村上は実物の映像をみたことはないが、ファストボールとスプリット系は、球速がおちてからの上原に似ている印象があるね。あくまで印象。
上原もブレイキング系(Cutterや、curve)は、あまり水平方向に動かない。ほぼゼロ。4シームやスプリッターがかなりシュート回転気味だから、それに比べて右打者なら「逃げる」と錯覚されるのだろうね。黒田と同じく、それを武器に転用していたのだろう。
村上にとって、参考になるかも。
おそらく上原は、これらの球種を「決め球」ではなく、「見せ球」として使っていた筈。
Curveの球速が極端に低かったことも幻惑できる武器だったかもしれない。普通なら、球速が低いということは投手にとっては「恐怖」なのだろうに、それを克服し、転用して武器に使える「肝の太さ」も上原の持ち味だったのだろう。
更に無類にコントロールが良く(これは努力の賜物だろうね)、配球の組み立てのできる頭の良さもあった。
村上のコントロール精度は知らないが、上原の配球の組み立ては、タイガースは対戦したときのスコアラーのデイタが保存されているはずだから、捕手と一緒に、それを詳細に勉強するのも良いかも。
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青柳という投手も、タイガースを殆ど見なくなってから台頭したから、あまり知らない。
そもそも、スペック上は、抑えられるのが不思議な投手だった。ERA, WHIP, K/BB、さほど傑出した数字がない(最近怠慢で、もっと込み入ったスタッツを調べていない・・・)。
何故結果が付いてきているのかが不思議だったが、2021、22と活躍できたのが「例外」だったのじゃないだろうか?
(でも2022年のWHIP0.97は凄いね、抑え投手並)
一皮むけたという言い方も、「数字」から見れば「誘導」ともいえる。「Fluctuation」だったかもしれないし。
それまでの平凡さに戻ったという印象は酷かな?
人間は変化するもの、時に見違えるような成長を見せるのを見るのがたまらないーOuenさんの好きそうなことではあるし、現実にもあることだからあまり言い過ぎるのはやめよう。
一時の不調と思って「復活」を祈ろう。
大黒柱なんだから。