「0章 計量心理学の課題」
問題1:私は「恋愛感情」を心拍数と体温に置き換えることが適切だと考えた。心拍数と体温に置き換えることが適切だと思った理由としては、上記2つは感情の動きにより変化すると私は考えており、相手に対して恋愛感情を持っているのであれば、相手と会話などをする際に拍数や体温の上昇を平常時と比較のし易い「数字」として可視化出来ると考えたからだ。だが、既に事前の投稿で森先生が仰られているように複数の心的状態を反映してしまうので、当日の体調や考え事の有無、気候などによる誤差が生じる恐れがあることも考慮しなければならないと考えます。
問題2:対象(以後Aさんとする)には事前に平常時の体温と心拍数を測ってもらう。また、アンケートとして現在Aさんが「苦手な異性」・「普段過ごす友人」・」恋愛対象として好きな異性」をそれぞれ挙げてもらう。なぜこのような三名を選んで貰うかというと、人物による数値の違いが表れると考えたからだ。
その後、部屋にAさんとアンケートで挙げられた人物がそれぞれ1対1で話す時間を設ける。この際、室温(23℃)や会話時間(10分間)・話す話題(今行きたい場所について)など条件を統一し、1mの距離で手を繋いだ状態で会話するものとする。条件の固定は環境の違いなどで調査結果の誤差を減らすためであり、手を繋ぐという恋愛的な行動を組み込むことで、恋愛感情と実験結果が紐づけられると考えた。
測定の結果として、平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時、Aさんは対象の人物に恋愛感情を抱いていると判断できると考えるものとする。この結果だけでは、心拍数と体温の上昇度に個人差があると考えられるため、様々な人物を対象とし、複数回のデータ収集を行い、比較していくことで、恋愛感情を抱く相手とその他人物の差が数値として表せると私は考える。
問題1: 以前の投稿を参考にして、複数の指標を設定することの有益さに気づいたのはとてもよいことだと思います。それはそうと、「心拍数」と「体温」だと、風邪の時も平常時より変化するよね。こういうことを問題2で除去できているかな。
問題2: Aさん一人でなく、いろいろな人からデータをとって基準は決めたほうがいいと思います。また定義の仕方ですが、「平常時の心拍数よりも15%以上の上昇及び平常時の体温より0.8%以上上昇した時」だけでなく、「一対一で、1mの距離で手を繋いだ状態で会話する」状況下でそういう変化を示した場合、を加えないといけないと思います。おしかった。
6点差し上げます。