F23104
2024/01/17 (水) 04:28:11
18825@7d254
>> 1613流れが正しく汲み取れているか分かりませんが、「読字障害を持つ人が音読を要求される状況」への対応として、「事前の聴覚的サポート」以外に良い案があるか、という質問だと私は捉えました。
具体案としては、「事前の視覚的サポート」があります。この方法では、教科書を挿絵の多い物に変更します。いわゆる漫画の様な形式です。そして更に「読み上げ」ではなく「要約」を先生には要求してもらいます。
読字障害は音韻処理に問題が有るケースがあり、その場合聴覚的サポートでも理解が難しい場合があります。ですが絵などの文字情報を介さない形式であれば、そのような読字障害の場合でも意味の理解が可能です。ですが、特性上そのままの読み上げは厳しいため、行わないようにする事で対処しています。
この方法も軽減するだけの案ではありますが、「事前の聴覚的サポート」と違い、「聴覚補助器具」という通常の生徒が持たない物ではなく「教科書」という通常の生徒も持つ物で支援を行う事で、学校という場により馴染むことが可能です。また、音韻処理に問題のある読字障害のケースにも対応できる方法のため、使い分ける形での利用が可能だと思われます。
みんな同時に読むという案についてですが、障害表出の機会を増やす危険性があると思います。小中学校の合唱を思い出して貰えば分かると思うのですが、ある程度能力が全員有る場合の下手な音読は相当目立つと推察できます。
出典:(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscap/58/2/58_227/_pdf/-char/ja)
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他の受講生の質問に解答してくれてありがとう。支援方法としての解答としては適切かと思います。課題の主旨は障害の不可視化でしたが、質問者の方は支援方法について知りたがっていたので、これでよいと思います。
5点差し上げます。