【ストーリーのネタバレを含みます】
【俺の考える最強のサリライ】
前提として、キャラには過去の記憶を持たせた状態にする。そのうえで真実を暴くか暴かないかをプレイヤーに選択させる形にして闇堕ちかハピエンかのエンド分岐になればいいな。分岐の選択肢はオバレクくらい分かりやすくしてさ。
◾︎キセキくん
「知らない女性に誘拐されたことがある」「誘拐されてから母親は自分を部屋に閉じ込めるようになった」「家で殺人事件が起きた。自分はクローゼットの中に隠れながら、その現場を見ていた」
という記憶を持った状態から、事件の真相をヒロインと一緒に探し始める。初めは積極的に真相を知ろうとするが、調査を進めると自分の父親が殺人犯である可能性が高まっていく。そこでキセキくんは、途中から「もう知りたくない」と言い始める。最初に本人から得た「真実を知りたい」という同意を優先するのか。それとも、現在の「やめてほしい」を尊重するのかが分岐になる。
真実を暴かずにいると、父親がどのような人間だったのか確定しないまま、「父親はどうしようもない人間だったのではないか」「自分にも同じ血が流れている」「いつか自分もヒロインを傷つけるのではないか」という恐怖だけが膨らんでいく。そして、精神を病んだ母親がキセキくんを部屋へ閉じ込めたように、今度はキセキくんが「守るため」と言ってヒロインを閉じ込める。親と同じ人間になることを恐れ続けた結果、親の行動を反復してしまう闇堕ち。傷つけることを承知で真実を最後まで暴くことで、両親がした選択は自分のためだったと知り、罪は償っていかないといけないが過去の反復を止めるハッピーエンド。
◾︎テラくん
「昔起きた事故で、誰かの嘘によって犯人に仕立て上げられた。自分はやっていない」
という記憶を持っている。彼が恐れているのは事件の真相以上に、ヒロインも証拠がなければ自分を信じてくれないのではないか、ということ。主人公が「無実を証明してあげる」と言って勝手に記憶を暴けば、それは善意であっても、結局は隠していたい記憶を無理やり暴くことになる。
それでも記憶を暴こうとすれば、テラくんは「やっぱり君も僕を信じてくれなかったらどうしよう」と考え、真実が明かされて見捨てられる前にヒロインへ手をかけてしまうか共に飛び降りる闇堕ち。無実なのに犯人へ仕立て上げられた人が、信じてもらえない未来を恐れた結果、本当の加害者になってしまう。
◾︎ネオくん
「養護施設が燃やされ、自分だけが生き残った」
という記憶を持っている。ネオくんは積極的に真相を知ろうとし、ヒロインと一緒にどんどん謎を解明していく。しかしその探求心の底には、「一人だけ生き残った自分にはすべてを知る義務がある」という生存者としての罪悪感と、自罰的な感情がある。
そして最後まで暴いた結果、信頼していた兄貴分が事件の首謀者だったと判明する。
なぜ自分だけが生き残ったのか。兄貴分をのうのうと信じていた自分にも責任があるのではないか。と事実以上の罪まで自分で背負い、「どうして僕が生き残ったんだ」と自傷をし続ける闇堕ち。
真実の探求が自傷行為になっていると気づくことが救いになる。ネオくんに「生き残ったことは罪ではない」と伝え、真実を知ることを贖罪に使わせないことがハッピーエンドにつながる。ついでにこの真実にたどり着いたのはプレイヤーにも責任があるよっていうのを突きつけたいです。
これやると多分CGがめちゃブラキッシュハウスとかクラブスーサイドみたいになっちゃうよねぇ。血みどろになってしまう。