23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 405

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405
Q21169 2025/01/17 (金) 11:11:19 91049@9ea7c

今回の講義では相互行為の調整機能である規範について学びました。対ヒトにおける規範では、複数の人の総合行為が組み合わさることで規範となり、地下鉄のホームの例から、規範的な総合行為にどういうつもりでやっているのかは分からず、勘違いの連鎖が生じているという事を理解しました。I‐R‐E連鎖のような発問-応答-評価の形式が脳に染みついており、知らないうちにこのような規範に慣れ、総合行為を調整し、規範の中で生きていると学び、適応能力が高い人間ほど規範に染まりやすいのではないかと考えました。「先生が問いかけない限り、生徒から発言してはならない」「生徒は自分の回答に対して正解/不正解の評価を受ける」とは自由に意見を主張する機会が損なわれているように感じますし、正解は良くて、不正解は悪い、全ては先生の評価次第で従うべきだという潜在意識が生じています。これまでの教育の過程で培われたIRE連鎖によるコミュニケーションが根付いているために、大学などの自分で考え、必ず正解が用意されているわけではない、特に就職活動などで、そもそもそのやり方が分からない、という状態に陥ってしまうのではないかと考えました。こういった規範が人間社会を形成しており、私たちが当たり前に思っているルールや常識のほとんどが規範であるといってもおかしくないと思いました。

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    satsugakushinri 2025/01/20 (月) 22:49:49 >> 405

     規範への適応がよい人がどういう人かは、授業では扱いませんでしたが、生態心理学的には考えないといけない問題ではあります。「相互行為の調整機能である規範」という言い方は、規範ができた後はそうだが、規範がそもそもどうしてできるかをカヤの外に押しやっている言い方なので注意してくださいね。
    4点差し上げます。