☆1.山口さんの作品は前回ふくめ、基本「お題」とペアがある(いる)うえで読んでいますが、
「今は遣われていない言葉を生かす」が、ぼくの個人的な受け取り方としては「今は遣われていない言葉を使う」にとどまっているかなあ、と。
前回はしきちゃんが「わたしはわたし、あなたはあなた」ってかんじで捌いてて、
今回はみっしゃん(はった)がお母さん的にくるんでくれたところもあるようにおもいます。
まず、「なぜ今は遣われていない言葉を用いる意味や必然性があるのか」が見えてこない。
つぎに、その「今は遣われていない言葉を羅列しただけじゃない?」というかんじはあります(きつく感じたら申し訳ない)。
ご本人にそのつもりはないかもしれないけど、ぺダンチックに過ぎるというか、
「わたしはこんなにみんなの知らない言葉を知ってますよ」と聞こえちゃうところが、ぼくにはありました。
(ぼくはけっこう知ってるので「わーすごい」とかおもわない)
さておき、これだけ連打されるともうおなかいっぱいというか、
「今は遣われていない言葉を披露するため」の言葉の連なり、に見えます。
それで詩行、詩連としての強度があるならいいんだけど、
詩的表現への意識はあんまり感じられないので、ちょっともったいないなあ、と。
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