第7章 発達心理学
課題1 臨界期についての補足
臨界期とは、ある重要な変化や発達段階において、個人が特に敏感で影響を受けやすい時期を指す。臨界期における経験や学習は永続的で非可逆的ある。つまり、一生涯にわたって持続する可能性があるということである。永続的と非可逆的の違いとしては毎日野菜を食べる習慣を始めた場合これは永続的な変化です。それが続く限り影響は持続します。一方、非可逆的とは一度習慣として野菜を摂り始めた後、ある日野菜を食べないことに決めた場合、その日の習慣を変えることは非可逆的です。
このように、永続的な変化は一定期間以上続くことがあり、非可逆的な変化は一度発生すると元に戻りにくい性質を持っています。
これらのことを踏まえ敏感期と比較してみます。
敏感期とは発達の段階において特定の刺激や経験が特に効果的で、この期間内に得られると最も効果的な発達が期待されるが、過ぎても学習や変化が可能。影響は残りつつも、後の時期でも学習や変化が可能で、可塑性がある。
まとめると、臨界期は一度過ぎると影響が非常に制限され、非可逆的な変化が起こりやすい一方で、敏感期は一度過ぎても学習や変化が可能で、影響が残りつつも後の時期にも柔軟性があります。
補足理由は、臨界期はいかに大切な時期であるかが理解できればより教科書の内容を理解できやすくなると考えた。また他の人の投稿に敏感期と比較してみるととあったので書かせていただきました。
出典:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/臨界期
課題2
認知発達理論について紹介します。
認知発達理論は子どもの知的発達が段階的に進むと考えられています。最初は感覚と運動による理解が主体で、次に言語の発達と記号的表現が加わり、さらに具体的な物事に対する論理的操作や最終的に抽象的で論理的な思考が展開されます。これらの段階は脳の発達と関係しており、新しい情報との作用を通じて脳が知識を構築し、進化していく様子が描かれています。なので、この理論は脳科学発達観において、知識獲得や思考の脳内基盤を理解する助けになります。
出典
ジャン・ピアジェ「知的発達の心理学」(The Psychology of Intelligence)
課題1: 比較をしたのはよいと思いますが、このような対比は教科書でもなされていませんでしたか。それと、臨界期も敏感期も学習の成立時期について与えられた概念であることを確認してください。臨界期の永続性とは学習の成果が柊生残るという意味だし、非可逆性とは学習する以前には戻らないという意味です。
常体文(「である」)と敬体文(「です」「ます」)は混在させず、どちらかに統一してください。
課題2: ビアジェの学説について紹介していますか。ピアジェの学説は教科書で、発達段階論として紹介されていますよ。
3点差し上げます。