H.O.P.E.

便所の落書き / 133

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日向 2025/08/09 (土) 20:13:28 修正

作品におけるジャンルについて
知人と話していた所うみねこのなく頃には推理ジャンルかのような導入がある癖に
ノックスの十戒を守ってないから許せないがひぐらしのなく頃には大変面白かったと言ったのを聞いて
ひぐらしのなく頃にもうみねこのなく頃にと同様に最初はまるで読者に謎を出題するかのような
推理ジャンルとして始まるがミステリージャンルとしてみたら破綻どころの話じゃないだろう?って話になった
ちなみにうみねこのなく頃にはほぼほぼこいつが犯人って人間がちゃんと居る

個人的には世界系とかのジャンルでもそうなんだけど
読者がその謎について何を思うか?解決について何を思うか?は作品の評価に影響しないと思ってるんだよね
世界系は凄く残された謎について色々考えてしまうなんてのを俺は見て
所謂考察系の筆者を尊敬して世界系ジャンルに足を入れたことがあるけれど
所々明かされない謎はあったけれどそ物語が終わって
主人公が作中で納得したなら良いんじゃないかなって思っちゃったんだ
だからノックスの十戒だかを守ってるとか守ってないとか
ミステリージャンルとして崩壊してるとかしてないとか
どうでも良くない?ってジャンルってそんなに大事かな?って

叙述トリックのように後々読み返す事で
あーーーここ伏線だったのか!って作品別に悪くはないし
ミステリージャンルにおけるお約束であるノックスの十戒を守るのであれば
この通りになってないと行けない訳だが
個人的には別にあってもなくても良いし犯人が全然関係ないぽっと出でもいいと思ってる
作品における評価ってそこなの?と形式を守ってることが大事なの?って
ストーリーの内容や主人公たちの成長を評価するんじゃないの?って
弁当の味聞いてんのにいや弁当箱が便器の形じゃ気分悪いわって言われてるのと同じ感覚
そこ評価してどうするんやって感じ

昔はそれこそ親の仇のように悪を恨んでいたのにいざ最終局面で会話してみたら赦しちゃう
そんなご都合展開が確かに不満だった
例えば紅って小説は主人公がいい奴過ぎてどんな死闘を繰り広げても最後は許して命までは取らない
若かりし頃は関係ねえだろ殺せと思ってたが
今はなんか作中のキャラクターってもうその世界に確かに存在している一個人であって
その一個人が許すって言うのなら部外者であってしかも普通の人間ではあり得ない神様視点を使って俯瞰してる
第三者がいやいやいやいや許すなよ殺せって突っ込むのもおかしな話何じゃないかと思い始めたんだ

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