24裁判心理学

投稿の手引き / 339

339
F22108 2024/11/28 (木) 14:35:35 2caa4@4f643

犯行動機の変遷が行われるのは社会的な制裁や評価が関わってくると考えられる。三村事件では実際に供述が変化していることから動機が三村への愛情と言うよりも脅迫されて仕方がなかったと言う方が情けを受けられ、社会的かつ法的責任が軽減すると本人が理解していたからと考えられる。また、時間経過による内面的な変化による原因も多く存在する。自己反省やカウンセリングを通して、認識が変化することがある。自己認知が甘く、罪の意識が低いと起こりやすいと考える。犯行後の心理ケアとして、精神科医、弁護士、刑務所職員、行政職員などが携わることができ、連携がより一層求められる。それに心理学者は魔法使いではないし、正確に心理状況を当てられることはないが、心理的・社会的要因を理解し、犯罪の背景にあるものを紐解くことに繋がる役割を担っている。多職種連携は効果的であることを知りながら行動にはあまり反映されていないのは弁護士が心理学者との連携に賛成的ではないように、連携することで得られるメリットや効果を適切に把握出来ていないからだと考えられる。

通報 ...
  • 356
    satsugakushinri 2024/11/30 (土) 16:46:40 >> 339

     冒頭何行かの論理展開に従うと、「脅迫」より「愛情」のほうが先に供述されることになりませんか。
     犯行後の心理ケアはまた別の話で、授業内容とはまた違うこととして語ったほうがよいと思います。授業では供述の信頼性と、その吟味に関わる他職種連携の問題に触れました。「犯罪の背景にあるものを紐解くこと」は入っていません。派生的な話としてしてもらうのはいいのですか、これが心理学者の仕事と考えるのはどうしてか理由を知りたいと思いました。
    4点差し上げます。

  • 531

    [課題1]
    犯行動機の変遷は、供述の変化として現れ、それには社会的制裁や評価が関わっていると考えられる。三村事件では、共犯者の供述が脅迫されたため仕方なくから金銭目的、そして三村への愛情へと変化している。これは、動機をどう語るかによって自身の社会的・法的責任が軽減される可能性があると本人が理解していたからだと考えられる。つまり、脅迫されたという供述の方が情状酌量を受けやすいと判断した可能性がある。供述の変遷には、時間経過による内面的な変化も関与する。自己反省やカウンセリングを通じて、当初の認識が変わることがあるからだ。また、自己認知が甘く、罪の意識が低い場合には、自身の供述を都合よく変えることが起こりやすいと考えられる。このような供述の信頼性を吟味するためには、多職種連携が重要である。精神科医、弁護士、刑務所職員、行政職員などが関わることで、より客観的な判断が可能となる。しかし、現状では弁護士と心理学者の連携が十分に行われていない。これは、弁護士が心理学的知見の有用性を十分に認識していないためではないかと考えられる。心理学者は心理的・社会的要因を考慮しながら供述の変遷を分析し、裁判における判断材料を提供する役割を担っている。多職種連携を強化することで、供述の信頼性の精査がより精緻に行える可能性がある。