ブォォオ····エクスプローラーはどんどん平原エリアの奥に進んで行った。奥に進むにつれフレンズや動物の数が減っていきしまいには誰も居なくなってしまい気づくと二人のエクスプローラーはオフロード道を走っていた。次第にそのオフロード道を走っていくと左側が木でできた柵型のガードレールがあった。ガードレール側には森林が広がっていていい風景だった。
成富「このまま先進んで行って大丈夫なの?」
翔大「どーって事ねぇよ。安心しろ。別に何かが飛び出てくるって事もねぇしなw!」
成富「そ,そう····」
道が悪いため約20kmの速度で走っていた。タイヤはゴトゴトと石を踏む音がする。
成富「おい!あれ見てみ!」
成富が前方を指した。何かが居る。
翔大「なんだろうあれ?人?」
成富「人ならマズイね····」
翔大「いちかバチかで近づいてみるか。」
どんどん近づいていくと人形をしているが尻尾と耳が生えている。
翔大「あ,なんだ~フレンズか~w」
成富「フレンズなら大丈夫だね···あ~心臓に悪いw····」
また更に近づいていくとその姿がはっきり見えた。翔大はブレーキパッドを踏んだ。
成富「どうしたん?」
翔大「ちょっと待って···あのフレンズ体じゅう地みたいのが付いてる···。」
成富「え?!どれどれ?····本当だ····」
翔大「あとあいつ何か言ってんな···窓開けてみよう···」
窓を開けた。
タヌキ「ダメェ!!!こっちに来たらいけないよ!!!引き返してぇえ!!!(涙)」
翔大「ちょっと引き返そうか···この先ヤバいみたい····!」
成富「う,うん。」
翔大がそれを言ったとの同時にタヌキの横腹に緑色に尖ったなにが飛んできて刺さった。
タヌキ「キャァァアア!!!」
成富「ひ,ひぃー!!」
翔大は思いっきりブレーキギアのまんまんアクセルを踏んだ。そしてUターンしようと急いでおり返したら焦っていたせいかハンドルを取られ思いっきり戻そうとすると車体がスリップしてそのまま柵を突き破って森林の中に落ちた。少し段差になっていたため4秒くらい浮いて天井が地面について横転している感じになった。
翔大「痛てて·····俺とした事がハンドルをあやまってしまった····おい成富?」
成富「俺は元気だぞ。」
翔大「もうお前車から出ていたのか···。」
成富「助けるから手を出せ。」
翔大は手を出して成富に引っ張り出してもらった。
翔大「サンキューだ。お前怪我とかはしてないか?」
成富「してないよ。兄貴は?」
翔大「俺もしてない。なんか奇跡的だな。」
成富「これからどうする?」
翔大「歩いて観光エリアに戻るしかないな。」
成富「ええ~····」
翔大「仕方ねぇよw。車も壊れたし,降りてきた崖も登れないし。だとしたらこのままこの先を行くしかないよw。」
成富「分かった····w。」
二人は歩きだした。