核心が理解できずピンボケ解説識者
なぜ日本タンカーがホルムズ海峡通過できたのか
見出し・・・【解説】事実上封鎖のホルムズ海峡、なぜ相次ぎ通過?イラン側の思惑は
イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡ですが、6日、新たに3隻目の日本関係の船が通過したことが分かりました。中東調査会・研究主幹の斎藤正道さんと解説します。
【図解】原油高騰…ガソリン以外の製品も値上がりへ 家計への負担は?【#みんなのギモン】
■日本関係の船3隻、海峡通過の要因は…
ペルシャ湾には先週3日の午前7時まで、日本関係の船舶が45隻停泊していましたが、6日までにそのうちの3隻がホルムズ海峡を通過し、危険な水域を脱出しました。
ペルシャ湾内に残っている日本関係の船は、残り42隻です。
脱出した3隻は、全て日本の商船三井が関係する船です。
1隻目が、オマーンの企業と共同保有しているパナマ船籍の船。
2隻目は、インドの関連会社が保有する船でインド船籍。
そして6日に通過が明かされた3隻目も、インドの関連会社が保有しているインド船籍の船です。
それぞれどういった船で、どこに向かっていたのでしょうか。
1隻目は、LNG=液化天然ガスを運ぶ船で、行き先は分かっていません。
一方、2隻目・3隻目は、LPG=液化石油ガスを運ぶ船で、インドに向けて航行しています。
こうした船に加えて、ヨーロッパの船舶として初めてフランスのコンテナ船も今月、ホルムズ海峡を通過しています。
この3隻、それぞれ船籍や行き先などはさまざまですが、イラン側はどのようにみているのでしょうか。
斎藤正道 元在イラン日本大使館勤務 中東調査会研究主幹 「イランとしても、通航した船が日本関連であるということは把握していたと思います。またイランにとって、オマーンやインドといった国々は友好国で、インドとは経済的な関係も深く、今後戦争が終わった後、インドとの関係を非常に重視する形になるかと思いますので、オマーンおよびインド関連の船舶に関しては、通航を認める、妨害をしなかったのではないか」
──イランは日本を敵対国として見ていないということで良いのでしょうか?
斎藤正道さん 「イランは1979年の革命前後から、日本とは伝統的に友好的な関係を維持してきました。2010年ごろからは、イランは核問題で国連安保理制裁を科され、それを機に日本はイランからの原油輸入を減らしてきましたが、それまでは日本が輸入する原油の8%から14%位を、イランから輸入してきたという実績があります。サウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦に次いで、イランから3番目から4番目に多くの原油を輸入してきたということもあり、イランと日本は非常に関係が深いというのは指摘できるかと思います」
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イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡ですが、6日、新たに3隻目の日本関係の船が通過したことが分かりました。中東調査会・研究主幹の斎藤正道さんと解説します。
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■日本関係の船3隻、海峡通過の要因は…
ペルシャ湾には先週3日の午前7時まで、日本関係の船舶が45隻停泊していましたが、6日までにそのうちの3隻がホルムズ海峡を通過し、危険な水域を脱出しました。
ペルシャ湾内に残っている日本関係の船は、残り42隻です。
脱出した3隻は、全て日本の商船三井が関係する船です。
1隻目が、オマーンの企業と共同保有しているパナマ船籍の船。
2隻目は、インドの関連会社が保有する船でインド船籍。
そして6日に通過が明かされた3隻目も、インドの関連会社が保有しているインド船籍の船です。
それぞれどういった船で、どこに向かっていたのでしょうか。
1隻目は、LNG=液化天然ガスを運ぶ船で、行き先は分かっていません。
一方、2隻目・3隻目は、LPG=液化石油ガスを運ぶ船で、インドに向けて航行しています。
こうした船に加えて、ヨーロッパの船舶として初めてフランスのコンテナ船も今月、ホルムズ海峡を通過しています。
この3隻、それぞれ船籍や行き先などはさまざまですが、イラン側はどのようにみているのでしょうか。
斎藤正道 元在イラン日本大使館勤務 中東調査会研究主幹
「イランとしても、通航した船が日本関連であるということは把握していたと思います。またイランにとって、オマーンやインドといった国々は友好国で、インドとは経済的な関係も深く、今後戦争が終わった後、インドとの関係を非常に重視する形になるかと思いますので、オマーンおよびインド関連の船舶に関しては、通航を認める、妨害をしなかったのではないか」
──イランは日本を敵対国として見ていないということで良いのでしょうか?
斎藤正道さん
「イランは1979年の革命前後から、日本とは伝統的に友好的な関係を維持してきました。2010年ごろからは、イランは核問題で国連安保理制裁を科され、それを機に日本はイランからの原油輸入を減らしてきましたが、それまでは日本が輸入する原油の8%から14%位を、イランから輸入してきたという実績があります。サウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦に次いで、イランから3番目から4番目に多くの原油を輸入してきたということもあり、イランと日本は非常に関係が深いというのは指摘できるかと思います」