お世話になっております。
4年470クルー 野々村碧衣です。
今大会に向けて「準備はした」と、金曜日のふるはいくでも述べましたが、部としては準備が万全だったとは言い切れない抜けや甘さがありました。
「準備」と一口に言っても、それが他人任せでは、この団体活動にはふさわしくありません。個人戦ではなく、チーム戦です。
日頃から物品の確認・把握を徹底することはもちろん、それぞれが係や代表者に任せきりにするのではなく、自分がこの部の一員として責任を持って活動できる環境を作らなければならないと、改めて感じました。
そしてそれは、私たち幹部がまず意識し、行動で示すことで、初めて部全体に浸透していくものだと思います。私たち自身がその姿勢を体現していきたいです。
レースに関しては、私たちは現在「一番出艇」を目標に掲げ、どの大学よりも早くレース海面に到着することを目指しています。
この2日間、私たちはスロープから距離があるにもかかわらず、早い段階から艇を寄せ、D旗が上がると同時に支援艇もヨットも一番に出艇できました。その瞬間には、「準備」という面での達成感がありました。
また、支援艇が1艇という限られた体制の中で、両クラスをどう支援するかは非常に難しい課題でした。来週の個人戦予選も同様の体制で挑むことになります。選手と密に連携を取りながら、より良い動きができるよう準備していきます。
今回はホームでの開催ということもあり、レース運営以外の面でもこの大会に携わる機会が多くありました。遠方から来ていただいた大学の方々への対応など、普段のレースとはまた違った責任を感じる場面が多くありました。
準備の面でも運営の面でも、まだまだ課題はあります。しかし、その課題に気づき、次に向けて行動できることこそが、チームとしての成長に繋がると思っています。
今後も、誰かに任せるのではなく、自分から動くこと、気づくこと、責任を持つことを大切にしながら、チーム全体で一歩ずつ進んでいきたいです。
最後に
レース委員会の皆様、この度は2日間にわたる難しいコンディションの中、全8レースを成立させていただき、誠にありがとうございました。