24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 1703

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G22037 2024/01/30 (火) 13:01:26

問題1への解答
一つ目
運動視差について
例として、教科書にこう書かれている。「たとえば、歩きながら横目で近くの木を見てみると、当然ながら歩く方向とは反対の方向に過ぎ去っていくように見える。しかし、遠くの山はほとんど止まっているように見える」(市川・作田、2015)。私は、普段周りにある建物や看板などを見ながら歩いているのだが、近くにある建物や看板はすぐに通り過ぎるのに、遠くにある高層のマンションなどは、近くにある建物と比べると、長い間視界に入っているのだ。この事例は運動視差である。なぜなら、運動視差というのは、空間の中で、自分が移動すると、近ければ近いほど早く動き、遠くなれば遠くなるほど、動いていないかのように見えることを言っているからである。

二つ目
葛藤について
 葛藤の種類の内、接近、接近葛藤についての事例を紹介する。ラーメン屋に行った際に、複数の味のラーメンから一つ選ばなければいけないという状況に陥った。どのラーメンも違った良さがあり、どれを食べても満足することができるのだが、複数のラーメンを食べる分の胃袋はあるはずもなく、最終的に味噌ラーメンを選択した。味は非常においしく、満足することはできたのだが、何を食べるか決めた状態で食べたラーメンよりも、満足度は低いと感じた。この事例は葛藤と呼ぶことができる。なぜなら、選択肢の中から、どれか一つだけしか選ぶことができない際に、どれかを選ぶことができない状態のことを葛藤と呼ぶからだ。

参照文献
市川寛子・作田由衣子、2015、「ゼロからはじめる心理学・入門  人の心を知る科学」、株式会社有斐閣、(2024年1月28日閲覧)。

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