平素よりお世話になっております。
1年470クルーの萩中壱星です。
投稿が遅くなってしまい、大変申し訳ございません。
はじめに、近畿北陸水域の学連、関係者の皆様この度の近畿北陸水域のインカレ予選の運営をしていただきありがとうございました。また、OB,OGの皆様、保護者の皆様、常日頃から金沢大学体育会ヨット部を支えてくださり本当にありがとうございます。
私は今回サポートメンバー、特に470級4番艇の艇担当としてこの三日間丘で活動を行いました。
私がこのインカレ予選三日間を通して感じたことは4年生の背中の大きさです。
4年生はこの74代の方針として決められた「徹底」に本当に相応しい方々のように改めて感じました。
入部当初から40人をも超えるこの部活を運営する4年生の背中は大きくて、尊敬していました。一人一人が最高学年としての自覚を持ち、それに見合う行動をすることは中々できませんが、それを4年生の方々はしっかり徹底されていました。今回の大会でも、団戦メンバーに選ばれている5人は最後まで全力で走り切ることを、碧衣さんはサポートを徹底されてらっしゃった。その姿を見て、改めて本当にすごい4年生だと思いました。
それに対して、自分はこのインカレ予選に臨むにあたって、団戦メンバーが本当に全力を尽くせる舞台をつくれたのかと自分に問うてみると自信を持って肯定することは絶対にできないです。予選に至るまでの練習の一つの行動、予選当日の一つの声掛け、その一言が先輩方の肩の荷をわずかでも下ろせたかもしれないと思い返すと後悔が残ります。
本当に申し訳ないです。
また、改めて感じたのは金沢大学74代の歴史です。長い間、金沢大学体育会ヨット部には長い歴史があることを自覚していた気でいたのですが、今回はそれをより重く実感することとなりました。それは今回支援艇に乗ってくださった矢田さんや野村さん、小田さんをはじめとする応援、支援してくださるOB,OGの皆様の存在はもちろん、私たち自身が歴史の中に生きていることを実感することとなりました。私がスローガンに書いた中国の古典の『孔子家語』の一説に由来する言葉で「細き流れも大河となる」と言う言葉があります。私はこの言葉を「日々の小さな努力が大きな結果に結実する」という意味だけで捉えていました。しかし、今大会を通して、これは74年間常にヨットを志向してきた金沢大学体育会ヨット部を表す言葉だと思いました。4年生は金沢大学体育会ヨット部という大河に大きな普遍のものを残してくださいました。対して、今の私たちは細き支流です。私たち自身も大河により多くのものを残せるように精進していきたいと思います。
4年生の皆さん、本当にありがとうございました。私のわがままでこれまで色々ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。4年生の優しさでこれまでの半年間私は何度も救われてきました。私にとって4年生の皆さんは本当にかっこいい憧れの先輩で、それはこれからも変わらないです。これからもよろしくお願いします。
長くなってしまい、申し訳ございません。
最後になりますが、日頃より金沢大学体育会ヨット部を応援してくださっている皆様に心より感謝致します。
第75代金沢大学体育会ヨット部も引き続きよろしくお願い致します。