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Japari World (けものフレンズ短編小説) / 3

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もやしまる 2018/08/20 (月) 02:28:36 9a371@3f516

飛行場前の道路はタクシーやバスなどで溢れていた。

成富「そういや前券といっしょにパークのマップやパンフレットも届いたよね。あれ持ってきてる?」

翔大「当たり前だろ。ま.まぁパンフレットだけは忘れたけど····。」

成富「ええ~w。」

翔大「でもどっかに置いてるだろうだからそれ貰ったら問題ないっしょ。」

成富「う.うん··。」

翔大「さてと.飯食いにどこか行きたいけどえっと~····」

成富「この観光エリアって所行けばあるんじゃない?」

翔大「そうだな。でも大分距離があるな····タクシーでも拾うか。」

成富「そうだね。」

道路を見ると丁度向こう側から3代目セルシオタクシーが走ってきていた。翔大は手を上げた。セルシオはそれに気づきハザードをつけて二人の前に止まった。

成富「うわーセルシオだw。」

翔大「今じゃもう見ないよなこのタクシー。」

「カパ!」後部座席のドアが開いた。二人は車内に座った。

タクシードライバー「目的地はどこまでですか?」

翔大「観光エリアまでお願いします。」

タクシードライバー「観光エリアのどっちの区ですか?」

翔大「え?区が有るんですか?」

タクシードライバー「西区.中央区.東区とあります。」

翔大「ここから近い区はどこですか?」

タクシードライバー「東区でございます。」

翔大「じゃあ東区でお願いします。」

タクシードライバー「かしこまいりました。」

セルシオは右ヴィンカーを点滅させて発進した。しばらく進むとセルシオはちょっとした橋を渡った。海は宝石のようにとても綺麗に輝いていた。
それから約20分後

タクシードライバー「到着しました。料金は200円です。」

翔大「はい.200円。」

タクシードライバー「ありがとうございます。最後に領収書です。」

翔大「あざーす。」

二人はセルシオから降りた。通りは人で賑わっている。

タクシードライバー「あ,良かったらこれどうぞ。」

貰ったのはタクシー料金が半額になるクーポンだった。

翔大「え,いいんですか?ありがとうございます。」

タクシードライバー「ではまたのご利用お待ちしています。」

そう言ってセルシオはヴィンカーを出して車の列に入っていった。

成富「あのタクシーの女性運転手さん綺麗だったね。」

翔大「そうだな//···あ,そうだそうだ飯探しに行かないとな。」

成富「そだね。」

二人は人の波に乗って飲食店を探した。

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