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| 1 | + | お世話になっております。
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| 2 | + | 4年470クルーの野々村碧衣です。
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| 4 | + | 2月14日から2月16日の3日間、関西大学さんと合同合宿をさせていただきました。
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| 5 | + | 河野くん、赤松さんをはじめ、関西大学の皆様、この度は私たちとの合同合宿を快く引き受けてくださり、心より感謝申し上げます。
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| 6 | + | また、今回の合宿は矢田友美さんのサポートのもと実現したものです。私たちにこのような貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。
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| 7 | + | さらに、木下監督、西村コーチ、松下コーチ、久保コーチ、矢田さんには、合宿中にご指導をいただきました。普段とは異なる環境で多くの刺激を受けることができ、私たちにとって非常に有意義な時間となりました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
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| 9 | + | さて、昨日までの3日間を終え、今金沢に戻ってきましたが、まだどこか実感が湧きません。
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| 10 | + | それほどに、関西大学さんとの合宿は楽しく、そして自分自身の成長を強く感じる機会となりました。
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| 12 | + | 昨年の全日本インカレでは、関西大学さんとは隣のバースでした。
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| 13 | + | 1年間の集大成として臨むその姿に、当時はただただ憧れの気持ちを抱いていました。
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| 14 | + | そして、自分が幹部となり、チームの在り方や幹部としての姿勢に迷うことも増えていた頃、矢田さんから「関西大学さんとの合同合宿」というお話をいただきました。
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| 15 | + | あの時に憧れた関西大学さんと共に合宿ができると知り、純粋に嬉しかったことを覚えています。
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| 17 | + | 実際に合宿に参加し、朝の船出しから出艇までの無駄のない動きに、私たちとの間にある意識や行動の差を痛感しました。
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| 18 | + | 時間を有効に使い、効率よく練習に取り組む姿勢は、羽咋で日々時間に制約がある私たちにとって、より長く海上練習の時間を確保するための大きなヒントになりました。
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| 20 | + | また、風待ちの時間にはすぐに丘練が始まり、下級生による講習会も実施されていました。
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| 21 | + | 私たちも荒天で出艇できないことがあるからこそ、幹部として状況に応じた判断力を高め、陸上での時間も有効活用できる準備をしておく必要があると感じました。
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| 22 | + | さらに、下級生一人ひとりも係として責任を持って取り組む仕組みが確立されており、私たちも現在の係体制を見直し、改善していく必要があると痛感しました。
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| 24 | + | この3日間では、実際に海に出る機会もいただき、感覚を少し取り戻すことができました。
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| 25 | + | 「メインセールへの意識」と「周囲を常に見ること」を目標に掲げて臨みましたが、正直、十分に達成できたとは言えません。
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| 26 | + | しかし、帆走中に関西大学さんのスキッパーの方からさまざまなお話を伺うことができ、大きな学びにつながりました。
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| 27 | + | クルーとしての実力も、視野の広さもまだまだ未熟だと改めて痛感しましたが、今後は一つひとつ目標を持って海に出る姿勢を大切にし、それをチーム全体に浸透させていきたいと思います。
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| 30 | + | 最後に、この合宿を通じて私がチームに最も伝えたいと感じた「気づき」の大切さについて書きたいと思います。
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| 31 | + | 丘において艇庫内に落ちている小さなゴミ、ちょっとした時間意識の緩み、そして部員の誰かの小さな変化や落ち込み――そういった“わずかな違和感”に気づく力が、ヨットの上達にも直結すると学びました。
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| 33 | + | 陸での気づきが、帆走中にシートが艇外に垂れていることやセッティングへの違和感にいち早く気づく力につながり、さらにはレース中に他艇を意識する視野の広さにも結びついていくと実感しています。
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| 35 | + | 今回の合宿で、私自身も「気づき」に対する意識がまだまだ足りていないことを痛感しました。
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| 36 | + | これからは、自分がまず周囲に目を配り、小さな異変にも気づける存在となることを目指します。
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| 37 | + | そして、その姿勢をチーム全体に広げることで、個々の技術向上だけでなく、より強いチームづくりにつなげていきたいと考えています。
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| 39 | + | そして、何よりも今回の合宿で得られた関西大学さんとのつながりを、これからも大切にしていきたいです。
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| 40 | + | 互いに切磋琢磨しながら成長し、11月の全日本インカレの舞台で再び競い合えるよう、私たちも精進してまいります。
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| 42 | + | 関西大学の皆様、本当にありがとうございました。
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| 45 | + | 今回の合同合宿を通じて得た学びや気づきは、まだ自分の中で消化しきれていない部分も多くあります。
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| 46 | + | しかし、ここで感じたこと、考えたことを一つひとつ整理し、チームにしっかり還元していくことが、私たちの役割だと感じています。
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| 47 | + | この貴重な経験を無駄にすることなく、自分自身、そしてチームの成長につなげていけるよう、これからも努力してまいります。
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| 49 | + | 拙い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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| 50 | + | 今後とも金沢大学体育会ヨット部をよろしくお願いいたします。 |
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