お世話になっております。
2年スナイプスキッパーの江藤慧です。
現在、ひろむさんカーには江藤、米沢、荻野、金が同乗し、敦賀に到着しました。ひろむさんが横で歌っているのに、助手席で寝ている米沢にはちょっと納得がいきません。
今大会では、「ヘルムに任せること」「リフト・ヘッダーの感覚を掴むこと」を技術的な目標に掲げ、「金沢大学2年生の中で1番になること」を総合的な目標として臨みました。
結果としてはいずれも達成には至らず、非常に悔しい思いをしましたが、それでも大会を通じて得られたものは多くありました。その一つが、「風に合った動作と、それを再現する技術」です。
そのとき吹いている風に対して動作が本当に最適だったかと問われれば、まだ自信はありません。ただ、「この動作はもう少し早めに移動すべきだった」「ここで失速してしまった」「回航時のアンヒール量は良かった」など、さまざまな感覚を持ちながらレースに臨めたのは確かな成長でした。
しかし、こうした感覚を自分一人が感じていても艇は変わりません。感じたことをすぐにクルーと共有し、優しい言葉で伝え合える関係性を作っていきたいと強く思いました。
今大会で最も反省しているのは、クルーとのコミュニケーションです。自分ばかりがいろいろと発言してしまったことで、クルーが意見を言い出しにくかったのではと感じています。2人乗りの良さを最大限に引き出すためにも、互いに意見を言い合える艇内環境をこれから築いていきたいです。
また、今大会では多くのOB・OGの皆さまにもご出場いただき、運営艇や支援艇にもご協力いただきました。さらに、立命館大学様・龍谷大学様・京都産業大学様からは艇を、京都大学様からは艇庫をお貸しいただきました。協力してくださった方々、いつも応援してくださるOB・OGの皆様、大会はこうした多くの方々のご支援によって成り立っているのだと改めて実感し、心より感謝申し上げます。
今後も日々努力を惜しまず、一歩一歩成長してまいりますので、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。
最後に、今回一緒に乗ってくれた大木、厳しい口調で、不確かなこともたくさん言ってしまってごめんと、素直に聞いてくれてありがとう。また一緒に乗ろう