24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ / 76

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F23002 2023/10/03 (火) 14:12:22 f5732@c3136

0章 計量心理学の課題

問題1:私は、恋愛感情を「心拍数」と「会話途中の沈黙時間」、「声のトーン」で置き換えるのが適切だと考えました。「心拍数」について、好きな人と目が合った時、話している時に緊張をして心拍数が上がるのは、自分でも「今心拍数が上がっている」と分かるし数値として明確に判断しやすいと考えます。ただしこれは「恋愛感情」だけでなく「恐怖」「緊張」と言った感情にも左右されます。そこで「会話途中の沈黙時間」を判断基準に追加します。好きな人と会話するときは話を長く続けたい、なるべく会話が続きやすい話題を探そうと考えます。会話が途切れた時に慌てて次の話題を提示したくなりますし、「ああそういえばこの課題でわからないところがあるんだけど〜...」などと「今後も関わりを持つ機会を作る話題」を提示することがよくあります。しかし以前の投稿で「気の合う友人にもそうなるのでは」と指摘があったため「声のトーン」について注目します。声のトーンが上がってしまうということは緊張してるという場面が多く、恋愛感情に特異的な指標となります。

問題2:測定方法は、まず被験者の平常時の心拍数と声のトーンを測ります。そして①「好きな人」②「仲の良い(気の合う)友人」③「初対面の人」の3人と1人ずつ、1日を置いてから同じ距離で同じ時間会話してもらいます。この時に一定時間置かないと前の人と話した時の心拍数や声のトーンが影響してしまうので必ず1日置きます。また、部屋に2人きりで会話してもらいます。
そして平常時との心拍数の最大値の差を、声のトーンがどれだけ上がったかを測定します。また①〜③の中で会話途中の沈黙時間が短かった順に記録します。
②③の人を用意した理由として、②は「会話途中の沈黙時間」が①と差ができにくいと考えたためです。しかし②は被験者との関係を考えて「心拍数」と「声のトーン」が上がりにくいと考えられます。また、③は「心拍数」「声のトーン」が①との差ができにくいと考えます。初対面であれば「何を話そう」と緊張だってしますし心拍数と声のトーンは上がりやすくなります。しかし時間が経つにつれ、心拍数も声のトーンも落ち着いてくると考えられ、①との差ができると考えます。このことより、心拍数と声のトーンが上がり、会話途中の沈黙時間が短かった人が、好きな人と判断することができると考えられます。

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    satsugakushinri 2023/10/03 (火) 14:23:39 >> 76

    問題1: 「会話途中の沈黙時間」にも弱点があるのですが(話題が続かないとかにも左右される)、それぞれの指標が持つ弱点を、指標を複合させることで克服しようとする発想は有効だと思います。
    問題2: この書き方だと「好きな人当て」のように読めてしまうので、「心拍数と声のトーンが上がり、会話途中の沈黙時間が短いことをもって、恋愛感情を有していることの操作的定義とする」と書いた方がいいと思います。ただし「上がる」「短い」の基準を設定しないといけないですね。他の人との相対評価にとどまると、誰かが必ず恋愛対象となったり、誰も恋愛対象にならなかったりします。

    6点差し上げます。