・たまに更新
・クソ寒いギャグ
貝「そうだよタコ。分かったかい?」
タコ「馬鹿にされた気がした!くそー!消えろー!」ドカーン
タコの攻撃によって貝は他界してしまった…
それを見ていた貝の友人、鹿は言った
鹿「貝を殺すなんて…貴様に生きる資格はない!」
タコと鹿の喧嘩が始まった。
Dragonite
ヘタルのひかり
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凍結されています。
カーン!ゴングが鳴った。今戦っているのは柿と猿だ。
柿「す、凄い強そう…」
猿「…ふん」
猿は柿をじぃと睨みつけている。
柿「…行きますよ!!」
猿「…来い」
柿「はぁ!!」
柿は猿に向かって飛び蹴りをかました。
だが目にも留まらぬ速さで飛び蹴りを避けた。
大きい砂埃が舞う
柿「うぅ…こうなったら!!」
柿「かき氷!!」
柿がそう叫ぶと会場がヒュオオオと吹雪に包まれた。
猿「な、なんだ…これは?」
猿の手足がパキパキと凍っていく。
柿「ふふふ」
猿「」
最後には全身が凍ってしまった。
柿「よーしこれを削って!」
氷の塊になってしまった猿を3mはあるだろうかき氷機に入れる。
柿「これで終わり!」
柿がハンドルに触れようとした瞬間
「腐猿!!」
猿の声がした。
柿「え、どういう事!?」
柿は驚いてかき氷機から落っこちた。
気がつくと柿の体はみるみる黒ずんでいった。
柿「な、なにこれ…?」
3mのかき氷機も猿の周りにあるもの全てが腐っている
柿「ひ、ひぃ!!」
柿の体にはカビが生え、とにかくグロい。
猿「…ふぅ。これでお終いか」
氷が完全に溶け、中からびっしょりと濡れた猿が出てきた。
だがもう手遅れ。
そこには言葉では表せない程おぞましい柿の死体があった。
勝ったのは猿だ。
猿「…」
カーン!またゴングが鳴った。次に戦うのは鯵と鯛だ。
二人は元々海中中学校の同級生であり席が丁度隣同士。
鯵が消しゴムを忘れた時は鯛が消しゴムを貸してやり鯛が鉛筆を忘れた時は鯵が鉛筆を貸してあげる。
そんな仲だ。
鰰から見ても傍から見ても仲のいいカップルに見えるけど本人はそんな事全然思っていない。
これでも本人から見れば良き親友なのだ。
鯵「ははは、まさかこんな事になるなんてね」
鯛「手加減はしないよ」
鯵「…私も」
鯵「はあああ!!」
紫陽花を象った剣を鯛目掛けて振り下ろす。
鯛「おっと!」
鯛はサラリと避ける。
鯛「ふふっ、隙だらけだよ!!」
剣を構えようとしたその時、鯛が力強い拳で鯵を殴った。
鯵「ぎゃあああっ!!」
ドオオオン!鯵は2mも吹き飛ばされた。砂埃が舞う。
鯛は殺意がこもった目でギロリと鯵を見つめる。
鯵「う、うぐ…」
鯵の体はボロボロ。腕からは血がダラダラと流れている。立とうとするもよろめいてしまう。
これでも昔は仲の良い親友だったのだ。だが今は敵だ。
鯛「つまんないなぁ、もう終わりなの?退屈で仕方ないな」
本当に彼は自分の親友だったのか。
鯵「…」
親友とは一体なんなのか。
鯛「これで本当に終わりだよ」
自分の勘違いだったのか。
鯵「…」
ゆっくり鯛はオーラを纏っていく。
鯛「体当たり!!」
鯛が勢いよく走ってきた。
鯵「…ふ、ふふ」
どんどんどんどん鯛は近付いていく。
鯵「まだ分からない?私に近付いたらどうなるか…」
赤い鯛の顔が真っ青になる。
鯛「ま、まさか!まずい!」
鯵「紫陽花の味見!!」
鯵は思い切り口を開ける。
鯵「いただきます!!」
ガブリ。優しく私に語りかけてくれた鯛は今口の中。
鯵「…う…うぅ」
ホロリと流れた涙を誰にも見られないように手で拭い、噛み砕いていく。
こんな事になるなんてな。
鯵「…」
自分にとって親友であり鯛だった物を飲み込む。
鯵「ごちそうさまでした!」
鯵「この味…」
鯵「星五つ!」
星五つ…は本来相手の体力を全て回復させる事ができるのだがその相手はもうそこにはいない。
鯵「う、ぐすっ…」
慰めてくれた柿も鯛もいない。
勝ったのは鯵だ。
鯵「鯛…」
カーン!ゴングが鳴った。次戦うのは亀と鮟鱇だ。
亀「この俺を崇めたまえ!!」
鮟鱇「あー…」
亀「ふっふふー、喰らうがよい!ライダーッ…キーック!」
亀は鮟鱇に向かって思いっきり飛び蹴りをした。
鮟鱇「…」
鮟鱇は大きく口を開け…
ガブリ。亀の足を噛みちぎった。ん?この展開前も…
亀「あ、ああああ!!俺の、俺の脚があ!!」
なんとか死から逃れたものの、亀の脚は無い。断面からは血がダラーっと滝のように流れ出ている。
亀「こここっ、これじゃあライダーキックが出来ない…!」
亀の十八番はライダーキック。これでしか奴を倒せない…そんな気がした。
鮟鱇「逃がさないぞ」
のしのしと音を立ててこっちに迫ってくる。
亀「嫌だっ、来るなっ!!」
逃げようとするも脚が無いので、這って逃げる。
が、疲れるし遅いので当然追いつかれる。
鮟鱇「いただきまーす」
鮟鱇がまた大きく口を開いた。
どうにかならないかと目を瞑る。
あ、あの手があった、とポシェットからカメラを取り出す。
亀「こ、これだあ!!」画面からの誘い !!」
パシャ!フラッシュの眩しい光が鮟鱇を襲った。
鮟鱇「な、なんだ?!こうなったら…」
鮟鱇「アンコーr」
亀「
鮟鱇が必殺技を言い切る前に亀が技を言った。
鮟鱇「し、しまった!」
ドシーン!空から大きいブラウン管テレビが降ってきた。
画面は砂嵐。そんな時
パッと黒髪の女性がテレビに映った。するとブラウン管テレビから青白い手がニュッと出てきた。
その手は鮟鱇を持ち上げ、テレビの中へ引きずり込んだ。
「やめろー!」
鮟鱇の声が聞こえた。
鮟鱇をテレビの中へ引きずりこむとテレビはどんどん薄くなり、やがて消えてしまった。
勝ったのは亀だ。
亀「よ、良かった…」
アシカ「さぁ、これで第2回戦も終了です!」

鹿「早いですねぇ、早いですねぇ」
アシカも鹿も後ろをチラチラと見ている。
アシカ「ど、どうでしたぁ?二回戦」
鹿「こうー心にグサッとくる戦いが多かったですねぇ」
???「…」
見たことのない人が鹿の耳元で何か囁いている。
鹿「!!」
それを聞いた鹿は顔が真っ青になっていた。
鹿「で、では!明日は準決勝なのでっ!」
アシカ「ゆっーくり、休んでくださいねーっ!」
鹿・アシカ「それじゃあまた!!」
思ったより時間は早く進んでいった。
脚を失ってしまった亀だったが最新技術と最新医術でなんとか脚を得る事ができた。
亀「…感謝しなきゃ…だな」
亀「そのためにも絶対優勝して100億を手に入れてみせるんだ!!」
亀「頑張るぞぉ!!」
茄子「あまり無理はしないで下さいねー!」
病室のベッドから飛び起き、思いっきり走り出した。
猿はまた公園で静かに噴水を眺めていた。
ケースからアコースティックギターを取り出し、ゆっくりと弾く。
ポロン、ポロンとアコースティックギターの音が公園中に響き渡る。
鯵「いい音…ですね」
気がつくと隣には鯵が座っていた。
猿は目が飛び出る程ビックリして弾くのをやめた。
猿「いい、いつからそこに」
鯵「ついさっきですよ。いいギターの音がするからここまで来たんです」
猿「そうか…」
安心して、すぐに手を動かした。
鯵「いや〜私、楽器とか苦手なんですよね!ドレミファソラシドーしか知らないし」
猿「あ?」
鯵「弾けるとかマジ尊敬します!」
目を輝かせてこちらを見る。なんか苦手だ。
猿「あー、そこまで俺もうまくねぇよ。ただの趣味だ」
鯵「今度教えて下さいよ!ギター!」
グイグイと来る。
猿「…そうだな、まぁ…考えておく」
鯵「やったあ!!」
その頃鳥は…会場でいろんな物を買っていた。
鳥「なんて事だ!僕のように美しい服があるだなんて!」
その服は周りにルビーやサファイアなど数々の宝石が散りばめらていて、とても派手でゴージャスで華やかだ。
鳥「買った!これは何円だ?」
店員「100万です」
「ふむふむ」と言いながら財布を確かめる…入っていたのはたったの千円札のみ。
鳥「…帰ろう」
「すいませんでしたぁ!!」
とある一室。
鹿と蜘蛛とイカが見知らぬ人に向かって土下座をしていた。
アシカ「一体何があったんだ…」
豹「わからへん…」
鮭「ど、どうなっちゃうんだぁ、俺達…」
三人はボソボソと小声で呟いている。
鹿「本当すまないと思っている!だからっ、だから許してくれ!」
???「…」
見知らぬ人は突っ立ったまま何も言わずに土下座している三人を睨みつけている。
蜘蛛「なぁ、お願いだ…だからっ、だから命だけはっ!命だけはぁ!」
???「…」
イカ「なんで何も言ってくれないんだ!」
???「あぁ?」
イカ「ひぃっ」
???「そうかそうか、ならば…こうだ!!」
土下座している三人を掴み、どこかへ連れて行った。
アシカ「待ってください!一体…どこへ!?」
???「…黙って付いてこい。地獄を見せてやる」
アシカ達は言われるがままに見知らぬ人に付いていった。
ここは見知らぬ人のアジト、とでも言うべきか。
暗い廊下を歩いていく。照明は一切なく不気味で不気味で身の毛がよだつ。
コツコツコツ、と足音と「助けてくれ」と言うあの三人の悲鳴だけが鳴り響く。
ガラガラ、と冷たい扉を開けた先にはSFモノでよく見る培養カプセルがズラリと並んでいた。
中には…何だろう。猫の顔が魚の顔になったような、蜻蛉の体が馬になったような、キメラが入っていた。
まだまだ歩く。培養カプセルが並んでいる廊下を抜けると
とても大きいメカがあった。先程の培養カプセルと比べるとややレトロチックだ。
鹿「な、何をするつもりだ…?」
鹿の声は震えていた。
???「これを被ってあの椅子に座れ」
鹿達に渡したのは…なんじゃこりゃ。ヘルメット?
蜘蛛「あ、ああ」
スポッとヘルメットを被り、鉄の椅子に座る。
???「行くぞ」
ガチャッと大きなレバーを引く。すると
三人に電流が走った。
鹿「ああああああっ!!」
蜘蛛「があっ!!頭がっ、痛いっ!ああ!」
イカ「嫌だあっ!助けてくれっ!誰かっ!誰かあ!」
三人は脚をジタバタと動かし逃げ出そうとしている。
だが手は拘束されているので逃げることもヘルメットを外すこともできない。
豹「や、やめよ?な?」
豹が見知らぬ人の腕を掴んで説得している。
鮭「そうだよ!痛そうだよ!」
???「…」
見知らぬ人は何も言わない。
鹿 蜘蛛 イカ「…」
三人は白目を剥いている。
???「これでいい」
???「さて、お前達よ。私に従うのだ」
と見知らぬ人がヘルメットと拘束具を外し言うと、三人の目がパッと開いた。
目は黒から赤に変わっており光りが失われていた。
鹿 蜘蛛 イカ「はい…仰せのままに」
まるでロボットみたいだった。
いつも通り準決勝が行われた。
鹿「さぁ、今日も張り切っていこう」
アシカ「う、うん」
今日の鹿は何故かいつもと違ったがアシカは普通だ。
何があったのか気になるが今は戦いに専念する事にした。