24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1063

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G22118 2023/11/21 (火) 22:01:12 8bf63@b2e94

課題1
発達段階論について補足します。
感覚運動期の特徴は永続性・表象機能の獲得、前操作期の特徴は象徴機能の獲得・直感的思考・自己中心性、具体的操作期の特徴は論理的思考・脱中心化・保存性、形式的操作期の特徴は抽象的思考・仮説的思考です。
ひとつひとつの発達段階という階段を上ることとは何か、4つの時期を設けられた上でその時期に身につける技能が説明されていないため、時期ごとにできることとできないことを各々の読者が同じように理解することは難しいと思いました。そのため、発達心理学に基づきつつ、年齢とともに人がステップアップしていると分かる情報を付け加えるべきだと思いました。

課題2
右肩上がりの発達観に関わると思った学説を紹介します。
1〜2歳児同士のやりとりを約1年間観察し、分析を行いました。結果、1歳前半には発声による主張が特徴的に見られたり、2歳後半にかけて情動や行動を制御した発話や交渉的表現など、よりスキルフルな自己主張が見られたりしました。
ピアジェの発達段階論では2〜7歳の時期を前操作期と設定していて、その特徴の1つに象徴機能の発達があります。象徴機能とは物事を他の物事や記号などで表すことであり、記号の代表例は言葉です。2歳後半の子供に言葉を用いた自己主張が見られるため、1歳前半の子供と比べて象徴機能が発達していると思います。このように、ピアジェの提唱した発達段階論に当てはまる学説なので、右肩上がりの発達観に関わると思います。

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    satsugakushinri 2023/11/22 (水) 10:41:10 >> 1063

    課題1: あなたが紹介しているのはピアジェ学説で、発達段階論の一つでしかありません。ピアジェ学説について詳述することは、発達段階論について補足をしていることにはならないです。
    課題2: ピアジェの発達論は教科書で紹介されています。教科書に載っていないものを紹介してもらう課題だったと思います。

    3点差し上げます。