PCOTを更新しました。v1.8.4
更新項目を以下に列挙します。
- GeminiのOCRを実行した際、メイン画面のタイトルバーのGeminiのモデル名がおかしかったのを修正
- クリップボード監視機能のメニューに「OCRを経由」オプションを追加
- クリップボード監視画面で翻訳時にフォーカスを奪わないように修正
- GeminiAI解説画面に「自動解説」オプションを追加
- GeminiAI解説画面のAI出力で強調表示(太字)で表示できるように修正
- GeminiAI解説画面の画像の右クリックメニューを作成する際に画像メモが存在しない場合にエラーになる不具合を修正
今回の更新の目玉をご紹介
【クリップボード監視機能】
OCRを経由:
このメニューをONにすると、フリー選択や固定翻訳でOCRを経由して翻訳を行った際に、OCRで抽出したテキストが誤読だらけでも画像を参照して、ある程度正確に翻訳してくれます(Gemini限定)
このオプションはGeminiにOCRと翻訳を両方担わせると訳文表示までにかなり時間がかかるため、既存のOCR(特にWindows10 OCR)を利用し、OCR分だけでも速度向上 & Gemini使用回数を節約するというものです。
フォーカスを奪わない:
以前のPCOTではクリップボード監視で翻訳が実行された場合、強制的にアクティブ表示されていましたが、フォーカスを奪わないように修正しました。
【GeminiAI解説】
自動解説:
このオプションをONにすると、画像が切り替わった際に自動的に解説が始まります。
この状態で画像の切り貼りだとかあれこれ作業したりすると、色々誤爆する可能性があるので注意してください。
強調表示:
GeminiAI解説で出力される回答文には「*」の文字が多用されているのに気づき、「**」で囲まれた文字はマークダウン記法に則って太字で表示するようにしました。
これでかなり回答の可読性が向上したと思います。
私信:
>> 752
BW様
前のやり取りで書いた通り、OCRを経由メニューを追加しましたのでお知らせします。
ただ、万能というわけではなく、場合によって訳文に変な文字が混ざったりすることがあるので、その辺はご寛恕願います。
>> 754
nekoCatch様
無理だと断じておいてなんですが、ご要望の通り「前面表示するがフォーカスは奪わない」という修正を施してみました。
注意点として、クリップボード監視の画面をESCで非表示にしたり、最小化したりすると、依然としてフォーカスが奪われてしまうようです。
逆に上記の状況以外ではご要望の通りフォーカスを奪わず前面表示されるようになっていますので、使いやすくなったかと思います。
「OCRを経由」の追加ありがとうございます!色々試したところ
翻訳にかかる時間は半減するのに精度はそれほど落ちないという
素晴らしい機能ですね
Gemini OCRだと読込2秒+翻訳2秒で大体4秒ほどだったのが
Win OCR+OCR経由だと読込瞬時+翻訳2秒でかなり早いです
訳の質もフルGeminiが10だとすると8-9くらいあるように感じます
明らかに見づらい特殊フォントだと全く認識しなかったり
勿論全部Geminiにしたほうが自然なこなれた日本語になりますが
ちょっと待ち時間長いなと感じるならクリップボード監視+Win OCR+OCR経由は
早くて普通に読める訳というバランスのとれたいいモードだと思いました
クリップ画像直読みだけでもここまで翻訳してくれるなら
うちはもうこれで十分なのでOCRを経由で愛用させていだたきます
お手数おかけいたしました。非常に便利な機能をどうもありがとうございます
喜んでいただけたようで何よりです!
想定通りに動作したようで安心しました。
今後も是非便利に使って頂けると嬉しいです!