ぼく「よし!あと一発で倒せる!ドラキュラくん頼んだよ!」 ドラキュラ「ゆけ、我がしもべよ…」 ぼく「!?!?」 使い魔「よろしくニキーwwwww」
私の大好きなカイリューがクロムを殺した。
マリー「カイリュー…」
マリー「…」
涙を腕で拭い、頰を両手でパンパンと叩く。
マリー「クロムの為にも、生き残ろう!」
エメラルド「…」
ロイヤル「…」
マリン「…」
三人は黙っている。
エメラルド「…そうだよね。クロムが可哀想だもんね」
マリン「犠牲者を出さないためにも」
ロイヤル「出よう。四人で」
マリー「…うん!」
マリン「うっ!!」
込み上がってくる涙と吐き気を必死に堪える。
ロイヤル「クロムがぁ、クロムがぁ…!!」
皆の顔は涙でグチャグチャになっている。
マリー「あ、ああ、あ…」
膝から崩れ落ちる。
クロムは、とても良い人だった。
リザードンがとても大好きで、ポケモンバトルがとても得意だった。
でも、クロムは
カイリューの手で殺されてしまった。
辺りには嫌な匂いが漂う。
どうかクロムが生きてますように、生きてますようにと強く願う。
ガチャリ
ドアが開く。
そこには
頭と四肢が無いクロムがいた。
エメラルド「く、クロム!!」
ドンドンドン!ドンドン!
クロム「もーうるさいなぁ…」
扉を開く。
クロム「どうしたの?マ…」
そこに立っていたのはカイリューだった。
クロム「え?」
カイリュー「バウーーーー!!」
「キャーーー!!」
クロムの声が聞こえた。
ロイヤル「クロムの声だ!!」
マリン「まさか…」
マリー「行こう!!」
皆の顔が真っ青になった。
私達はカイリュー達に殺されてしまうのか。
涙が溢れてきた。
エメラルド「きっと鍵があるはずだよ!探そう!」
クロム「ちょっと待って!」
クロム「大事な物忘れちゃった、取ってくるね!」
マリー「う、うん!」
クロムは急いで部屋に戻っていった。
クロム「はぁ、大変な事になっちゃった…」
クロム「鞄、鞄…」
呑気そうに辺りを散策する。
ドアを叩く音が聞こえる。
クロム「あー待って待って!」
五人は急いで、出口へ向かった。
クロム「はぁ、はぁ」
皆息を切らしている。
ロイヤル「ちょっと怖かったわ…」
ドアノブに手をかける。
が開かない。
ロイヤル「はぁ!?どういう事!?」
ガチャ ガチャ ガチャ
何回やってもドアは開かない。
マリー「私達もしかして閉じ込められちゃった…?」
カイリュー「バウ…バウ…バウ…」
カイリューは後ろを向いて、廊下の奥へ行ってしまった。
マリー「どういう事…?」
意味が分からない。
大好きだったカイリューに殺されかけた。
何故?
私の憧れであるカイリューが
正義の味方であるカイリューが
私を襲おうとした。
エメラルド「マリー!」
その一言でハッと我に返った。
マリン「か、帰りましょ!」
マリー「ね、ねぇカイリュー!助けて!これってどういう事なの?」
慌ててカイリューに駆け寄る。
カイリュー「…」
カイリューはずっと黙っている。
カイリュー「バウ…」
カイリューはマリーをひょいと持ち上げる。
マリー「えっ?カイリュー?」
カイリューは大きく口を開けマリーを…
クロム「マリー、危ない!」
クロムが叫ぶとカイリューは少し驚きマリーを離した。
マリー「いてっ」
ロイヤル「よ、良かった…」
四人は安心した。
エメラルド「ひっ」
床も壁も血まみれ。
まるで肝試しに来たみたいだ。
マリン「うっ…」
衝撃な事に吐き気を覚える人もいた。
さすがに吐く、なんて事はしなかったが。
すると廊下の奥からカイリューが現れた。返り血がたくさんついている。
マリン「さ、行きましょ」
パジャマから私服に着替え、扉を開く。
と廊下は真っ暗。
ちょっと変な匂いもする。
クロム「な、何これ?!」
ロイヤル「ううっ…」
皆は鼻をつまんだりしている。
マリー「スイッチってここかな…?」
カチッ
辺りがパッと明るくなる。
廊下は
血まみれだった。
クロム「もう朝だよ!!」
バシバシバシバシ
クロムがエメラルドの頰を叩きまくる。
エメラルドの顔は真っ赤になっている。
さすがに酷くない?
エメラルド「ふわ…おはよー皆ぁ」
やっと起きた。
エメラルド「じゃあ二度寝するね…」
四人「いやダメ!!」
マリー「皆おはよー」
マリン「おはようございます」
クロム「おはよう」
ロイヤル「おはよ」
マリーが起きると、他の皆も起きた。
がエメラルドは…
エメラルド「ぐー…すー…ぴー…」
いびきをしながら寝ていた。
マリー「あはは…」
苦笑いを浮かべ時計を見る。
6時。
マリー「そろそろ出なきゃ!」
ロイヤル「起きてエメラルドー!!」
ロイヤルはエメラルドをゆさゆさと揺らす。
エメラルド「ぐぅ、ぐぅ」
寝ている。
エリートトレーナー「あぁ‼︎俺のサイドンがぁぁ‼︎」
ロケット団したっぱ「安心しろ こいつは実験体として大切に使ってやるからよ‼︎」
ロケット団したっぱは笑いながら立ち去る。
エリートトレーナー「お……おれの……サイドンが……」
旅人「おい、お前」
エリートトレーナー「今度はなんだよ……」
旅人「お前のサイドンを取り返してやってもいいがどうする」
エリートトレーナー「え?」
エリートトレーナーは 後ろを振り返る。
そこにいたのは 10歳くらいのトレーナーだった。
エリートトレーナー「お……お前に取り返すなんてできないだろ⁉︎」
エリートトレーナーはからかっているのか! と言わんばかりの表情で旅人を睨む
旅人「……それはどうかな?」
旅人はボールから サボネアのような……緑のエレキッドを繰り出す。
エリートトレーナー「なんだ……そいつ もしやお前もロケット団の……‼︎」
旅人「いや、これはロケット団から奪ったものだ 安心しろ」
エリートトレーナー「安心できるか‼︎ あんなに強いロケット団に勝つなんて……嘘に決まってる‼︎」
クロム「本当、今日は良い日だったね」
マリン「えぇ。料理も美味しかったし…」
マリー「カイリューの楽園、最高でしょ?」
マリンは少し考えると「そうね」と微笑んだ。
エメラルド「おやすみー」
ロイヤル「早いわね…じゃあ私も寝るわ。おやすみ」
エメラルドとロイヤルが眠りについた。
クロム「じゃあ私達も寝ますか!」
マリン・マリー「うん」
照明をパチッと消し、私達も眠りについた。
クロム「…そうね」
エメラルド「たまにはこういうのもいいねぇ」
皆で綺麗な夜空を眺めている。
マリン「…さ、行きましょ」
マリンが風呂から上がる。
マリー「早くない!?」
マリン「のぼせたら大変だし。私は先に行くわ。じゃ」
ロイヤル「え、じゃあ私も!」
マリー「あれ?ロイヤルは?」
マリン「露天風呂」
マリー「あ、露天風呂あるんだ。じゃあ私そっち行こ」
エメラルド「私もー」
後からどんどんついてくる。
ガラガラガラ
暖かい露天風呂に入り空を見上げる。
良い夜空だ。
ロイヤル「綺麗だね」
皆は急いで部屋から出ていき、浴場に向かった。
エメラルド「良い湯ー」
大理石に顎を乗せだらーんとしている。
「あばっ、ぼぼぼ!!」
バシャバシャと水が飛び散る音が聞こえる。
マリー「何があった!?」
後ろを振り向くとクロムが溺れていた。
クロム「誰かああ!」
唖然しながらもなんとかクロムを助けた。
マリー「美味しいねぇ、ご飯!」
ロイヤル「うん、特にこの豚カツ」
エメラルド「分かる!なんか独特な味だよねぇ」
シンプルではあるがかなり美味しい。
五人「ご馳走さまでした!」
完食。とっても美味しかった。満足。
マリン「美味しかったわ。また食べたいわね」
クロム「うんうん」
首をブンブンと縦に振る。
マリー「そういえば今何時?」
時計を取り出すと、針は8時を差していた。
マリー「まずいお風呂!!」
ロイヤル「どんな料理なのかしら…」
エメラルド「確かに!気になる!」
カイリュー「バウ、バウ」
机の上に置かれたのは豚カツと味噌汁とご飯…いわゆる豚カツ定食だ。
マリン「…意外と普通ね」
クロム「…うん」
とりあえず手を合わせた。
五人「いただきます!!」
マリン「これじゃあ何言ってるか分からないわよ!!」
エメラルド「まぁ、いいじゃん?」
財布から金を出し、カイリューの手のひらに置いた。
カイリュー「バウ、バウバウ」
カイリューは嬉しそうにニコッと笑った。
マリー「あぁ、笑ってるカイリューも良いな!」
クロム「はぁー、疲れたぁ」
マリン「そうかしら?」
エメラルド「それよりもお腹空いたぁ」
ぐうう…と皆の腹が鳴る。
マリー「あはは、確かにまだ私達何も食べてないね」
マリー「いやぁ、カイリュー達に愛されてんだね」
クロム「そ、そうね…」
マリン「あ、あそこに宿があるわよ!」
よく見ると奥に宿がある。
マリー「よし、じゃあ泊まろう!」
五人は急いで宿へ向かった。
木造の宿だ。
扉の上の看板には「カイリューの家」と書かれている。
マリー「よいしょっと」
受け付けにはカイリューがいた。
カイリュー「バウ、バウ!」
ロイヤル「ま、まさか…」
クロム「食べられる!?」
マリー「いやいや…」
カイリューは私達をヒョイっと持ち上げた。
マリン「食べないでーーっ!!」
カイリュー「バウー!!」
カイリュー達「バウー!バウー!バウー!バウー!」
空中に投げられた。
胴上げだ。
マリー「ほらね?」
ロイヤル「いや紛らわしいよ!!」
エメラルド「怖かった…」
カイリュー「バーウ!バウ、バウ!!」
カイリューは私達をグルッと囲んだ。
マリン「ひいい!?何よこれ!!」
エメラルド「こ、怖い…」
ロイヤルの後ろに隠れている。
カイリュー「バーウ!バウバーウ!!」
カイリュー2「バウバウ、バウ」
カイリュー3「バウバウ、バウバウ」
カイリューが私達に近付いてくる。
マリー「いやぁカイリューは本当にカッコいいなぁ!まるで夢みたいだよぉ」
カイリュー「バウーバウバウ!!」
何を言っているのか分からない。
カイリュー「バウバウー!バウバウー!」
カイリューが辺りを見回しながら叫ぶとそこら中からカイリューがひょこっと出てきた。
カイリュー2「バウ?」
クロム「わっ!なんかたくさん出てきた!」
カイリュー3「バウ?バウバウ!」
少なくとも100体以上はいる。
カイリューの楽園に着いた。
マリー達がゆっくりとフワライドから降りると、カイリューが一体やってきた。
カイリュー「バウ!バウバウー!」
本当に来たんだ、カイリューの楽園に。
マリー「わあああ!カイリューだあ!!」
目を宝石のように輝かせ思いっきりカイリューに抱きついた。
とてもすべすべしている。
マリン「なんて言ってるの?」
エメラルド「…さぁ?」
エメラルド「でも歓迎してくれてんじゃないかな」
海が見えた。青色がとても綺麗だ。
マリー「わぁ!すごいすごーい!」
マリン「本当!綺麗な海ね」
エメラルド「あれイッシュ地方じゃない!?」
ロイヤル「え、どこどこ!?」
クロム「本当だ!!」
皆はとても楽しんでくれているようだ。
マリーは少し嬉しくなった。
マリー「どうぞ!!」
フワライドにチケットを差し出す。
フワライドはチケットをよく眺めると「フワー」と呟いた。
正直何を言っているのか分からないが、連れて行ってくれるという事だろう。
ゆっくりとフワライドの中に乗る。
「フワー」
今私達はふわふわと浮いている。
ミアレシティが離れていく。
今から行くんだ。カイリューの楽園に
マリン「カイリューの楽園?」
紺色の少女はチケットをじぃと見つめている。
この子はマリン・ブルー。私の幼馴染でお金持ちだ。
エメラルド「なんならランクルスの楽園の方が良かったなぁ」
ロイヤル「いやいや、ペンドラーの楽園でしょ!!」
二人の少女はバチバチと火花を散らし張り合っている。
若緑色の少女がエメラルド・グリーン。紅紫色の少女がロイヤル・パープルだ。
クロム「ペンドラーばっかって怖くない?やっぱリザードンが一番だよ」
緋色の少女はクロム・レッドだ。
マリー「まぁいいじゃん。行こうよ行こうよ」
今私達はフワライドの前にいる。
ありがとう!!(・∀・´)ゞ グラデしとけばいいみたいな考え←
可愛いー😍 髪のグラデすき
ありがとう!😆 遥か彼方へ…😭
かわいい! そして>> 1の彼女はどこへ
あ、星
ほいさ >> 2 >> 3 >> 4 >> 5
扱いw
今日中にしますか
データ消えてくさはえるぅー
エリートトレーナー「そ……そんな……俺が……負けた?」
ロケット団したっぱ「んじゃあ サイドンは貰ってくぜ」
ロケット団したっぱはエリートトレーナーからボールを奪い取り サイドンをボールに戻す
サイドン「サァァァイ‼︎」
つのドリルがヤミチックに命中する。
エリートトレーナー「よしっ 俺の勝ちだ‼︎ なーんだ強いって言われてる割にはあんまり強くねーじゃん‼︎」
ロケット団したっぱ「まだ勝負は終わっていない……ヤミチック はがねのつばさ」
ヤミチック「ヤミッ……」
ヤミチックは何事もなかったかのようにはがねのつばさで サイドンを吹き飛ばす
エリートトレーナー「そ……そんな‼︎ 一撃必殺を……耐えるなんて……」
ロケット団したっぱ「おいおい……指示しなくてもいいのか? ヤミチック‼︎ トドメのやつあたりだ‼︎」
ヤミチック「ヤミ‼︎ヤミヤミヤミヤミ……ヤミィィィィィィ‼︎」
サイドンはヤミチックの動きについてこれるはずもなく 倒れる
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ぼく「よし!あと一発で倒せる!ドラキュラくん頼んだよ!」
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マリー「カイリュー…」
マリー「…」
涙を腕で拭い、頰を両手でパンパンと叩く。
マリー「クロムの為にも、生き残ろう!」
エメラルド「…」
ロイヤル「…」
マリン「…」
三人は黙っている。
エメラルド「…そうだよね。クロムが可哀想だもんね」
マリン「犠牲者を出さないためにも」
ロイヤル「出よう。四人で」
マリー「…うん!」
マリン「うっ!!」
込み上がってくる涙と吐き気を必死に堪える。
ロイヤル「クロムがぁ、クロムがぁ…!!」
皆の顔は涙でグチャグチャになっている。
マリー「あ、ああ、あ…」
膝から崩れ落ちる。
クロムは、とても良い人だった。
リザードンがとても大好きで、ポケモンバトルがとても得意だった。
でも、クロムは
カイリューの手で殺されてしまった。
辺りには嫌な匂いが漂う。
どうかクロムが生きてますように、生きてますようにと強く願う。
ガチャリ
ドアが開く。
そこには
頭と四肢が無いクロムがいた。
エメラルド「く、クロム!!」
ドンドンドン!ドンドン!
クロム「もーうるさいなぁ…」
扉を開く。
クロム「どうしたの?マ…」
そこに立っていたのはカイリューだった。
クロム「え?」
カイリュー「バウーーーー!!」
「キャーーー!!」
クロムの声が聞こえた。
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マリン「まさか…」
マリー「行こう!!」
皆の顔が真っ青になった。
私達はカイリュー達に殺されてしまうのか。
涙が溢れてきた。
エメラルド「きっと鍵があるはずだよ!探そう!」
クロム「ちょっと待って!」
クロム「大事な物忘れちゃった、取ってくるね!」
マリー「う、うん!」
クロムは急いで部屋に戻っていった。
クロム「はぁ、大変な事になっちゃった…」
クロム「鞄、鞄…」
呑気そうに辺りを散策する。
ドンドンドン!ドンドン!
ドアを叩く音が聞こえる。
クロム「あー待って待って!」
五人は急いで、出口へ向かった。
クロム「はぁ、はぁ」
皆息を切らしている。
ロイヤル「ちょっと怖かったわ…」
ドアノブに手をかける。
が開かない。
ロイヤル「はぁ!?どういう事!?」
ガチャ ガチャ ガチャ
何回やってもドアは開かない。
マリー「私達もしかして閉じ込められちゃった…?」
カイリュー「バウ…バウ…バウ…」
カイリューは後ろを向いて、廊下の奥へ行ってしまった。
マリー「どういう事…?」
意味が分からない。
大好きだったカイリューに殺されかけた。
何故?
私の憧れであるカイリューが
正義の味方であるカイリューが
私を襲おうとした。
エメラルド「マリー!」
その一言でハッと我に返った。
マリン「か、帰りましょ!」
マリー「…うん!」
マリー「ね、ねぇカイリュー!助けて!これってどういう事なの?」
慌ててカイリューに駆け寄る。
カイリュー「…」
カイリューはずっと黙っている。
カイリュー「バウ…」
カイリューはマリーをひょいと持ち上げる。
マリー「えっ?カイリュー?」
カイリューは大きく口を開けマリーを…
クロム「マリー、危ない!」
クロムが叫ぶとカイリューは少し驚きマリーを離した。
マリー「いてっ」
ロイヤル「よ、良かった…」
四人は安心した。
エメラルド「ひっ」
床も壁も血まみれ。
まるで肝試しに来たみたいだ。
マリン「うっ…」
衝撃な事に吐き気を覚える人もいた。
さすがに吐く、なんて事はしなかったが。
カイリュー「バウ…」
すると廊下の奥からカイリューが現れた。返り血がたくさんついている。
マリン「さ、行きましょ」
パジャマから私服に着替え、扉を開く。
と廊下は真っ暗。
ちょっと変な匂いもする。
クロム「な、何これ?!」
ロイヤル「ううっ…」
皆は鼻をつまんだりしている。
マリー「スイッチってここかな…?」
カチッ
辺りがパッと明るくなる。
廊下は
血まみれだった。
クロム「もう朝だよ!!」
バシバシバシバシ
クロムがエメラルドの頰を叩きまくる。
エメラルドの顔は真っ赤になっている。
さすがに酷くない?
エメラルド「ふわ…おはよー皆ぁ」
やっと起きた。
エメラルド「じゃあ二度寝するね…」
四人「いやダメ!!」
マリー「皆おはよー」
マリン「おはようございます」
クロム「おはよう」
ロイヤル「おはよ」
マリーが起きると、他の皆も起きた。
がエメラルドは…
エメラルド「ぐー…すー…ぴー…」
いびきをしながら寝ていた。
マリー「あはは…」
苦笑いを浮かべ時計を見る。
6時。
マリー「そろそろ出なきゃ!」
ロイヤル「起きてエメラルドー!!」
ロイヤルはエメラルドをゆさゆさと揺らす。
エメラルド「ぐぅ、ぐぅ」
寝ている。
エリートトレーナー「あぁ‼︎俺のサイドンがぁぁ‼︎」
ロケット団したっぱ「安心しろ こいつは実験体として大切に使ってやるからよ‼︎」
ロケット団したっぱは笑いながら立ち去る。
エリートトレーナー「お……おれの……サイドンが……」
旅人「おい、お前」
エリートトレーナー「今度はなんだよ……」
旅人「お前のサイドンを取り返してやってもいいがどうする」
エリートトレーナー「え?」
エリートトレーナーは 後ろを振り返る。
そこにいたのは 10歳くらいのトレーナーだった。
エリートトレーナー「お……お前に取り返すなんてできないだろ⁉︎」
エリートトレーナーはからかっているのか! と言わんばかりの表情で旅人を睨む
旅人「……それはどうかな?」
旅人はボールから サボネアのような……緑のエレキッドを繰り出す。
エリートトレーナー「なんだ……そいつ もしやお前もロケット団の……‼︎」
旅人「いや、これはロケット団から奪ったものだ 安心しろ」
エリートトレーナー「安心できるか‼︎ あんなに強いロケット団に勝つなんて……嘘に決まってる‼︎」
クロム「本当、今日は良い日だったね」
マリン「えぇ。料理も美味しかったし…」
マリー「カイリューの楽園、最高でしょ?」
マリンは少し考えると「そうね」と微笑んだ。
エメラルド「おやすみー」
ロイヤル「早いわね…じゃあ私も寝るわ。おやすみ」
エメラルドとロイヤルが眠りについた。
クロム「じゃあ私達も寝ますか!」
マリン・マリー「うん」
照明をパチッと消し、私達も眠りについた。
クロム「…そうね」
エメラルド「たまにはこういうのもいいねぇ」
皆で綺麗な夜空を眺めている。
マリン「…さ、行きましょ」
マリンが風呂から上がる。
マリー「早くない!?」
マリン「のぼせたら大変だし。私は先に行くわ。じゃ」
ロイヤル「え、じゃあ私も!」
マリー「あれ?ロイヤルは?」
マリン「露天風呂」
マリー「あ、露天風呂あるんだ。じゃあ私そっち行こ」
エメラルド「私もー」
後からどんどんついてくる。
ガラガラガラ
暖かい露天風呂に入り空を見上げる。
良い夜空だ。
ロイヤル「綺麗だね」
皆は急いで部屋から出ていき、浴場に向かった。
エメラルド「良い湯ー」
大理石に顎を乗せだらーんとしている。
「あばっ、ぼぼぼ!!」
バシャバシャと水が飛び散る音が聞こえる。
マリー「何があった!?」
後ろを振り向くとクロムが溺れていた。
クロム「誰かああ!」
唖然しながらもなんとかクロムを助けた。
マリー「美味しいねぇ、ご飯!」
ロイヤル「うん、特にこの豚カツ」
エメラルド「分かる!なんか独特な味だよねぇ」
シンプルではあるがかなり美味しい。
五人「ご馳走さまでした!」
完食。とっても美味しかった。満足。
マリン「美味しかったわ。また食べたいわね」
クロム「うんうん」
首をブンブンと縦に振る。
マリー「そういえば今何時?」
時計を取り出すと、針は8時を差していた。
マリー「まずいお風呂!!」
ロイヤル「どんな料理なのかしら…」
エメラルド「確かに!気になる!」
カイリュー「バウ、バウ」
机の上に置かれたのは豚カツと味噌汁とご飯…いわゆる豚カツ定食だ。
マリン「…意外と普通ね」
クロム「…うん」
とりあえず手を合わせた。
五人「いただきます!!」
マリン「これじゃあ何言ってるか分からないわよ!!」
エメラルド「まぁ、いいじゃん?」
財布から金を出し、カイリューの手のひらに置いた。
カイリュー「バウ、バウバウ」
カイリューは嬉しそうにニコッと笑った。
マリー「あぁ、笑ってるカイリューも良いな!」
クロム「はぁー、疲れたぁ」
マリン「そうかしら?」
エメラルド「それよりもお腹空いたぁ」
ぐうう…と皆の腹が鳴る。
マリー「あはは、確かにまだ私達何も食べてないね」
マリー「いやぁ、カイリュー達に愛されてんだね」
クロム「そ、そうね…」
マリン「あ、あそこに宿があるわよ!」
よく見ると奥に宿がある。
マリー「よし、じゃあ泊まろう!」
五人は急いで宿へ向かった。
木造の宿だ。
扉の上の看板には「カイリューの家」と書かれている。
マリー「よいしょっと」
ガチャリ
受け付けにはカイリューがいた。
カイリュー「バウ、バウ!」
ロイヤル「ま、まさか…」
クロム「食べられる!?」
マリー「いやいや…」
カイリューは私達をヒョイっと持ち上げた。
マリン「食べないでーーっ!!」
カイリュー「バウー!!」
カイリュー達「バウー!バウー!バウー!バウー!」
空中に投げられた。
胴上げだ。
マリー「ほらね?」
ロイヤル「いや紛らわしいよ!!」
エメラルド「怖かった…」
カイリュー「バーウ!バウ、バウ!!」
カイリューは私達をグルッと囲んだ。
マリン「ひいい!?何よこれ!!」
エメラルド「こ、怖い…」
ロイヤルの後ろに隠れている。
カイリュー「バーウ!バウバーウ!!」
カイリュー2「バウバウ、バウ」
カイリュー3「バウバウ、バウバウ」
カイリューが私達に近付いてくる。
マリー「いやぁカイリューは本当にカッコいいなぁ!まるで夢みたいだよぉ」
カイリュー「バウーバウバウ!!」
何を言っているのか分からない。
カイリュー「バウバウー!バウバウー!」
カイリューが辺りを見回しながら叫ぶとそこら中からカイリューがひょこっと出てきた。
カイリュー2「バウ?」
クロム「わっ!なんかたくさん出てきた!」
カイリュー3「バウ?バウバウ!」
少なくとも100体以上はいる。
カイリューの楽園に着いた。
マリー達がゆっくりとフワライドから降りると、カイリューが一体やってきた。
カイリュー「バウ!バウバウー!」
本当に来たんだ、カイリューの楽園に。
マリー「わあああ!カイリューだあ!!」
目を宝石のように輝かせ思いっきりカイリューに抱きついた。
とてもすべすべしている。
マリン「なんて言ってるの?」
エメラルド「…さぁ?」
エメラルド「でも歓迎してくれてんじゃないかな」
海が見えた。青色がとても綺麗だ。
マリー「わぁ!すごいすごーい!」
マリン「本当!綺麗な海ね」
エメラルド「あれイッシュ地方じゃない!?」
ロイヤル「え、どこどこ!?」
クロム「本当だ!!」
皆はとても楽しんでくれているようだ。
マリーは少し嬉しくなった。
マリー「どうぞ!!」
フワライドにチケットを差し出す。
フワライドはチケットをよく眺めると「フワー」と呟いた。
正直何を言っているのか分からないが、連れて行ってくれるという事だろう。
ゆっくりとフワライドの中に乗る。
「フワー」
今私達はふわふわと浮いている。
ミアレシティが離れていく。
今から行くんだ。カイリューの楽園に
マリン「カイリューの楽園?」
紺色の少女はチケットをじぃと見つめている。
この子はマリン・ブルー。私の幼馴染でお金持ちだ。
エメラルド「なんならランクルスの楽園の方が良かったなぁ」
ロイヤル「いやいや、ペンドラーの楽園でしょ!!」
二人の少女はバチバチと火花を散らし張り合っている。
若緑色の少女がエメラルド・グリーン。紅紫色の少女がロイヤル・パープルだ。
クロム「ペンドラーばっかって怖くない?やっぱリザードンが一番だよ」
緋色の少女はクロム・レッドだ。
マリー「まぁいいじゃん。行こうよ行こうよ」
今私達はフワライドの前にいる。
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エリートトレーナー「そ……そんな……俺が……負けた?」
ロケット団したっぱ「んじゃあ サイドンは貰ってくぜ」
ロケット団したっぱはエリートトレーナーからボールを奪い取り サイドンをボールに戻す
サイドン「サァァァイ‼︎」
つのドリルがヤミチックに命中する。
エリートトレーナー「よしっ 俺の勝ちだ‼︎ なーんだ強いって言われてる割にはあんまり強くねーじゃん‼︎」
ロケット団したっぱ「まだ勝負は終わっていない……ヤミチック はがねのつばさ」
ヤミチック「ヤミッ……」
ヤミチックは何事もなかったかのようにはがねのつばさで サイドンを吹き飛ばす
エリートトレーナー「そ……そんな‼︎ 一撃必殺を……耐えるなんて……」
ロケット団したっぱ「おいおい……指示しなくてもいいのか? ヤミチック‼︎ トドメのやつあたりだ‼︎」
ヤミチック「ヤミ‼︎ヤミヤミヤミヤミ……ヤミィィィィィィ‼︎」
サイドンはヤミチックの動きについてこれるはずもなく 倒れる