1214 の忠告も踏まえ、Twitter と GitHub の更新履歴からこれまでの経緯を十分確認した上での投稿となります。
1199 時点では、初動として非公開にされたのは賢明な判断だったと思いますが、現在は LICENSE ファイルの内容はもちろん、格納場所も、派生物がある ExternalData から分離された OriginalData 内とする是正がなされてました。1199 での指摘の結果として ATS プラグインや各種データの著作権とライセンスの適用範囲がこれ以上ないくらい明確になりました。これは間違いなく 1199 での指摘の功績と言えましょう。
ですが、1202 の「mackoy氏のプロプライエタリデータを勝手にCC BY-NC-ND 4.0で公開」は認識誤りが二つあると考えます。
一つ目は、「mackoy氏のプロプライエタリデータ」という認識の誤り。「BVE Trainsim内房線」のデータは「内房線製作チーム」による製作物として https://bvets.net/uchibo/ で公開されていて、mackoy さんは https://bvets.net/jp/download/ から、ご自身に帰属するものとしてではなくチーム開発による製作物のページとみなされる https://bvets.net/uchibo/ を参照する形にとどめています。
二つ目は、「勝手にCC BY-NC-ND 4.0で公開」という認識の誤り。「BVE Trainsim内房線」は https://bvets.net/uchibo/ にて
「内房線製作チーム」による「BVE Trainsim内房線」の配布物を流用・改造し「BVE Trainsim」用のアドオンや素材データを制作する際には、作者に問い合わせを行う必要はありません。各自のご判断にてご活用ください。
とあるのでこれを尊重したいと思います。作者に問い合わせを行うことなく「勝手に」流用・改造することは認められています。今回は「各自のご判断にてご活用」した結果、より厳しい CC BY-NC-ND 4.0 を自らの製作物に適用し、他のデータは CC BY-NC-ND 4.0 の対象ではないものとして README に書いたうえで、利用者にこの README をダウンロード時に読んで同意することを冒頭に求めている点も踏まえると、他者のデータを「CC BY-NC-ND 4.0で公開」しているという主張も無理があります。
これら二つの間違った認識を根拠にこれ以上 Wiki への掲載を妨げ続けるのは問題でしょう。なお、ver.1.00 と ver.1.01 は、作者の意図に反して誤って二つのライセンスを提示してしまったようですが、その状況であっても利用者はライセンスを選択可能で CC0 1.0 Universal を強制されません。
https://creativecommons.jp/faq/#i8
https://creativecommons.jp/faq/#c7
README への同意プロセスの過程でREADMEに明記された対象への CC BY-NC-ND 4.0 適用に同意したうえで初めて使用可能となります。