募集掲示板 検索除外

空を知るベテランと、空を夢見る新米たち。 彼らに届けられた怪しい依頼は、彼らを一隻の飛空艇へと導く。
向かった先の 『塔』では、奇妙な出会いが待ち受けていた……！
それは、親から子へと受け継がれた物語。
そして、遥か昔から託された記憶を巡る物語。
運命の歯車が廻るとき、キミたちの人生を変えることになる大冒険の幕が上がる！

探空士と歯車の姫君 第1話
「歯車の姫君と見習いの船出」

濛々と噴き上がる蒸気と黒煙の風に乗って、さぁ、冒険の旅に出よう。

HO①
キミの父は、偉大な冒険家として名を馳せた探空士だった。幼い頃から父が寝物語に語る冒険の話に胸を躍らせて育ったキミは、空に憧れ、養成学校に通う探空士見習いとして空に憧れる日々を送っている。
ある冒険から父が帰ったとき、土産にと貰った不思議な紋様の刻まれた歯車は、今でもキミの宝物だ。
そんな折、何故かプロの探空士たちにまぎれて、未探索の『塔』の調査に同行することになった。何故自分なのかは分からないが、冒険の予感にキミの胸は高鳴っている。
※キミの父親は、何度目かの旅に出発した後、そのまま帰らぬ人となってしまった。キャラクター作成時には、キミがこのことについて思うこと、それでもなお探空士を目指す理由について、考えを巡らせておくといいだろう。

HO②
キミは「HO①｣ の友人だ。 長い付き合いである HO①と同じく、キミもまた探空士を目指している。
そんな折、キミはそんな HO①とともに、未探索の『塔』の調査に同行することになった。 友人と共に向かう空の旅で、キミは貴重な経験を積もうと意気込んでいる。

HO③
キミは自慢の飛空艇を駆って、幾度となく冒険を繰り広げてきたベテランの探空士だ。
キミは今回、最近存在が確認された『塔』 の探索を依頼された。キミのような探空士にとって、それだけなら特段、珍しいことはないだろう。
だが今回、航空ギルドはこの依頼を受ける条件として、見習いの探空士を同行させなければならないという。キミは不思議な条件だと思ったが、金払いはいい。きっと金持ちの依頼人なのだろうと想像を巡らせながら、キミは依頼を受けることにした。

HO④
キミは｢HO③｣の相棒だ。HO③の仲間として、キミたちは同じ飛空艇で共に駆けてきた。
高等教育を受けたキミは、学生時代に専攻だった魔法文明期への興味を失くせないでいる。 空を飛んでいるのも、いつか新発見に巡り合えるかもしれないという思いがキミの胸にあるからだ。
そんな日々の中、キミとHO③のもとに、未探索の『塔』の調査の依頼が舞い込んできた。
願ってもない話だが、キミはやけに金払いが良く姿を現さない依頼人から、なんだかきな臭さを感じずにはいられなかった。