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23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1003

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F23071 2023/11/20 (月) 04:29:27 afcc0@aefff

7章 発達心理学
課題1
シナプスの刈り込みの補足です。
シナプスの刈り込みは、シナプスの過剰生成があるために発生します。
例えば、生後1~2カ月の前頭全皮質のシナプスの量は、1mm3あたり11億個で、これは16~70歳の成人と同程度です。しかし、1歳児になると1mm3あたり16億個まで増え、その後幼児期、児童期を通して減少し、成人と同程度に戻ります。
補足した理由として、教科書はシナプスとニューロンを比較して、シナプスが増えた後に減ると記載がありますが、シナプスの刈り込みついて触れているため、比較ではなくシナプスの量のみに着目した具体的な数字の増減については、補足として書くに足る情報だと考えたためです。
出典 中道圭人・小川翔大(2021)『教育職・心理職のための発達心理学』69-70 
   ナカニシヤ出版
課題2
生態学的理論を紹介します。
ブロンフェンブレンナー(1979)の理論で、人をとりまく環境を生態系と捉え、発達に影響する多様な環境を4つのシステムからなる生態学的モデルとして示しています。
4つのシステムとは、
マイクロ・システム(子供の社会化に直接関わる人々と子供との相互関係)、
メゾ・システム(子供が参加している家庭や学校などの場の相互関係)、
エクソ・システム(子供に間接的な影響を与える場、例えばメディアは、子供の価値観や規範に間接的に影響する)、
マクロ・システム(社会のイデオロギーや信念。例えば、男は仕事、女は家庭、のようなもの)
があります。
私は、この理論が「人が周りの環境に影響され、それに応じて変化し、発達する」理論であると考え、これは、いらないものが削ぎ取られて、環境に適応しやすいように適正化していく理論といえると考えました。したがって、脳科学的発達観が該当すると考えました。
出典 中道圭人・小川翔大(2021)『教育職・心理職のための発達心理学』12-13
   ナカニシヤ出版

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  • 1008
    satsugakushinri 2023/11/20 (月) 17:30:19 >> 1003

    課題1: 「教科書はシナプスとニューロンを比較して、シナプスが増えた後に減ると記載がありますが、シナプスの刈り込みついて触れているため」、この文の意味がちょっとわからないです。ニューロンについては「数」ではなく「大きさ」が言及されています。
     シナブス量の具体的な数字を提供したことに意義があるということでしょうか。発達早期に最大に達し、その後減少するという変化がわかればよいと思いますが、絶対的な数の情報が必要だと思いますか。
    課題2: 「この理論が「人が周りの環境に影響され、それに応じて変化し、発達する」理論であると考え、これは、いらないものが削ぎ取られて、環境に適応しやすいように適正化していく理論といえる」と、どうして言えるのか、理由が書かれていないように見えます。理論の概要をざーっと書いて、「これを読めばわかる」的にするのでなく、「ここの部分が該当する」というように説明しないといけないです。

    4点差し上げます。