マイク「なぁ、まだかー。」
ケンベル「おいw今始めたばかりだぞw。すぐ出来るわけ無いだろw。」
数分後
ケンベル「よーし、とりあえずコードはok。後は掛かるかどうかの問題だな。」
一方グリクソン達
グリクソン「あとそろそろかなー。」
マイク「長いよなー。」
グリクソン「そだねー··。」
「キャーー!!」
少し離れた所で悲鳴が聞こえた。二人は急いで声の場所に行った。
グリクソン「おい!大丈夫か?」
トリーナ「あ、あれ···(指を指す)」
彼女が指を指している方向を見たらそこには小さいセルリアンが3体居た。だが奴らはグリクソン達に気づいていないようだ。
グリクソン「おい、あれセルリアンだよな··。(小声)」
マイク「気づいていないみたいだから静かにズラがろうぜ···(小声)」
三人は抜き足差し足忍び足とゆっくり慎重に音を出さずにその場を離れようとしていた。
ガバン!マイクが足元にあった空き缶を思いっきり当たってしまった。
セルリアン「?!(クル)」
グリクソン「ヤバい気づかれた!!」
マイク「走れぇ!!」
三人は急いで走った。
一方ケンベル
ケンベル「んー···掛からないなーw。」
ダッダッダッ···足音が近くなってくる。
グリクソン「早く車を出してくれー!!」
ケンベル「どうしたんだ?!」
マイク「セルリアンが近づいてきているんだよ!!」
ケンベル「マジか?!とりあえず先に車に皆乗れ!」
3人は車に乗った。
グリクソン「早く!出発を··!」
ケンベル「分かっているけどエンジン掛かんねぇんだよ!!」
プーシュシュ···シュ、シュ···。
マイク「おい近づいてきてんぞ!!」
トリーナ「ケンベル!!」
ケンベル「ああ!クソー!!(バン)」
シュシュ、ブォーン!!
ケンベル「よしゃー!掛かったぞ!」
気づいたらセルリアンがボンネットまで登ってきていた。
グリクソン「出せー!!!」
クラビクは少しスピーンして煙を上げて走り出した。
そしてそのまま港の出口に向かった。
マイク「まだボンネットに乗っているぞ!」
ケンベル「これでも食らえ!(手錠を投げる)」
セルリアンは顔面にヒットし落ちていった。
ケンベル「よし、これで問題は解決。」
トリーナ「グリクソン、この道を行くとどこにつくの?」
グリクソン「この道を行くとね~····んー、あ、工業エリアだね。」
ケンベル「とりま行ってみようか。」
クラビクは灯台がある坂を下って行った。