課題1:ライフサイクルについての補足
エリクソンが提唱した発達段階論は 「ライフサイクル論」と言い、人間の生涯を8つの発達段階に分けて、 各段階における発達課題を示しています。エリクソンの理論は、フロイトの「心理性的発達理論」に心理社 会的な視点を加えたもので、「心理社会的発達理論」とも呼ばれています。
エリクソンは人間の生涯が8つのライフステージに分けられると提唱しています。
①乳児期 (0歳~1歳半) 基本的信頼 vs 不信
②幼児期前期(1歳半~3歳) 自律性 vs 恥・疑惑
③幼児期後期(3歳~6歳) 自発性 vs 罪悪感
④学童期(6歳~13歳) 勤勉性 vs 劣等感
⑤青年期(13歳~22歳) アイデンティティの確立vs 役割の混乱
⑥成人期(22歳~40歳) 親密性 vs 孤独
⑦壮年期(40歳~65歳) 生殖性 vs 停滞
⑧65歳~(65歳~) 自我の統合 vs 絕望
出典:https://39mag.benesse.ne.jp/kosodate/learning/content/gallery/?id=113347&img_id=b76bae99-19aa-46a0-8bc1-218e7af0ffb3.jpg
補足した理由としては、エリクソンのライフサイクルをどんなものか理解することで、生涯発達について理解が深まると考えたからだ。
課題2:多段階形成理論について紹介する。
第1段階、行為の定位的基礎をつくりだす段階であり、行為の目的についての必要な説明及び行為遂行のと きに何に定位し,どのように行為すべきかが示される。
第2段階,物質的または物質化された行為の段階であ り、学習者は外的な,物質的な,拡げられた形式で行為 を遂行する。行為の構成素である操作の1つ1つに外か らコントロールがなされる。
第3段階、外言における行為の段階であり,行為を外的・物質的な支えに依存しないでコトバを外に出す形式だけで行なう。ここでもまだ各操作ごとに外からコント ロールがなされる。
第4段階、自分にむけられた(自分のための) 外言の 段階であり,つぶやきの形式で行為を行なう。ここで は、各操作の結果,そして更に行為の一般的結果だけが コントロールされる。
第5段階.知的行為の段階であり,行為は最終的に形成され,内言形式で行なわれる。このような段階を経て,行為は内面されるとともに一般化され、短縮され、自動化される。
出典:新井邦二郎『知的行為の多段階形成理論』
5段階1~の発達段階を一つ一つ踏んでいることから、右肩上がりの発達段階論に該当する。 理由は、一つひとつの発達段階という階段を上っていくことが発達段階論に当てはまっているから、成人発達理論は右肩上がりの発達段階論に該当していると考える。
課題1: 「生涯発達について」どんな「理解が深まる」のですか。どうして「エリクソンのライフサイクルをどんなものか理解することで、生涯発達について理解が深まる」のか、判然としません。またこの情報の教科書理解への貢献についてはどうですか。
商業サイトではありませんか。
課題2: 「発達段階を一つ一つ踏んでいる」のであれば、エリクソン理論も同様ではないでしょうか。「階段を上っていく」という形容が、どうしてこの学説に該当すると思いますか。それが書かれていないように思われます。
4点差し上げます。