高齢者の蔑称。
もちろん全ての高齢者がこう呼ばれるわけではなく、自分の考えに固執して他人の意見に耳を傾けない、事あるごとに若年層の批判をする、隙あらば自分語りに走って自分を大きく見せようとする等の特徴により線引きされている。
組織が高齢化しても若返りが行われない状態やその弊害のこと。
本来の「老害」の意味はこれである。V9末期当時の巨人や落合政権末期の中日など「不動起用に対する批判」として用いられる。
成績が下降したにも関わらず、一軍の試合に出続けるベテラン選手のこと。2.の意味合いと近似している。また二軍で若手の出場機会を奪う30歳台の一軍半の選手も指す。
なんJでは主に1の意味で用いられ、特に
廣岡達朗
張本勲……
老害扱いされやすい。
廣岡達朗について
なんJ・なんGにおいてとりわけ老害扱いされやすい人物である。
廣岡は選手としても指導者としても一流の実績を残しており、また先発ローテーションシステムやGM制度の導入等NPBの発展に大きく貢献している。
しかしその反面、近年は週刊ベースボールでのコラム等で下記のような的外れかつ時代錯誤な主張を展開することが多く、一部野球ファンからは実績十分な人物にも関わらず日刊ゲンダイや夕刊フジのタブロイド記者と同レベルの扱いを受けるほどヘイトを集めている。
廣岡の主張例
廣岡の人柄は一部NPB関係者からも評判が悪く、一例を挙げると金本知憲からは実際の体験をもとに「ああいう年の取り方はよくないですね。若い人は絶対に耳を傾けないですよ」 とバッサリ切り捨てられている。
なお当の廣岡自身は老害という言葉に強い不快感を表明している。
人間というのは、年を取れば取るほど損得勘定が消え、考え方が純粋になってくる。その考えは間違っていないと自信を持って言える。
にもかかわらず、日本人というのは目上の人間を年寄り扱いして、まともに言うことを聞こうとしない。「老害」という言葉で片付けてしまう。
いつから日本人はこんなに品のない言葉を使うようになったのか。
長く生きてきた人間には必ず、それだけの矜持がある。何を言いたいかというと、球団もOBに対するリスペクトを持てということだ。
巨人なら水原茂さん、川上哲治さんたちの残した財産を大事にすべきなのだ。