダメージの上昇は適用されます。
・特殊神聖魔法【アルティメット・ビーイング】を複数部位のキャラクターが行使してその効果を受ける場合、任意の部位が受けている任意の効果を無視することにより、全ての部位がこの魔法の効果を受けることができるものとします。
・妖精魔法【シュートアロー】を行使する際、片手を空けている必要はないものとします。《魔法拡大/数》を適用する場合には矢筒を用意してください。
・妖精魔法【シュートアロー】を行使して矢の特殊効果を与える場合、その効果の達成値はこの魔法の行使判定の達成値となります。
・騎手・騎獣の組み合わせに対して森羅魔法【ウイングフライヤー】を行使する場合、それらが騎乗状態にあるかは関わりなく、飛行のボーナス修正を受けることができるのはそれぞれごとに判断します。騎手にしか行使しなかった場合は騎手しかボーナス修正を得られず、逆も同様です。
・召異魔法【アストラルバーン】によるダメージ上昇は、抵抗の成否に関わりなく発生するものとします。
・召異魔法【デモニックスキン】の効果を解除する場合、両者の防護点減少が解除されるものとします。
・召異魔法【デモンズスプレッド】は適用ダメージを算出した後の最終ダメージに対して適用します。
・奈落魔法【アイデアル・コスチューム】は、武器・防具・その他技能アイテムに加えて装飾品も変更できるものとします。
4.特殊効果
・騎芸【トランプル】において、《薙ぎ払い》等の効果によって複数体の対象を選ぶ場合、その効果で指定された対象上限数までの任意のn体を【トランプル】によって確実に巻き込む対象とし、それ以外は通常通り巻き込まれ判定を行います。
・騎芸【トランプル】において、《両手利き》による二回目の攻撃を行えるのは確実に巻き込む対象一体のみとします。
・騎芸【トランプル】において、《両手利き》と《双撃》の二つを習得している場合、【トランプル】を通常通りに処理してから、その対象となった任意の一体に《両手利き》による追加の攻撃を行えるものとします。
・「◯通常攻撃無効」を持つキャラクターに対して、一部の矢による〈ボウ〉や〈ガン〉など、魔法ダメージを与える攻撃に関しては武器本体が魔法の武器でなくともダメージを与えられます。
・「◯飛行」やそれに類する効果は、手番中に補助動作でその効果を適用するかを切り替えることができるものとします。但し、それらの適用を切り替えられるのは一手番中に一回のみです。
・「◯飛行」やそれに類する効果は、転倒中は効果を発揮しないものとします。但し、起き上がったその時点から効果を受けることができます。
5.戦闘特技
・誤射が生じる状況で魔法による攻撃を行う時、その対象決定は無作為に行われるため《魔法拡大/数》は適用できないものとします。
・《投げ強化》を習得しても、《カウンター》によって複数部位のキャラクターを投げることはできないものとします。但し、秘伝《猛進獣殺》を習得していればその限りではありません。
・投げによる《カウンター》を成功させても、《踏みつけ》による攻撃は発生しないものとします。
・《インファイト》宣言中には指定したキャラクターにしか《カウンター》を行えませんが、《インファイト》の効果は《カウンター》による判定とダメージ算出においても有効です。
・《インファイト》を複数部位のキャラクターを対象として宣言した場合、どの部位も攻撃することは可能ですが、命中力とダメージへの修正はその中の特定の一部位のみにしか適用されないものとします。この際、その一部位は《インファイト》宣言時に選んでください。
・《影矢》《スキルフルプレイ》《魔法拡大/確実化》においては、次の判定に与えられるボーナス修正及びペナルティ修正といった効果は両方の判定に有効です。《斬り返し》の場合は、一回目の判定と二回目の判定は別の判定であるとします。
・《マリオネット》で騎獣の手番は動かすことができないものとします。
6.流派秘伝
・【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】において、複数部位のキャラクターに対して秘伝の下で魔法を行使する場合、その対象となり得る全ての部位に魔法印を刻む必要があるものとします。例えば、「対象:1体全」の魔法であれば全ての部位に魔法印を刻んでください。
・【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】において、刻んだ魔法印はセッション一回ごとに効果が切れるものとします。繰り返しこの流派秘伝の対象に取りたい場合、毎セッション魔法印を刻んでください。
・《戦域魔導術アンナマリーア》は《魔法拡大/数》の記述に基づき、「対象:1体X」「対象:1体全」の魔法にも適用できるものとします。
・《ライジングリッパー》や【ダルボン流下克戦闘術】の秘伝を宣言する為に認められている「伏せ」といった試みは転倒に準拠し、転倒しない効果を受けている場合においては行えません。軽業のブーツ等、転倒や起き上がりによるペナルティ修正を軽減、または無効化する効果は「伏せ」を試みてもそのまま有効です。
・《岩脈正中撃》において、効果を適用した「1d6+6」は参照時には「2d6」として扱い、【クリティカルレイ】等の効果を受けることができます。
・【テンタクルカバレッジ】による《カウンター》は、通常のものと同様グラップラー技能でのみ行えます。但し、魔物データのキャラクターであればその限りではありません。
・ディアボロのPCは、変身時【宣言特技使用】によって胴体で流派秘伝を宣言できるものとして扱います。
・《魔法収束》の下に行使する魔法に《フォーシブルキャスト》は適用できないものとします。
7.アイテム
・〈パンチ〉〈キック〉〈尻尾〉〈牙〉〈甲殻爪〉〈鉄拳鈍輝〉などの生来武器には、一切の強化及び専用化を施せません。
・生来武器のみを装備している場合においては、〈ミモレの布鎧〉等の効果を受けることができます。
・タンノズのウィークリングが〈格闘〉の武器を装備する時、〈甲殻爪〉のない左手のみに装備することを選べます。
・アビス強化等で真語魔法、操霊魔法にボーナス修正を与える効果は、あくまでそれらのみに対して効果を発揮します。深智魔法には効果を与えません。
・愛憎のスタッフを用いた回復魔法によるダメージの算出は「1.回復量の算出」「2.回復量の増減の適用」「3.抵抗された場合、半減処理」「4.ダメージの増減の適用」という形で行います。この時、《バイオレントキャスト》の宣言は魔法のすべての対象にダメージを与える場合にのみ可能で、《クイックキャスト》は魔法のすべての対象に回復を行う場合にのみ可能とし、ダメージを与える対象と回復を行う対象が混在している場合は、いずれも宣言できないものとします。また、【ハーベスト・フィールド】の効果を受けている対象に行使する場合は、2のタイミングで回復量を2倍にした後に、3か4に進みます。
・〈バッドツインズ〉を両手に持って《乱風・双手分撃》を二回宣言する場合、組み合わせ方は右手の一回目と左手の一回目、右手の二回目と左手の二回目のみとします。この時、命中力判定のタイミングの関係により、《乱風・双手分撃》による宣言の制限に加えて、右手左手共に、一回目と二回目の宣言特技を同じものにすることもできないものとします(片方の手の一回目と二回目を牽制攻撃に揃えて命中力判定へのボーナスを重複することを防ぐ等の目的)
・〈騎獣縮小の札Ⅲ〉は、最低レベル13までの騎獣を対象とします。
・バルバロスレイジのP64から始まるアイテムリストについて、数多の耳飾りの購入の為の名誉点にエラッタが入っていることから、これらの特定のアイテムではなく、何らかのアイテムに施す加工や、数多の耳飾りのような不特定多数に存在し得るものは人族や穢れを持たないキャラクターでも使用できるものとします。
8.その他
・気絶状態にあるキャラクターが受けている効果はその効果時間の通りに継続するものとして扱います。
・気絶状態にあるキャラクターも、通常通りに手番があり、その陣営内において任意に順番を決定できるものとして扱います。
・バトルダンサーLv1で自動習得する宣言特技を前提として戦闘特技を習得、使用する場合、その際の技能はバトルダンサーのみとなります。
・複数部位を持つキャラクターに変身できるPCが召異の刺青を刻んでいた場合、変身後も召異魔法を行使できるものとします。
・複数部位を持つキャラクターに変身できるPCにおいて、変身時の各その他部位の動作完了状況はコア部位と連動するものとします。変身時、その変身ででもそうでなくとも、主動作を消費していれば出現するその他部位は主動作を消費しているものとして扱い、そうでなければ主動作の権利が残っているものとします。また、【部位即応&強化】を取得している場合は、主動作を消費した後に補助動作で変身しても、【部位即応&強化】の効果によって、その他部位1つの主動作を行えるものとします。
・その他部位において、何らかの効果によって戦闘特技《不屈》を習得している等でHPが0以下であっても気絶していない場合や、HPが0以下になっても生死判定を行わなくて良いような効果を受けている場合、その状態で変身を解除しても、それらの部位はHPに関わらず通常通りに処理をします(部位欠損等が直ちに発生することはなく、次回の変身時には再度HPとMPは最大まで回復しています)。
・バジリスクのPCは変身時、常に「部位:邪眼」の回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
・バーバヤガーの種族特徴[魔女の火]を「対象:1体」の魔法に対して適用し、かつ《魔法拡大/数》を宣言する場合、一度の消費で全ての対象に対する威力表の出目上昇を行えるものとします。《ストリームマジック》においても同様です。また、「対象:1エリア(半径◯◯m/△)」の魔法に対して適用する場合、《魔法収束》を宣言しても出目の上昇は+1に留まるものとします。この時、《ティルダンカル光魔二条》を宣言しても同様です。
・シザースコーピオンのPCは【コア耐久増強】等を適用できるものとします。
・魔法の武器+2への加工について、既にそれと同等の強化を施されていると考えられている武器については、明言されていなくとも行えないものとします。
・センヴァー・カードによってアビス強化を施され、彼の手によってアビスカースの決め直しを行う場合にも出目の交換は適用できるものとします。但し、最初に彼の手によってアビス強化を施されていなければなりません。
・所要時間が定められている判定について、リレーキャンペーン開始前に、それらを行っていたことにして構いません(回数の制限もありません)。但し、リレーキャンペーン開始後、セッションとセッションの間に行う際には、担当GMにどれだけの猶予があるかの確認を取ってください。
設定等
赤い鴉
あるドレイクの二つ名であり、彼が作り上げた傭兵組織の名前でもあります。
『力こそ正義』の理念の下、武力支配を是とし、仲間同士ですら諍いは武力によって勝敗を決定するという、狂気に満ち溢れた組織です。その一員となるには出自も経歴も種族も信仰も問いません。ただ一つ、『強いか否か』です。
彼らは金の有用性自体は理解していますが、依頼を受ける基準は金ではなく良質な戦争を行えるかでしかありません。金銭的な報酬とはあくまで建前であるため、それが妥当であればどんな依頼も引き受けます。防衛した拠点を依頼終了直後に襲撃することもあれば、物資の輸送依頼の途中で敵対勢力からの依頼を受領して裏切ることさえあります。
一般的な傭兵とは異なるこれらの行為は、その絶対的な武力によって価値が認められているからこそ行える暴挙です。もしも傭兵が不要となる局面が来れば、どの勢力も赤い鴉を徹底的に排除するでしょう。そして、当の本人達はその時を待ち望んでいます。
巨大魔動潜水艦『ギガベース』
魔動機文明時代、赤い鴉と呼ばれたドレイクが奪い去った高性能魔動機の巨大潜水艦です。蛮族の大きな身体も苦とせず、中で生活を送ることができます。
洋上無人要塞都市『ジェフリー』
霧とジャマー、接近不能にする特殊な海流を発生させる魔動機を搭載した洋上都市です。魔動機文明時代、ナザルス海に巨大遺跡が確認されたことから、その上に建造されました。その性質から大破局の被害は免れましたが、その性質から本土と隔絶されてしまい、結果的に住民の九分九厘が死亡し、白骨死体と化しています。
なお、現在は何者かによってこれらの迷彩機能が解除されており、この下にある遺跡共々、近隣での人族と蛮族、魔域帝国の争乱を加速させる要因となっています。
海中古代遺跡『ハバクク』
ナザルス海の海面の下、即ち海中に存在する巨大遺跡です。古代魔法文明時代からあり、魔動機文明時代に存在を確認されたことで、その上に都市を築くことになりました。多種多様な秘宝が保管されていますが、それらが持ち出されることで戦争が激化している側面もあります。
参加希望者の方へ
1.好きな魔法を一つ記述してください。
2.ココフォリアアカウントを持っていない方は作成をお願いします。
3.質問はディスコードにて受け付けます。
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=bpftqK
内定者です
参加者の方々の参考になるかは分かりませんが、作成したキャラシの方を提出します!
コンセプトは変身バジリスク投擲闇狩!アビスゲイザーによる支援のオマケつきです!
好きな魔法はマルチプルアクター/クラッシュベアです。
我が師……導きの主動作追加よ……
参加希望します
好きな魔法はライフ・デリバーです
攻撃しながら回復も出来るの盤面を制御してる感あって好きですね
PCの方は周囲のバランス見て前衛(ヒューレバトルダンサー)か前衛or後衛(マルガ=ハーリ)かなにか後衛(シンプルな魔法使い)やります
受け付けました。
ライフ・デリバー……抵抗されても効果があるのが偉い……