畳は「イグサ」という草で「畳の表」が作られている
「イグサ」は、昔 何処の湿地帯にも 自生していた自然界の草で、この「イグサ」で
「畳の表」を作っていた
そのため「新品の畳」には「イグサの匂い」がしていて、心地よい生活を送っていた
特に「備後(びんご)のイグサ」で作った「畳表」は、高級品だった
備後とは「現在の広島県の東部(福山)」の昔の地名
この「備後のイグサで作った畳表」を、室町時代、天下人になった「織田信長」が
安土桃山城を築城する際、備後のイグサで作った畳を用いている
見出し・・信長の安土城天守や宮中でも重用 最高級畳表「備後表」の歴史たどる 広島県立歴史博物館で企画展
福山市など広島県東部の伝統産品「備後表」にスポットを当てた企画展が、広島県立歴史博物館(同市西町)で開かれている。
資料約50点を集め、織田信長が安土城天守に用い、宮中や江戸幕府の指定銘柄として重用された最高級畳表の歴史をたどっている。
室町時代の文献には「備後筵(むしろ)」の表記が登場。寺の祭事用に購入された記録があり、格式高い場で使われていたことがうかがえる。
江戸時代には福山藩が特産品として備後表を奨励。材料のイグサは現在の福山市沼隈町産とし、藩の役人による品質検査を経るなど厳格なルールが確認できる資料もある。イグサ栽培から製品の出荷までの流れを一覧できる絵巻は、幕府御用達の畳師が現地視察して描いた。
ほかにも、備後発祥の製法で美しい艶を特長とする「手織中継(なかつぎ)表」の見本や織機を展示。文化庁の選定保存技術「手織中継表」保持者の来山淳平さん=同市=やイグサ農家を紹介するコーナーもある。
時代とともに備後表の需要は減り、イグサ生産も激減している。尾崎光伸学芸員は「全国に名をはせた伝統産業をどう受け継いでいくか。関心を持つきっかけになってほしい」と話している。