最終局面を迎えた令和7年度高校竜王戦 次に振り返るのは当然ながら決勝戦ですが その前に3位の選手たちの表彰の場面を
⬆️3位の表彰を受ける山本祐大くん
松本深志から上位入賞者が輩出されたのは 三島孝太くんVS山崎晃太朗くんが決勝戦を 戦って以来4年振り。そもそも深志勢の 本大会出場そのものが4年振りでした。 中学大会までは大会に参加せず我が塩尻の 道場に数回来た程度でしたが、その実力の 高さは想像以上で、後に松本支部の大会で 長野県中学生王者経験者を破る程です
今後の長野県高校棋界の台風の目と なる事でしょう。
⬆️同じく3位の表彰を受ける瀧澤峻平くん
高校選手権に続く準決勝進出。長野高専と しては前回優勝の小林暖希くんに続く躍進で 通算5人目のセミファイナリストであります
最も彼が小学生低学年の頃から知っている 私(丸山)から見れば彼の実力は、成績以上と 感じずにはいられません。小学3年生の時に 県小学生名人戦で準優勝。その後大人交りの 県大会でも8強入りした有望な若手ホープ いつか必ず優勝という実績を引っ提げて 全国大会に挑む事になるでしょう
さてそろそろ決勝戦を振り返ろうと 思いますが、それは早くても今晩という事で 御容赦・御了承くださいませm(_ _)m
⬆️決勝戦・仁科拓人くんVS相原瑞樹くん
前年の高校団体、高校新人戦で優勝を飾り 本年も高校選手権で準優勝。通算3度目の 優勝と4つ目の全国切符獲得を目指す仁科くん 2年連続の長野県中学生王者にして前年の 長野県アマ名人戦3位の実績を重ねて 高校棋界にデビューした相原くん
白熱の戦いが予想され期待される一戦です
それでは一旦失礼いたしますm(_ _)m
⬆️戦いは角換わり戦に。 先手番を握り、バランス重視の布陣を引いた 仁科くんが45歩と戦端を開きます。 相原くんも75歩と反攻。仁科くんの継ぎ歩に 対しては一旦46歩と楔を打った後31玉~ 22歩と対応いたします。その後は互いに 遠見の角を打ち合って⬇️のような形に
⬆️ここで相原くんは88歩と打ちます まさか千日手もあるのか?と思いながら 盤を見ていた私(丸山)ですが77桂と逃げて その可能性は無くなりました
その後は桂馬と銀を突進させて飛車の封鎖と 左右挟撃型を狙う仁科くんに対し、と金を 87まで引き付けてから銀を犠牲に入手した 桂馬を47の地点に王手で打ち込んみ精算後 67に角を打ち込んだ相原くん。局面は ⬇️のような感じになりました
⬆️仁科くんは58銀と踏ん張った後 63銀成~23桂打と左右から総攻撃、と金を 作り2筋から駒を殺到させます。対して 馬を65に引いた後、32金を取らせる間に 2筋に巧みな歩打ちを2度重ねて仁科くんの 飛車の侵入を阻止すると銀取りに打ちながら 馬の遮断を図った仁科くんの56桂を尻目に 最後の総攻撃に打って出ます
2度に渡る55桂打ちで金銀を剥がした後 詰めろ飛車取りとなる37銀が、トドメの 一発に。最後の仁科くんの王手ラッシュに 冷静に対処した相原くんが130手の熱闘を モノにして見事に初優勝を飾りました
⬆️優勝した相原瑞樹くん
上田から優勝者が出たのは倉沢周作さん以来 20年振りであります。高校選手権では 団体戦に大将としてエントリー。チームは 惜しくも準優勝でしたが彼自身は全勝して シッカリ役目を果たしました。そして 早くも長野県の高校竜王とは流石です
この大会の翌月には長野支部60周年記念大会 そして岡村奏汰くん壮行将棋大会に出場 この大きな大会で2週連続優勝いたしました 本当に凄いです。この勢いと地力を持って 8月の全国大会でも躍進を期待できそうです
相原くん優勝おめでとうございます 全国大会での御健闘を祈ります
⬆️準優勝の仁科拓人くん
OBの森下泰聖くん酒井悠安くんに続く 快進撃でした。本人は無念でしょうが 選手権に続く準優勝は立派であります 支部対抗戦でも長野支部Cチームの大将の 務めを果たして長野県の頂点に立つ活躍を 見せた仁科くん。ここでは大人交りの 県大会での久々の出場&活躍でした
彼も本月末には全国大会での戦いが四国で 待っています。健闘を祈り活躍を期待 したいと思います
⬆️最後は仲良く記念撮影で閉幕
以上で2025長野県高校竜王戦の回顧録を 終わります。選手の皆様や運営スタッフの 方々の労を労い感謝の念を抱きながら 終筆いたします。
最後まで、お付き合いしてくだされた 当掲示板の閲覧者の皆様 どうも有難うございました (完)
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松本深志から上位入賞者が輩出されたのは
三島孝太くんVS山崎晃太朗くんが決勝戦を
戦って以来4年振り。そもそも深志勢の
本大会出場そのものが4年振りでした。
中学大会までは大会に参加せず我が塩尻の
道場に数回来た程度でしたが、その実力の
高さは想像以上で、後に松本支部の大会で
長野県中学生王者経験者を破る程です
今後の長野県高校棋界の台風の目と
なる事でしょう。
⬆️同じく3位の表彰を受ける瀧澤峻平くん
高校選手権に続く準決勝進出。長野高専と
しては前回優勝の小林暖希くんに続く躍進で
通算5人目のセミファイナリストであります
最も彼が小学生低学年の頃から知っている
私(丸山)から見れば彼の実力は、成績以上と
感じずにはいられません。小学3年生の時に
県小学生名人戦で準優勝。その後大人交りの
県大会でも8強入りした有望な若手ホープ
いつか必ず優勝という実績を引っ提げて
全国大会に挑む事になるでしょう
さてそろそろ決勝戦を振り返ろうと
思いますが、それは早くても今晩という事で
御容赦・御了承くださいませm(_ _)m
⬆️決勝戦・仁科拓人くんVS相原瑞樹くん
前年の高校団体、高校新人戦で優勝を飾り
本年も高校選手権で準優勝。通算3度目の
優勝と4つ目の全国切符獲得を目指す仁科くん
2年連続の長野県中学生王者にして前年の
長野県アマ名人戦3位の実績を重ねて
高校棋界にデビューした相原くん
白熱の戦いが予想され期待される一戦です
それでは一旦失礼いたしますm(_ _)m
⬆️戦いは角換わり戦に。
先手番を握り、バランス重視の布陣を引いた
仁科くんが45歩と戦端を開きます。
相原くんも75歩と反攻。仁科くんの継ぎ歩に
対しては一旦46歩と楔を打った後31玉~
22歩と対応いたします。その後は互いに
遠見の角を打ち合って⬇️のような形に
⬆️ここで相原くんは88歩と打ちます
まさか千日手もあるのか?と思いながら
盤を見ていた私(丸山)ですが77桂と逃げて
その可能性は無くなりました
その後は桂馬と銀を突進させて飛車の封鎖と
左右挟撃型を狙う仁科くんに対し、と金を
87まで引き付けてから銀を犠牲に入手した
桂馬を47の地点に王手で打ち込んみ精算後
67に角を打ち込んだ相原くん。局面は
⬇️のような感じになりました
⬆️仁科くんは58銀と踏ん張った後
63銀成~23桂打と左右から総攻撃、と金を
作り2筋から駒を殺到させます。対して
馬を65に引いた後、32金を取らせる間に
2筋に巧みな歩打ちを2度重ねて仁科くんの
飛車の侵入を阻止すると銀取りに打ちながら
馬の遮断を図った仁科くんの56桂を尻目に
最後の総攻撃に打って出ます
2度に渡る55桂打ちで金銀を剥がした後
詰めろ飛車取りとなる37銀が、トドメの
一発に。最後の仁科くんの王手ラッシュに
冷静に対処した相原くんが130手の熱闘を
モノにして見事に初優勝を飾りました
⬆️優勝した相原瑞樹くん
上田から優勝者が出たのは倉沢周作さん以来
20年振りであります。高校選手権では
団体戦に大将としてエントリー。チームは
惜しくも準優勝でしたが彼自身は全勝して
シッカリ役目を果たしました。そして
早くも長野県の高校竜王とは流石です
この大会の翌月には長野支部60周年記念大会
そして岡村奏汰くん壮行将棋大会に出場
この大きな大会で2週連続優勝いたしました
本当に凄いです。この勢いと地力を持って
8月の全国大会でも躍進を期待できそうです
相原くん優勝おめでとうございます
全国大会での御健闘を祈ります
⬆️準優勝の仁科拓人くん
OBの森下泰聖くん酒井悠安くんに続く
快進撃でした。本人は無念でしょうが
選手権に続く準優勝は立派であります
支部対抗戦でも長野支部Cチームの大将の
務めを果たして長野県の頂点に立つ活躍を
見せた仁科くん。ここでは大人交りの
県大会での久々の出場&活躍でした
彼も本月末には全国大会での戦いが四国で
待っています。健闘を祈り活躍を期待
したいと思います
⬆️最後は仲良く記念撮影で閉幕
以上で2025長野県高校竜王戦の回顧録を
終わります。選手の皆様や運営スタッフの
方々の労を労い感謝の念を抱きながら
終筆いたします。
最後まで、お付き合いしてくだされた
当掲示板の閲覧者の皆様
どうも有難うございました
(完)