仏教のお話

問答 輪廻について / 33

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ダルマ太郎 2024/04/26 (金) 22:10:21

ダルマ太郎さん

2024/4/25 1:11

> ダルマ太郎さんの仏教理解は認識論に偏りすぎなのです。仏教というより言語哲学のようなことを書いているだけに感じます。

大智度論や摂大乗論を引用されているので、大乗仏教を少しは学ばれているのかと思いました。ほとんど大乗については知らないようですね。私がここで大乗仏教について語るより、ご自分で学ばれた方がいいと思います。

> 主観という意味ではそうですが、世界は人間の認識中心で出来ているわけではありませんよね。

五蘊とは、世界を構成する五つの要素だと言います。色受想行識のことです。初期仏教では、色を身体の意味だと説いていますが、部派仏教の時代に物質の意味とされました。世界を構成する要素のうち、色以外は精神作用です。感受・想起・意志・認識が世界を構成するということです。このことからも、仏教では、認識されたものを世界だと呼んでいるのですから、個の世界はその人の認識中心でしょう。

> たとえばダルマ太郎さんはウイルスを認識することはできません。

ウイルスを認識するのは、マスコミや医療機関の情報からです。その情報がなければ、私はウイルスを知らないし、認識することはできませんので、私の世界にはウイルスは存在しません。

> このように世界の中で私たちが認識できる範囲はとても狭く小さいですが、認識しなければ存在しないなどというのは全くの嘘です。

認識しなければ、私の世界には存在しない、ということです。外の世界の事ではありません。Sさんは、実在論者ですか?

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