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安心して絶望できるスルガ銀行&ノジマ(空売り専用) / 5701

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Mad_Vandalist 2020/08/17 (月) 13:47:40 修正

 ズルガを買うトチ狂った個人凍死家が少なくないようで何とも苦笑。
 貸出金の不良化が粛々と進んでいる事が貸倒引当金と与信費用の増加から明らかなのに純利益が計画を達成している事を買い材料にしている当死家がいるのは、驚かざるを得ない。

 貸倒引当金は、実は一般貸倒引当金と個別貸倒引当金の2種類があり、個別貸倒引当金の増加は融資先の状態の悪化を示している事は分かっていないらしい。
 また一般貸倒引当金の取崩は要管理先から要注意や正常先区分へのランクアップによる場合もあるが、破綻懸念先以下の区分へ転落した場合でも発生する。
 その場合、一般貸倒引当金の取崩と個別貸倒引当金の繰入が同時に発生し、かつ貸倒引当金の繰入総額が増加する。まさに今回公表された損益計算書からはそれが読み取れる。
 ちなみに与信費用からは償却債権取立益が差引かれるが、現在の状況では償却債権取立益が増加するとは思えない。
 私が特に関心を持っているのは破綻懸念先に対する引当率だ。
 この区分については、担保でカバーされない貸出金相当額に対して過去の区分全体の回収実績率から算出した額を引当てるが不動産市況の低迷から担保価値の下落が続くと想定されること、賃料の低迷等により債務者からの回収率が当面低下傾向になると想定される事を踏まえると、不良債権が粛々と増加傾向にある可能性は誰も否定できない事だろう。
 ご存じのとおり、不良債権の保全率については「貸倒引当金」を引当後の比率で公表する事が認められている。
これは今後不良化する予備軍で未だ引当を行っていない先(要管理先や要注意先)に対する保全率と見る事はできない。
 これがどういう結果を生むかは、想像に難しくない・・・

 ちなみに今日は買い板が売りに比べて厚いが、これは大口機関から見れば格好の売り仕込みチャンスと言える。
 間違っても買いで手をだせるような銘柄とは到底思えない。

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