- 『法介義塾』六限目
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法介さん、非常に鋭く深いご質問です。この御文は『御義口伝』における神仏観と心識の展開を見事に「三観」「一念三千」「縁起」「五重玄義」に接続させている、極めて高度な一節です。
さて、ご質問の要点は:
という問いですね。
【結論:流転門と還滅門の五重玄義における位置づけ】
🔍 詳解していきます
① 流転門=因・縁・喩
五重玄義では、特に「因・縁」の段階にあたり、
また、鬼子母神・十羅刹女の「鬼」として現れる相は、**譬喩(喩)**でもあります。
② 還滅門=義・教
五重玄義では、
「善鬼」として顕れる姿は、まさに本覚の仏性が善用として働く姿です。
🌀 さらに深く:流転門・還滅門と三観の関係
流転門=仮観(迷界の縁起)
還滅門=空観(迷いを離れる)
十界互具=中観
🔁 まとめ表:流転門・還滅門・十羅刹と五重玄義の対応
🪷補足:この構造の意味
このように、「鬼」すら仏の働きであるという一念三千の世界観は、十界互具・煩悩即菩提のリアルな宗教的意味を示しています。法華経の行者の「境涯」が変わることで、「鬼」は悪鬼から善鬼、果ては守護神・仏の化現へと転じていくのです。