お世話になっております。
第74代副将兼主務を務めさせていただきます、野々村碧衣です。
ここでは、私のこの1年の意気込みを書かせていただきます。長くなりますが、読んでいただけると幸いです。
インカレが終わり、最高学年となった今、ふと自分が1年生だった頃を思い返しました。ヨットという未知の世界に飛び込んだばかりの私は、泣き虫で怖がり、とにかく弱い人間でした。同回のみんなが次々と知識を身につけ、成長していく姿を横目に、取り残されることへの恐怖心を抱えながら、時にはヨットから距離を置きたくなることもありました。
しかし、何がきっかけなのかははっきり覚えていませんが、3年生になる頃にはヨットという競技の魅力に次第に惹き込まれていきました。ヨットが好きになるにつれて、同回との間に感じていた壁も消え、自然と部活動そのものを好きだと思えるようになりました。
今振り返ると、1・2年生の頃の自分に対して多くの後悔が残ります。なぜあの時、強風をあれほど怖がっていたのか。なぜ分からないことをそのままにしてしまったのか。こうした後悔を胸に、最高学年となったこの最後の1年、悔いのない活動を全力で行い、自分の後悔を払拭したいと考えています。
また、私のような後悔をするメンバーが出ないよう、部全体をサポートすることも大切だと思っています。そしてそれは、副将という立場にある私の役割だと感じています。主将である山内がクラスリーダーを兼任する中、彼を支えることが私の使命です。高校で主将を務めた経験を活かし、副将・主務として、チーム運営に尽力していきたいと考えています。
代交代から1か月が経ちましたが、幹部としてまだまだ未熟であることを痛感しています。自分自身、弱い部分は多々ありますが、技術的にも人間的にも成長できる1年にしたいです。そして、この1年が自分にとってもチームにとっても価値ある1年になるよう、全力を尽くします。
最後になりますが、日頃よりご支援くださるOBOGの皆様、保護者の皆様、そしてその他関係者の皆様に心より感謝申し上げます。私たちは、「インカレ総合10位」という目標に向けて、これからも全力で活動に取り組んでまいります。引き続き、温かいご支援とご声援をどうぞよろしくお願いいたします。