1,質問紙法についての追加情報です。
質問紙法とは、質問紙を用いて、定期的な質問に対して回答してもらい、その回答から査定を行う方法である。回答には、「選択肢回答」と「自由回答」があります。質問紙法のほかに、面接法と観察法がある。なぜ、質問紙法を使われるかについて情報を追加する。質問紙法の長所は、一つ目、簡便性である。質問紙は比較的手軽に実施でき、多くの被験者に同時に配布できる。二つ目は、広範なデータ収集である。 多くの情報を同時に収集でき、広範な主題にわたる質問が可能となる。3つ目は、統計的処理である。大量のデータを統計的に処理しやすい。短所は、一つ目、主観性である。自己報告型の質問紙では、回答者が自身の認識に基づいた情報を提供するため、客観的事実との対応が必ずしも一致しない。二つ目は、誠実性の問題である。 回答者が自分の意図や社会的期待に合わせて回答する可能性があるため、誠実性に疑問が生じることがある。三つ目は、妥当性の懸念である。質問紙の結果が客観的基準と一致しない場合があり、質問紙の妥当性に疑念を抱かせることがある。
教科書では、質問紙法の長所・短所があまり書いていない。紙での回答であるため、自分で回答を調整することができるなどの短所しか書かれていないため、情報を追加した。したがって、質問紙法の特徴を理解することができるので教科書の貢献に繋がると考えた。
成田健一、2002、「質問紙調査の特徴」、『調査研究―質問紙調査法によるアプローチ』、(2024/01/16閲覧)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdr/6/2/6_140/_pdf
2,質問紙法を提案する。なぜなら、他の方法よりも短い時間でデータをまとめることができる。また、回答方法を選択や記述にし、自由に書いてもらうことで声に表せない内容を紙に書くことができるので本音を聞き出すことができる。選択問題などでは、選択肢を2つとかではなく、増やすことによって、相手の考えに近いことを理解することができる。また、選択なので、データとしてまとめやすい。他の方法で調査を行ってしまうと、回答者の考えに対して、質問者を見て、聞いた内容のほかに自分の相手に対する考えなどの偏見が入る場合があるので適していないと考える。したがって、私は質問紙法を提案する。
3,認知行動療法は、認知療法と行動療法を統合したものである。認知療法とはクライアントの考え方に焦点を当て、ネガティブな思考を変え、柔軟な考え方にし、ストレスを減らすこと。一方、行動療法は、楽しい雰囲気のなか、望ましくない行動を特定し、感情や行動の変化を促進します。認知行動療法は、二つを統合したものなので、思考と行動の相互作用に注目し、ネガティブな考えをポジティブに変換し、健康的な変化を促すことである。
https://works.litalico.jp/column/system/018/
http://www.jsccp.jp/near/interview8.
課題1: 「あまり書いていない」のには理由があるからです。あなたの情報の内容はその通りなのですが、それがどうして必要なのかを書くべきです。
課題2: 「声に表せない内容を紙に書くことができる」というのは本当でしょうか。声に表せないのであれば、文字にもできないのでは。
課題3: 両者はどう補い合っているのですか。それぞれが何をやっているかはわかりました。「思考と行動の相互作用に注目し、ネガティブな考えをポジティブに変換し、健康的な変化を促す」では、「相互作用」の中身がわからないし、「ネガティブな考えをポジティブに変換」だと論理療法そのままだし。
7点差し上げます。