24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1321

1934 コメント
views
1321
G22118 2023/12/05 (火) 20:52:46 8bf63@1e625

課題2
利用可能性ヒューリスティックと思われる事例を挙げます。
利用可能性ヒューリスティックとは、人に目立つことや思い出しやすいことは、実際よりも多く起こると錯覚し、そう判断してしまうことです。
あるプロ野球チームは、育成選手制度を利用し、他チームよりも多くの選手が所属しています。さらに、潤沢な資金で実力のある選手が他チームから移籍してくることがあります。そのため、ドラフト会議で評判や順位が高かった選手であろうと安易に1軍へ行くことができません。より激化したチーム内競争を勝ち抜いた選手が、一軍で活躍するチームです。しかし、評判が高かった選手が数年足らずで退団したり、移籍してきた実力のある選手が目立った活躍をすることで、「このチームは育成が苦手で選手を成長させられない」という評価を受けています。これは、メディアに評判の高かった選手が1軍で活躍せず退団することを大々的に報じられたり、移籍してきた実力のある選手の活躍を報道したりすることで、これからを期待された選手が活躍できていないことが当チームの目立つ情報になっているからだと考えられます。ですが、この現状はプロ野球なら当たり前な判断のもと行われています。そもそもプロ野球は競争に負ければ退団を余儀なくされる実力社会であり、どのチームであろうと評判の高かった選手や意外な選手に対しても戦力外通告をしています。このように、他チームと比べても戦力の整備判断に差異がないにも関わらず、メディアを通して世間に偏った情報の認識から来る評価を受けているため、利用可能性ヒューリスティックの事例だと思います。

通報 ...
  • 1347
    satsugakushinri 2023/12/06 (水) 15:11:37 >> 1321

    課題2: 「ですが、この現状はプロ野球なら当たり前な判断のもと行われています。そもそもプロ野球は競争に負ければ退団を余儀なくされる実力社会であり、どのチームであろうと評判の高かった選手や意外な選手に対しても戦力外通告をしています」の部分は不要ではないかと思います。「他チームと比べても戦力の整備判断に差異がないにも関わらず」、メディアで取り上げる機会が多いので、視聴者が利用可能性ヒューリスティックを働かせてしまうということですね。

    3点差し上げます。