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※アイコンタクトで例えるのが難しかったため、体温に変更させて頂きました。
(今回は「0章 計量心理学の課題」)
問題1.私は恋愛感情の置換えとして、「心拍数」と「体温」を置き換えることが適当であると考えている。
心拍数は数値ですぐに分かるため、好きな人とそうではない人では明らかに心拍数に差ができると考えた。また、体温では、親しい友人とは違い、好きな人と一緒に居たり、会話をするだけで自然に顔が赤くなり、体温が上がっていくため、恋愛感情の判断材料には良いと考えた。
問題2.
人物として、ここではAさんとする。Aさんの異性として、好きな人、普通の友人、あまり得意では無い人を用意する。Aさんには事前に普段の心拍数を測っておいてもらう。心拍数の数値を1~10で例える。Aさんの普段の心拍数は5とする。操作的定義として、今回、Aさんの心拍数は平均の5とし、5を超えた時に、恋愛感情があると考える。
最初に好きな人と対面してもらい5分間会話をしてもらう。その後に心拍数を測る。そして10分間の休憩である程度落ち着いたら、次に普通の友人と5分間会話してもらう。そして、心拍数を測る。その後また、10分間休憩してもらう。次に、苦手な人と5分間会話をしてもらう。その後心拍数を測ってもらう。
Aさんの平均は5である。
好きな人と会話した後の人間は緊張や上手く会話をすることができたのかなど、考え込み、ドキドキしたり、顔を赤らめる傾向がある。そのためAさんの平均値である5は5を超えると考えられる。また、親しい友人だと、慣れているためリラックスして会話ができる。そのため、普段のAさんの心拍数は余り変わらず平均値辺りだと考える。最後に苦手な人との会話だが、人によっては気を使ったり、慣れてなく、単純に緊張してしまい、心拍数が上がる人もいるが、基本は苦手な人と会話をしても楽しくないし、気分的にも沈むため、心拍数は平均かそれ以下だと考える。
結果的に5を超えると、感情が高ぶっている状態であり、10に近付けば近づくほど恋愛感情のパラメーターが上昇していると考える。
次に体温について、また、Aさんに協力してもらう。
体温で測定する前にまず、Aさんの体温の基準を調べる必要がある。体調不良により、一時的に体温が上がったり下がったりする場合があるためである。そのために1週間、毎日、朝、昼、夜の体温をチェックしてもらい、1週間測った体温を平均していく。また、測定当日は体調万全な状態で行うことが条件である。
まず、異性の友人と好きな異性を用意する。この際、異性たちとは手を繋ぎ、30分間デートをしてもらう。異性の友達でも緊張してしまう可能性があるため、本当に親しい異性の友人とする。(親友や幼馴染など)また、Aさんには10分おきに体温を測ってもらい、平均する。(計3回)
親しい友人の場合、会話も弾み、リラックスしながらデートをすることが可能なため、体温もあまり上昇しないと考える。しかし、好きな異性の場合、手を繋ぐだけで緊張し、顔を赤らめ、そこで体温が上がる可能性もある。また、デート中、何を話すべきかといった会話の事だったり、長時間手を繋ぐことによる手汗が原因の「嫌だったらどうしよう」といった不安な感情や焦りにより、体温が上がることもあると考えている。
問題1: これまでの投稿でお分かりだと思いますが、客観性は担保できるでしょうが、多様な意味合いを持つ指標です。また、なぜ二つの指標を採用したのかに言及されていません。
問題2: 平常時の心拍数と嫌な人と会話した時の心拍数が同じかどうかは、測定してみないとわからないことです。よって、それらが両方5であると仮定することには異論があります。恋愛感情の有無が分たれるように定義してほしいのですが、恋愛感情が連続的なものとして扱われています。問題1でも指摘しましたが、二つの指標を採用する意味が書かれていないです。
1点差し上げます。