ににんがし

【クノタカヒロ&町田尚】 / 135

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果報バンタ
何度目だろう
感傷の鰓がふるえてくる
吹き上げてくる風に泡立つブルー(旅情)
万座毛が波飛沫をあげながら肩に風をのせて歩いてくる
沖縄の風は不思議に熱い息
水銀温度計も波打っている
目をとじて手をかざすと
漂流の記憶が熱を帯びて近づいてくる

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