25認知科学概論

25年度認知科学概論 / 291

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Q25033 2026/02/06 (金) 15:01:10 88ea1@c4300

課題3

生態心理学では、知覚と行為・運動は一方向ではなく、相互に循環する関係として捉えられる。例えば、階段を上る行為がその典型である。人は階段を前にしたとき、段の高さや奥行きを「登れるかどうか」という身体能力との関係で直接知覚する。この知覚にもとづいて足を上げると、身体の動きによって視点や視覚情報が変化し、次の段の高さや位置が改めて知覚される。こうして「見る→動く→再び見る」という循環が連続的に生じる。生態心理学では、知覚は外界を受動的に再現する過程ではなく、環境が提供するアフォーダンスを行為の中で取り出す能動的な営みと考える。このため、知覚と運動は切り離せず、相互に支え合いながら行動が成立すると説明される。

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