24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1047

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F23039 2023/11/21 (火) 16:27:46 c2dc3@be25c

7章 発達心理学

課題1
 エリクソンの発達段階についての追記です。
エリクソンは生涯発達には8つの発達段階がある。
第1段階の乳児期(0~1歳半)には信頼感が育まれ、希望(hope)の力を身に付けられる。第2段階の幼児前期(1歳半~3歳)には自律性が育つ時期で意志(will)の力を獲得する。第3段階の遊戯期(3~5歳)には自発性・積極性が育ちやすく、目的意識(porpose)という力を獲得していく。第4段階の学童期(5~12歳)には勤勉性を獲得、能力(conpetency)を理解する。第5段階の青年期(12~18歳)にはアイデンティティを獲得し、忠誠(fidelity)の力を獲得。第6段階の初期成人期(18~40歳)には親密性を育み、愛情(love)の力を得ることができる。第7段階の壮年期(40~65歳)には次世代育成能力を身に付け、世話(care)の能力を得られる。第8段階の老年期(65歳以上)には自己統合、賢さ(wisdom)を獲得する。
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この情報を追加することで、どの段階でどのような力を得ることができるのかより理解することができる。
そして、人は大人になっても発達することを知ることができる。

課題2
 バルテスの生涯発達理論について説明します。
バルテスは発達に対する影響要因について理論化し、生涯発達の理論を示した。発達に影響を及ぼす「遺伝定期要因」と「環境的要因」そしてその相互作用を3種類の要因に分けて生涯にわたってそれぞれの要因の影響力が変化することを示している。
1つ目の要因は年齢と関連している成長、成熟に関わる生物的要因とそれに関わる家庭や学校における環境的要因の相互作用によるもので『標準年齢的要因』と呼ばれており、標準的要因は、学童期には強く働いて、青年期にかけて小さくなっていき、その後老年期に向けて発達への影響力を強めていく。子供から青年期までの多くの発達研究はこの要因に着目しているといえる。
2つ目の要因はある世代、集団に共通する経済的状況、戦争、社会的変化などで『標準歴史的要因』と呼ばれている。標準歴史的要因は、特に青年期や成人期の初期の発達に大きい影響を持つと考えられている。
3つ目の要因は人生における個人的な出来事だ。例えば、転職・転居・自己・失業・離婚など多くの人に生じるわけではないが大きな影響を与えるライフイベントによる影響で『非標準的要因』と呼ばれている。非標準的要因は、年齢と共に影響が大きくなっていき、老年には最も大きな影響を持つ要因となる。
この3つの要因から生涯発達理論は生涯の獲得と喪失が混在した過程であり、円環としての発達観といえると考える。

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  • 1053
    satsugakushinri 2023/11/21 (火) 19:09:10 >> 1047

    課題1: エリクソン理論を詳述することについては、これまでの投稿で何度かコメントしたので、それらを参照してください。
     書き手が何者であるかわからないし、「参考文献」(「引用文献」でなく)をまとめましたという書き方になっているので、学術的信用性は疑うべき記事ではないとかと思います。
    課題2: 三つの要因のどこが「生涯の獲得と喪失が混在した過程」に当たる部分ですか。それを明示しないといけないです。
     典拠はなんでしょうか。

    4点差し上げます。