24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1091

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K20109 2023/11/22 (水) 04:56:21 e0b0d@5b600

第7章 発達心理学
課題1
知覚的狭窄化についての補足情報。
共感覚(synesthesia)とは、生後発達期に起こるべき脳内の神経結合(シナプス)の刈り込みが不完全なために生じる可能性があることを、ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)のヘンシュ貴雄機構長とカナダの共同研究チームは発見しました。共感覚を持つ成人では、ある刺激を受けた際に通常以外の別の知覚も認識します。例えば、共感覚者では特定の音を聴いたとき特別な色が見えます。また、共感覚を持つ成人では自閉症に似た特性が多くみられることから、シナプス刈り込みに関する臨界期可塑性の異常を示す指標として知覚的狭小化の低下が有効であるという新仮説を提供し、この現象は自閉症患者でも起こり得ていることを示唆しました。
https://ircn.jp/pressrelease/20200422-hensch
教科書では人間に必要なくなった能力を失う過程としているが、ある意味では人間の退化している部分であるのではないかと感じた。

課題2
フロイトの発達理論についての説明(右肩上がりの発達観)
フロイトは、リビドー(性的エネルギー)が年齢に応じた身体的諸器官を通じて放出されると考える「心理-性的・心理-生物学的発達論」を提唱しました。また、各発達期における、「固着」や「退行」によって性格や病理を説明しました。
1.口唇期:0~1歳 母親との接触が見られ、依存的受動的な特徴が形成される時期。
2.肛門気:1~3歳 排泄の「トイレットトレーニング」の時期、主張的能動的特徴のけいせいがされる。
3.エディプス期:4~6歳 「エディプスコンプレックス」(異性の親に対する性愛的愛着を抱き、同性の親に対するライバル意識や嫉妬を抱く)が生じ、性的な役割が生じる。
4.潜伏期:6歳~思春期 性欲動が抑圧され、社会的規範の学習や知的活動にエネルギーが注がれる時期。
5.性愛期:思春~青年期 口唇期、肛門期、エディプス期の部分的欲動が統合され、性器性欲が優位となる。全人格を認めた性愛が完成する。
https://psychologist.x0.com/terms/143.html
このフロイトの発達理論は段階的に発達していくため、右肩上がりの発達観であると考えた。

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    satsugakushinri 2023/11/23 (木) 13:16:24 >> 1091

    課題1: 提供された情報が教科書理解にどう貢献するのかを記すのが課題1です。それを書いてください。現象自体は興味深いです。
    課題2: 「段階的に発達していく」という表現が、右肩上がりの発達観であることの根拠とするには曖昧です。エリクソンの理論も段階ですが、右肩上がりではありませんね。

    3点差し上げます。