米国の性カルト集団
これは男だけの問題ではなく「女性の性的要求不満」があり、性的に狂信的なカルト集団が出来上がった
日本でも 吾輩が生まれる前の昭和初期に 性カルト教団があった
見出し・・《女性を“体の関係”で支配》「股関節に焼印を入れた」元メンバーが明かした“性カルト”自己啓発セミナー「NXIVM(ネクセウム)」の実態…女優や政治関係者も参加
性的カルト集団「NXIVM」への参加を告発されている女優のアリソン・マック、カルト創設者の娘であるナンシー・サルツマ
1998年にアメリカで設立され、累計1万6000人の会員数を誇った大規模な自己啓発セミナー「NXIVM(ネクセウム)」。その"裏の顔"は、女性を"奴隷化"し、性行為の強要や人身売買を行う「セックスカルト」(NEW YORK POSTより)だった──。
【写真を見る】団体の中核メンバーだった女優・アリソン・マック(43)、団体創設者の娘、記者の質問に答えた団体創設者の元恋人
事件が報じられたのは2017年。その後の裁判で、悲惨な実態が次々明らかとなり、同団体の創設者キース・ラニエ受刑者(65)を含む複数の中核メンバーに有罪が言い渡されたが、今もなお被害女性らは深い心の傷を負っている。
今年4月12日(現地時間、以下同)、元「NXIVM」メンバーで告発者のサラ・エドモンドソン(48)とその夫、アンソニー・ニッピー・エイムズが、YouTube&ポッドキャスト番組「カルト・サバイバー」に出演。同団体の実態を明かし、自分たちの告発が次世代の人々を守ることに繋がると訴えた。
「『NXIVM』は、キース受刑者とナンシー・サルツマン(71)によって設立された自己啓発系の団体でした。『ESP』という有料セミナーで会員を集め、なかには芸能関係者や実業家、政治関係者らも参加していたということです。主に、女性の自己実現やエンパワーメントを掲げていたことから、多くの女性会員を抱えていました。
元メンバーや関係者の証言によると、キース受刑者にはカリスマ性があり、"ラポール(『相互信頼が成り立った状態』を指す心理学用語)"の構築に圧倒的なまでに長けていたようだ。キース受刑者と深い関係になりたいと願う崇拝者は多く、その心理を巧みに利用し、団体内に『DOS』という名称の"セックスカルト"を組織したそうです」(大手紙国際部記者)
中核メンバーにはDC女優も
「DOS」とは、ラテン語で「主人に従う女性たちの会」を意味する。メンバーはキース受刑者以外の全員が女性であり、選抜制で女性受講者を引き入れ、"性奴隷"ともいえる関係を結んでいた。「DOS」に所属していた女性の数は「100人前後」にのぼったという。
団体の中核メンバーには、DCコミック原作のドラマ『ヤング・スーパーマン』などで知られる女優アリソン・マック(43)や、共同創設者ナンシーの娘、ローレン・サルツマン(48)などが含まれていた。彼女らは「DOS」設立前の一時期、キース受刑者と肉体関係を結んでおり、「DOS」の運営にも深く関わっていたとされる。後にアリソンは懲役3年の有罪判決、ローレンは保護観察5年の処分を言い渡されている。
「告発者・サラの証言によると、『DOS』の目的はキース受刑者による女性たちの"支配"でした。参加者の女性たちには500キロカロリーの食事制限が課され、股関節付近には"儀式"と称して彼のイニシャルを表す焼印が押された。その上で性的暴行を行なっていたようだ」(同前)
米テレビ局「HBO」で放送されたドキュメンタリー番組『The VOW』では、その卑劣な手口が明らかになっている。
その後、『最初のミッションは私(キース)を誘惑すること』などと言い、裸の写真を送るよう指示。その際、自らの弱さに向き合うことが成功への道だ、などと言葉巧みに誘導していたようです。もし断ろうとした場合は『"担保"の手紙を両親に送る』との脅迫もあった。そして次なるミッションとして『対面』を持ちかけ、部屋に呼び出した女性に性的暴行を加えたということです」(同前)
同番組内において、共同創始者のナンシーは、「単なる性犯罪というより"権力による虐待"だった。彼の手法は、体の関係を用いて女性たちを支配することだった」と発言。また、裁判で被害女性らは「拒否できるような空気ではなかった」「キースとのセックスは"使命"だと感じていた」などと証言していた。
2020年、キース受刑者には、女性の性的人身売買や児童性的搾取などの罪で、懲役120年の判決が下された。「女性の自己実現」を掲げながら、その裏で女性たちの尊厳を踏みにじっていたキース受刑者は、獄中でいま何を思っているのか──。