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23年度「心理学(3)」投稿ページ / 311

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F23104 2023/10/13 (金) 17:13:21 d640e@d2c37

第2章 学習心理学
課題1:「強化子」についての追加情報
強化子には行動の頻度を上げるものであるが、対立するものとして行動の頻度を下げる「負の強化子」がある。(この場合、強化子は正の強化子)
また強化子はトークン(代用貨幣)などの間接的に行動の頻度を上げる物でもよい。
トークン(代用貨幣)単体に強化子としての役割は無いが、後にお菓子などと交換することで、適切な行動を増やす強化子としての運用が出来る。
これは教室や精神科病院、矯正施設などで使われる事を前提として、トークンエコノミー法と呼ばれている。

これらの話題を選んだ理由は、行動の頻度を下げる「負の強化子」についての追加情報を知る事で、教科書での実例等について、例えば「注目」→正の強化子「無視」→負の強化子 と、理解を促進出来ると考えたからである。
また、更にトークンエコノミー法などの間接的な強化子について知る事で、行動の頻度を変動させる現象全体の理解に貢献できると考えた。

出典1: 日本心理学諸学会連合 心理学検定局編,心理学検定基本キーワード改訂版,2022年,実務教育出版
出典2: 繁桝算男編,公認心理士の基礎と実践2 心理学概論,2018年,遠見書房

課題2:「講義中(刺激)」‐「質問する(反応)」‐「加点される(結果)」
この事例は、講義中、質問を行い、加点という正の強化子を与えられた事で、質問という反応が望ましいものだと学習し、新たな行動が獲得される事例だと言える。

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    satsugakushinri 2023/10/13 (金) 17:23:16 >> 311

    課題1: ここまでの投稿とコメントを読んだ方は「行動の頻度を下げる「負の強化子」がある」の部分が間違いであることがお分かりかと思います。
     トークンエコノミー法におけるトークンは、なぜ強化子として働くのかを説明した方がよいと思います。その方法が、二つの条件づけによって可能になっていることを、ですね。
    課題2: 厳密にいうと、どういう場合の行動なのかを述べた方がいいと思います。加点のない、別の授業でも質問するようになるでしょうか、この人は。

    4点差し上げます。