課題1: 「社会への適応」というのは、この章の一つの障害観だと思います。よって、この観点から取り上げるべき障害群を考察することはとてもよいことでしょう。この観点で注目すべきは、適応が要請される社会(環境)のあり方を含めて適応を考えるということです。教科書に載っていない障害群が「「発達の偏りと多様性」について語る上で無視できない」のであれば、おそらくこれが理由になるかと思います。なぜこれらの障害群について触れる必要があるかを主張するのであれば、ここまで論点を明確にしたほうがよいと思いました。
課題2: 本質的なのは「文書作成サポート」「書字サポート」の整備で、それが実現しやすいのは「遠隔授業・テレワーク」だという論理ですね。それらのサポートを受けていることが、遠隔だとわかりにくいという意味でしょうか。遠隔によって、いろいろな可能性が開けているような感覚を覚えます。その一方で、新たな問題が懐胎されている気もします。後者についても今後は考えていかないといけないですね。
課題3: 健常者同士であっても得意不得意で棲み分けがなされているので、障害者も含めて棲み分けが起こるのはなんら問題はないですね。「自身の強みを活かせる環境に身を置くことで不利益を低減」するように、棲み分ければいい。障害者、健常者という枠に関係なく。
「補足」部分についても興味深く読ませてもらいました。「障害」と言われるのは、その特性によってまだ「不利」「不利益」が露見するからです。それらを希薄にするサポートの方法、および価値観を考えていきたいですね。
14点差し上げます。
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