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仏教では有為と無為といった言葉が用いられますが、有為とは「つくられたもの」、無為とは「つくられないもの」といった意味ですが、そういった意味をふまえた「有為の法」と「無為の法」が説かれております。
有為の法とは、因縁によって形作られたもの。 また、その在り方。 生滅する現象世界の一切の事物をいい「縁起の法門」がこれにあたります。対して無為の法とは、あるがままの意で、 因果の関係に囚われない常住不変の存在、すなわち「真理」のことを言います。
お釈迦さまはこれまで世の中の真理を縁起として説かれてきました。しかしここに至って究極の覚りの世界にあってはその縁起すらも起きないと言われるのです。
縁起ではない真理の法、それが『十如是』という無為の法なんです。