今回の講義ではコミュニケーションにおける様々なルールを学んだがどれも意識したことも無く、よく考えれば確かに存在するルールで驚いた。本稿では、学んだコミュニケーションにおけるルールをまとめ、それについて意見を述べる。IRE連鎖は発問(Initiation)と応答(Response)と評価(Evaluation)で構成されるもので、よく教師と生徒の会話などで用いれられる。このルールを聞いて私は特に意識したこともなかったがこのルールで進行される授業がほとんどだったと思った。また、授業以外にも初対面の人と親睦を深めるときに「名前はなんて言うんですか」、「趣味はなんですか」など相手を知りたい状況ではIRE連鎖が用いられると思った。隣接対と選好は声を投げられたら返さないといけないルールで第1成分と第2成分に分けられる。隣接対ではある発生(第1成分)に対して特定の返答(第2成分)が返されるものである。この構成になる会話には挨拶が挙げられる。「Aさん:こんにちは Bさん:こんにちは」といった内容になる。選好では基本的に隣接対と同じ仕組みであるが第2成分がどのような応答がより「好ましい」かという要素が入る。この「好ましい」とは、文化的・社会的に期待される応答を意味する。この構成になる会話には質問と回答または否定や要求と受諾または拒否が挙げられる。「Aさん:手伝ってもらってもいいですか Bさん(好ましい対応):いいですよ Bさん(好ましくない対応):忙しいのでできません」といった内容になる。このようなあまりにもありふれているの会話の中にもルールがあって知らない内に使っていたんだと思った。そして、我々はそれをあたり前に使っていてその当たり前に疑問を持って命名できるまで研究する学者は素晴らしいと再認識した。会話の終わり方はシェグロフとサックスが研究した学説で「会話は自由に終われない、終わり方に規範がある」というものである。会話を終了するためには会話のトピックに対して、内容をまとめる(〜ということだよね)ことや別の角度から切り出す(今度〜しようか)、別の行為の言葉(お菓子でも食べようか)をいうなどの返答をして終わらなければいけない。また、「うん、はい、ね」などの言葉を返すと発言権の破棄となってまたトピックに戻ることもある。それらの会話が終了する直前に行われる、最後のやり取りや発話のペアを最終交換という。確かに普段の会話を振り返ってみるとトピックが終了するときには最終交換が行われていて、これがないと話が終わったかのような間が空いたり雰囲気が出ていても「まだ会話は続いているのかな」と思うのでどの会話にも最終交換があることを知ることができた。以上のように普段の会話の中にも当たり前に使っているが全く知らなかったルールが存在していることが分かった。これは会話だけに限らず当たり前に使っている「何か」には何かしらのルールが存在するのではと思った。最後にそのルールというものを調べたので紹介して終わる。
・行列に並ぶ時では割り込まない、一定の距離を保
つ、列の進み方に従う
・店内やエレベーターでは商品棚の前では他人の邪魔
にならない位置に立つ、エレベーターでは壁際に立
ち、奥から順に埋める
・レストランやカフェでの席選びでは混雑している
場合は1人で広い席を占有しない、他人のプライバ
シーを尊重して必要以上に近い席を避ける
・信号機がない横断歩道では車が停まった場合は歩行
者が速やかに横断する、互いにアイコンタクトを取
って進むタイミングを確認する
最後の例は「よいこと」「悪いこと」になっています。その前の理解は授業内容の概ね正しく整理されたものでした。こういう言語(規範的)環境でどういう知覚-行為をしているかを考えてくれると良かったと思います。
6点差し上げます。