24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 629

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F23070 2023/10/31 (火) 09:04:34 d1924@96f7e

「第4章 神経心理学の課題」
●課題1
 脳損傷についての追加情報
 ブローカ野という、左の大脳半球の前頭前野の下側部の領域が言語理解の中心であり、そこに限定した脳の損傷は言語理解を阻害することなく発語を阻害し、「表出性失語症(ブローカ失語症)」と呼ばれている。
 一方、ウェルニッケ野は左側頭葉一次聴覚野の後側にある言語理解の領域のことである。ウェルニッケ野を損傷した患者では、書かれた言語と話された言語の両方の理解が困難で、表面上の構造、リズム、正常な言語のイントネーションは残っているが、無意味な言語発話を呈することが報告された。これは、「受容性失語症(ウェルニッケ失語症)」と呼ばれる。

 この情報を追加した理由は、脳の左半球のどの部分が損傷することで、何ができなくなるのかを理解しておいたほうが良いと考えたからです。教科書には、「音声言語を発する能力と理解する能力は、独立しているという事実を考える必要がある」と書かれているが、なぜ独立していると考える必要があるのかを脳の部位を使って説明していない。そのため、「脳の左半球にある言語をつかさどる場所」を損傷した人のなかに、「話すことができるが言葉を聞いて理解できない人もいるし、逆に話すことができないが言葉を聞いて理解できる人もいる」という理由について、脳の左半球には、それぞれ異なる機能を持つブローカ野とウェルニッケ野というものがあるため、ブローカ野のみを損傷した人と、ウェルニッケ野のみを損傷した人では、症状が異なるからだと説明したほうが良い。

出典:繁桝算男(2022)『心理学概論』35-36.遠見書房.

●課題2
 クオリアは、疑似問題であると考えた。クオリアとは、個人が持つ言語化することのできない主観的な感覚である。そのため、他者に自分の感覚を説明することは不可能だ。例えば、怪我をしたときに、どのような痛みなのかを他者に伝えても、その他者は怪我をした人と同じ痛みを感じ取ることはできない。痛みを想像することはできるが、人によって痛みの感じ方は異なる。つまり、想像した痛みが、その人の感じている痛みだとは限らない。このように、個人でしか感じ取れない感覚の問題を解決するのは、困難である。したがって、解決する必要はない問題だ。

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    satsugakushinri 2023/10/31 (火) 12:55:51 >> 629

    課題1: ブローカ失語とウェルニッケ失語はよく知られる言語障害で、公認心理師受験レベルでは必須です。この教科書には書いていないようですが、この教科書のレベルではそれは知っておかなくてもよい知識ということかもしれません。あなたが補填した情報が該当する部分で教科書がより重要と考えているのは、損傷部位と症状に関する知識ではなく、「二重乖離」の考え方のようです。
    課題2: 「疑似問題」と「難問」を混同しています。このことはすでに、別の方が投稿してくれています。参照してください。

    4点差し上げます。