イ・バンウオン
歴史は フイクションの小説・映画より、遥かに面白い
これは朝鮮の歴史物で 朝鮮半島が「高麗時代」から「李氏朝鮮」が誕生する過渡期の歴史で、李氏朝鮮を築いたイ・ソンゲ(李成佳)の5男の名前が イ・バンウオンで
このイ・ソンゲの5男だったイ・バンウオンが 実質的に 李氏朝鮮を築いた立役者
何処の国も 歴史は複雑 この歴史経緯は 蒙古族の4代目のモンケ・ハンが ユーラシア大陸に蒙古族の「モンゴル帝国」を築くため
弟の「フビライ」に、ユーラシア大陸の「東部一帯」を征服するよう命じる
この時代 中国は「漢族の宋王朝時代」で、蒙古族のフビライが 漢族の宋王朝を征服 中国に蒙古族の「元王朝」を築き、地続きの 朝鮮半島も征服
この時代 朝鮮半島は「高麗時代」で「蒙古族・元王朝の皇帝フビライ」は蒙古族が 朝鮮半島を「支配」するため、高麗王に 次のように宣言する
「高麗王の「跡継ぎ」は「蒙古族の血筋」を引いた者にしか王位継承を認めない」
そのため蒙古族のフビライは「蒙古族の娘」を高麗王の「王妃」にする
当然 高麗王と「蒙古族の王妃」の間にできた男児は「蒙古族の血筋を引いた男児」で高麗王の「跡継ぎ」に成れる
これは日本の「豊臣秀吉」も同じで 後継ぎがいないので 側室の淀君と 家臣の大野治長の間に男児を作らせ 後継ぎにしたのが「豊臣秀頼」
この「豊臣秀頼」は 豊臣秀吉の血筋を引いておらず 淀君と大野治長の子供で 徳川家康は豊臣秀頼は 正統な後継ぎでなない として 関ケ原の戦い
大阪城に居住していた豊臣秀頼と その母親・淀君を 大阪夏の陣で滅ぼし 豊臣家は「滅亡」
朝鮮も同じで 高麗王と蒙古族の王妃との間に誕生した男児は 蒙古族の血筋を引いているので 高麗王の後継ぎになれる
しかし 高麗王と「蒙古族の王妃」には「子供が出来なかった」
これでは高麗は滅亡するので 蒙古族の王妃は 後継ぎを作るため 僧侶シンドンとの間に 男児を設ける
この男児は 蒙古族の血筋を引いているので 高麗王は高麗を維持するため 蒙古族の王妃と シンドンの間にできた男児を 後継ぎにする
ところが「前の高麗王」に忠誠を誓っていた イ・ソンゲ(李成佳)が 今の高麗王は 前の高麗王の血筋を引いていない 正統な高麗王ではないとして 高麗王を倒す
ここで イ・ソンゲの5男「イ・バンウオン」は 新たな国造りを掲げた儒学者 チョン・ドジョンに賛同
イ・バンウオンと 儒学者チョン・ドジョンが 新たな国造りを目指し 儒学者のチョン・モンジュを 新たな国造りの仲間に加えよとする
しかし チョン・モンジュは 高麗王に忠誠を誓い イ・バンウオンの誘いを 拒否する
この時 チョン・モンジュが イ・バンウオンの新たな国造りを拒否した返事が「丹心歌」
『我が身、百たび死のうとも 骨が 塵 芥になろうとも 君(高麗王)に捧げし 一片の丹心 いかでか移ろわん」
丹心とは 真心の事
つまり チョン・モンジュは 高麗王に忠誠を誓い 新たな国造りに反対
そのため イ・ソンゲの5男イ・バンウオンは チョン・モンジュをコロしてしまう
こうして イ・バンウオンと儒学者チョン・ドジョンが「新たな国造り」
他方 イ・バンウオンの父親イ・ソンゲは 現在の高麗王は 前の国王の正統な血筋を引いていない 不当な高麗王として打倒
この当時 中国は「漢族の朱元璋」が 蒙古族の「元王朝」を滅ぼし 中国は 漢族の「明王朝」で
イ・ソンゲは 蒙古族血筋を引いた高麗王を倒したので 蒙古族の元王朝を倒した「漢族の明王朝の皇帝」は イ・ソンゲを 大歓迎
イ・ソンゲに「朝鮮」の国号を授け 朝鮮半島は 高麗から「李氏朝鮮」になる
ここから 李氏朝鮮は 明王朝の皇帝による「冊封体制」に置かれ 明王朝に「服属する」
こうして李氏朝鮮から 国教は 仏教から「儒教が国教になる」
歴史は何処の国も フイクションの小説より面白い